アメリカの自治連邦区プエルトリコ、自然に囲まれた人気カリブ海バケーションスポットまで冒険の旅に出よう!

プエルトリコってどんなところ?

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日本から遠く離れたラテンアメリカ。プエルトリコはカリブ海にある島で、周辺にはドミニカ共和国やヴァージン諸島があります。日本ではプエルトリコと表記されますが、実際には、スペイン語でPuerto は港、Ricoは豊かなという2つの単語が組み合わさっています。正式名は、Estado Libre Asociado de Puerto Rico(英語:Commonwealth of Puerto Rico)。国ではなく、アメリカの自治連邦区となっています。

どっちがプエルトリコの旗?

アメリカ自治連邦区になっていますが、旗はあります。下記の二つの旗、みなさんはどちらがプエルトリコの旗か分かりますか?

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答えは①がプエルトリコの旗で、②はキューバの国旗です。パッと見たとき、とても似ていますよね?筆者も間違えてしまいましたが、どうしてこんなに似た国旗なのか不思議に思ったり⁉そこで調べてみました。 プエルトリコの旗ができたのは、1895年12月22日。ちょうどキューバとともにスペインからの独立運動をしていた時期だったため、キューバの国旗と同じデザインであるものの、色違いにしたと言われています。 ちなみに当時、旗のそれぞれの色に意味が含まれていました。 赤色のストライプ:戦争や戦いなどで流れた血 白色のストライプ:独立後の勝利や平和 青色のトライアングル:美しい空や海 白色のスター:美しい私達の島 *参考リンク(英語):https://www.crwflags.com/fotw/flags/pr.html 元々、長い間スペイン領土でしたが、その後アメリカ領土の一部となったため、現在使われ散る通貨はアメリカドル。公用語は主にスペイン語で、場所によって英語も話されています。スペインの影響を受けながら、政治的にはアメリカの管轄下にあるなんて、何だか複雑ですね。

人気観光スポットは?

そんなプエルトリコですが、アメリカ人の間ではリゾート地として大変人気です!そこで、今回プエルトリコへ行ったら、みなさんにぜひ訪れて欲しいスポットを3ヶ所選んでみました!

① エルモロ要塞(El Morro)&ビエホ・サン・フアン(Viejo San Juan)

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サンフェリペ・エル・モロ要塞、略してエルモロ要塞は、プエルトリコの首都であるサン・フアン(San Juan)の北西部にあります。16世紀頃、スペイン人達が外部からの攻撃を守るために建てられたもので、ユネスコの世界遺産にも登録されています。また、このエリアはビエホ・サン・フアン(Viejo San Juan)と呼ばれる歴史的地区で、サン・クリストバル砦(Castillo San Cristóbal)やラ・フォルタレサ(La Fortaleza)、サン・フアン大聖堂(Catedral de San Juan Bautista)などがあります。

②エルユンケ国立森林公園(El Yunque National Rainforest)

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プエルリコ北東部の大半を占めると言われている自然公園。ハイキングやバードウォッチングなど自然環境が好きな人にはピッタリな場所です。エコツアーも開催されていて、このエリアに生息する動物や植物達について色々学ぶことができます。

③アレシボ天文台(Arecibo Observatory)

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1960年代、コーネル大学の教授だったウィリアム・ゴードンによって建てられた電波望遠鏡で、当時世界最大級だと言われていました。ここから地球外知的生命体探査や新しい惑星の発見などがされているなど、サイエンス分野においてとても重要な役割を担った場所です。 様々な魅力と不思議がつまった場所、プエルトリコ。世界で一番うまいラム酒が飲める場所としても知られています。マイアミからは飛行機やクルーズ船がたくさん出ているので、みなさんも一度訪れてみませんか?