アメリカで風邪をひいたり頭痛が止まらなくなったらどうする?いざという時のために知っておきたい、スーパーでも買える定番のお薬とは?

薬はどこで買うの?

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処方箋なしで手に入る薬(OTC:Over The Counter Medicine)はスーパーやコンビニ、ドラッグストアなど、アメリカではどこでも簡単に手に入ります。スーパーには店内の一角にPharmacy(ファーマシー:薬局)があり、その周辺のエリアで薬が売られています。日本では「薬局」はDrugstoreと訳されることが多いですが、アメリカでは薬局はPharmacyと言います。Pharmacyには薬剤師もいることから、処方箋がいらない薬と処方箋がいる薬の両方が手に入ります。薬に関する専門家がいるので、質問等があればカウンターで気軽に聞くことができます。

Pharmacyが入っているスーパーやコンビニエンスストア等

Walmart https://www.walmart.com Walgreens https://www.walgreens.com Publix http://www.publix.com CVS https://www.cvs.com

アメリカの市販薬

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薬はとてもデリケートなものなので、ここでは一般的な市販薬を紹介します。人によってアレルギー症状や副作用が出たりすることがあるので、必ず服用前に薬剤師や医療スタッフに確認してください。

Tylenol(タイレノール)

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アセトアミノフェンが主成分の解熱鎮痛剤です。非常に一般的な薬で、風邪とインフルエンザ用、夜用、子供用など様々な種類があります。アメリカのタイレノールには、日本で販売されるものよりも2倍以上のアセトアミノフェンが含まれています。

DayQuil (デイクィル)&Nyquil (ナイクィル)

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日本では、薬用のど飴のブランドとして知られるVICKSの風邪薬です。咳や鼻水といった症状の時に効く薬で、日中用と夜用のわかれています。それぞれ薬の成分が少し違うため、夜用は服用後に眠気を伴います。

Advil (アドビル)

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イブプロフェンが主成分の解熱鎮痛薬です。体質などを考えて、タイレノールと使い分けをしてみてください。

Claritin(クラリチン)

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日本の薬局でも売っているところがあると思いますが、アメリカでも手に入ります。風邪薬というより、鼻炎や花粉症といった鼻の症状に効く薬です。

お腹の調子が悪い時は?

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熱はないけどれお腹の調子が悪い時には、Pepto-Bismol(ぺプト・ビズモル)。一見薬なの?と思うような派手なピンク色をしていますが、アメリカでは歴史のある薬です。シロップと錠剤の2タイプがあり、フレーバーもオリジナルとチェリー味があります。オリジナルフレーバーの味に抵抗がある人は、チェリーフレーバーの方を試してみましょう。 健康に心がけていても、体調不良は予測不可能ですよね。アメリカの医療費は、日本と比べものにならないほど高額で、毎回風邪をひく度に病院へ行くことはかなり大変だと思います。今は大丈夫でも、いざという時のために薬は常時しておくべきです。でも、本当に調子が悪くなってしまった時は、我慢せずに医者に診てもらいましょう!