アメリカ人の心を豊かにするベッドサイドのBGM!英語レッスンにも最適、日本人ママも子育て中に歌ってあげたい定番子守歌7選!

「ねんねんころりよ、おころりよ」日本古来の子守歌は、まるで怪しげな呪文のようにベビーたちを眠りへと誘います。ちょっと古めかしくて、現代では馴染みがない人も少なくありません。一方、アメリカで親しまれる子守歌は、しっかり歴史がありながら、幅広い世代で聞き覚えのあるものばかり!今回は、大人も癒される魔法の音楽、アメリカで受け継がれる子守歌をご紹介します。

 

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Rock a bye baby(ロッカ・バイ・ベイビー)

イギリス定番の子守歌は、アメリカのベビーたちにも「すやすやタイム」をもたらしてくれます。本来はマザーグース由来の子守歌ということもあり、枝が折れて赤ちゃんが落っこちるという縁起でもない歌詞でした。しかし、今では現代風にアレンジされて、すべてママが解決してくれるという心穏やかな締めくくりになっています。

Hush, Little Baby(ハッシュ・リトル・ベイビー)

アメリカ南部が発祥と言われていますが、作詞・作曲者などは不明です。「リトル・ベビー、静かにしてくれたらママが今度ダイヤの指輪を買ってあげるわ」など、色々滑稽なプレゼントの約束事をしながらベビーを寝かせつける子守歌です。

When you wish upon a star(ウェン・ユー・ウィッシュ・アポン・ア・スター/星に願いを) 

ディズニーの名作、「ピノキオ」の劇中で歌われる曲です。1940年に発表されて以来、現代においても色あせることなく人々に癒しを与えてくれます。原曲であるクリフ・エドワーズ(ジミニー・クリケット役を担当したのもこの人!)の歌声は、何ともムーディでロマンチック。彼を超えることはできなくとも、When you wish upon a starのメロディがあればベビーを夢の中へと誘えることでしょう。

Over the rainbow(オーバー・ザ・レインボー/虹の彼方に)

こちらも物語の劇中歌、1939年に公開された「オズの魔法使い」から誕生した曲です。20世紀の名曲に相応しいナンバーであり、大物アーティストがこぞってカヴァー作品を世に送り続けています。耳にするだけで心が落ち着き、不思議と慰められるような温もりを感じることでしょう。口ずさむほうもリラックスできる、癒しのメロディに包まれてみてください。

You are my sunshine(ユー・アー・マイ・サンシャイン)

大切な人を想う歌には変わりないのですが、ちょっぴり意味ありげな歌詞に切なさを覚えるかもしれません。出だしやサビの部分の印象が強く、ハッピーな歌と勘違いされやすいですが、実は別れを暗示させる歌でもあります。ただ、子どもが成長して手を離れることにも通じる内容なので、子守歌としての選曲は正解なのかも?

Twinkle Twinkle Little Star(トゥインクル・トゥインクル・リトル・スター/きらきら星) 

星が夜空に輝くころ、ベビーたちがすんなりと眠りについくれたらどんなに嬉しいことでしょうか。寝不足が続くと、瞬く星に「あなたは何者なの?」と問いたくなるかもしれません。アメリカや日本では、お星様が登場する子守歌ソングとして親しまれています。

しかし、誕生したのはフランス、さらに原曲は思春期が大人の階段を上るような歌詞であることは眠れるベビーたちに内緒です。

Brahams lullaby(ブラームス・ララバイ/ブラームスの子守歌)

こちらも世界中の定番、ドイツの偉大な作曲家ブラームスによる正真正銘の子守歌です。もちろんアメリカにおいても、ベビーたちの子守歌として欠かません。きちんと英語の歌詞(日本版もあり)がつけられているため、しっかりと歌うこともできます。ただし、歌詞に関してはうろ覚えという人も多いので、何となくハミングで誤魔化してしまいましょう。

アメリカの子守歌は、心を解きほぐしてくれるようなメロディにあふれています。また、アメリカ国民が親しむ物語の劇中歌が多用されているのは、日常生活にとけこむような安心感が眠りを誘うからなのかもしれません。ベビーたちだけでなく大人もリラックスできる子守歌、ときにはプレイヤーやスマホに頼らず、寝かしつける際に口ずさんであげてください。きっと、その優しい歌声は大きくなってもベビーたちの記憶に残り、ママの英語力も知らず知らずのうちにアップしていることでしょう。

 

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