アメリカ留学するならぜひ知っておこう!ビザスポンサーにも繋がる学生就労制度、OPTやCPTの基礎知識を先取り予習!

OPTってどんな制度なの?

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OPTは、Optional Practical Trainingの略で、通常、留学生が大学を卒業後アメリカで1年間合法的に就労することができる制度です。留学生にとって、長い学生生活で色々学んだことを実際に仕事でいかすことができるため、ぜひ利用しておきたい制度です。

誰でも利用できるの?

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このOPTですが、留学生だったらみんな利用できる制度という訳ではありません。OPTは、基本的に一部の専門学校、また、短大や大学で1年以上学んだ人、学位などを取得した人が利用できます。また、就労するにあたり、自分が勉強した分野と関係のある仕事でなければいけません。

OPTの種類

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① Pre-Completion(卒業前):フルタイムの学生として1年以上学校に在籍した人で、学期中は週20時間、休暇や休日の間にはフルタイムで就労できます。 ② Post-Completion(卒業後):フルタイムの学生で学位を取得した後に、週20時間、あるいはフルタイムで就労できます。もし、① Pre-CompletionのOPTを利用した後にPost-Completion OPTを利用する場合は、以前就労した時間分が差し引かれます。長くアメリカに滞在したい学生は、Preは利用せずにPostを最大限活用するのが良いでしょう。

STEM分野の学位なら延長可能!?

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STEMとは、Science、Technology、 Engineering、Mathematicsの略語で、この分野の学位を取得した人に限り、2年間にOPTを延長することができます。ただし、学位の細かいエリアはアメリカの移民局のリストに記載されている分野であることが条件、また、助成金を受けとった人などが該当します。 詳しくは、こちらをどうぞ(英語)→https://www.uscis.gov/opt

実はOPTとは別に、CPTもある!

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似たような名前ですが、CPT (シー・ピー・ティー)という制度もあります。これは、Curricular Practical Trainingの略で、CPTはフルタイムの学生として1年以上学校に在籍した人で、学期中は週20時間の就労まで、休暇や休日の間には20時間以上就労できます。また、仕事は自分の取得しようとしている学位と関係していることが条件です。 Pre-Completion OPTとほとんど変わりませんが、何が違うのかというと、CPTは雇用先から許可を貰ってからCPTを申請するのに対して、OPTは申請して許可が降りてから就労先を見つけます。 詳しくはこちらをどうぞ(英語)→https://www.uscis.gov/i-9-central/complete-correct-form-i-9/complete-section-1-employee-information-and-attestation/foreign-academic-students#nonimmigrant%20status

OPTは経験しておくべき!

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慣れない留学生活の中で、勉強と仕事を両立していくことはとても大変です。もし、学生中に仕事をする余裕が無い人は焦らずに、学位を取得した後にぜひOPTで就労経験を積むことをおすすめします。特に、今後もアメリカで生活したいと思っている人であれば、なおさらだと思います。 OPT中に頑張って働くと、OPT期間が終わった後にも雇用先がビザスポンサーになってくれることがありますし、そして何より自分の履歴書にその職歴を書くことができます。また、「自分はアメリカの学校の学位を取得して、アメリカで仕事経験を持った!」という自信がつくでしょう。 今回は、アメリカで合法で働ける、OPTについて紹介してみました。多くの日系企業が常にOPT期間中の人材を探しており、ビザスポンサーになってくれることも多いです。現在アメリカの学校に留学中の人や、これから留学される予定のある人は、ぜひ参考にしてみてください。