アメリカの定番「おろし器」では大根おろしは作れない!?アメリカと日本の食文化の違いがうかがえるGrater(グレーター)事情とは?

アメリカで大根おろしが恋しくなったら、まずは「おろし器」を調達しましょう。日本で「おろし器」といえば大根おろしが定番ですが、アメリカの定番はそうではありません。おろすというより、削るのに適した「おろし器」がアメリカでは普及しています。今回は、大根おろしを作るには無謀!?アメリカのGrater(グレーター)事情を紹介します。

アメリカで普及するGraterは、「すり」おろさずに「削り」おろすのが当たり前

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アメリカには、たくさんのGraterと呼ばれる「おろし器」があります。ドコでも簡単に購入することができますが、「おろし器」だから大根おろしができるとはかぎりません。なぜなら、アメリカで普及しているGraterの多くは、チーズをおろすためのCheese Grater(チーズ・グレーター)だからです。たしかに一見すると、何とかなりそうな形状をしています。しかし、日本人が納得できるような大根おろしを作ることは困難です。

チーズ好きには必須のアイテム、Cheese Graterを使い分けてチーズ三昧!

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大根おろし器にも種類があるように、アメリカのCheese Graterにも個性があります。基本はカウベルのようなBox Grater(ボックス・グレーター)、次に堅いチーズをおろすのに適したハンドル式のHand Grater(ハンドル・グレーター)、それからヤスリ型をしたZester Graterなど(ゼスター・グレーター)、自分の好みによって使い分けることも可能です。

また、Cheese Graterは必ずしもチーズ専用というわけではありません。刃の種類によっては野菜や果物、チョコレートやバターといったように、おろせる食材が増えることもあります。Cheese Graterはキッチン用品として優れていますが、どうやら大根おろしに限って力を発揮できないことが多い用です。

アメリカで「大根おろし器」は何という?もし見つけられないなら、薬味が得意なGraterを狙え!?

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アメリカで大根おろしを現地調達するのは、差ほど難しいことではありません。日系のスーパーなどでは、簡単に手に入れることができます。もし、あえて代用品でなんとかしたい場合は、Cheese GraterではなくGinger Grater(ジンジャー・グレーター)を探してみましょう。

ちょっとサイズが小さいかもしれませんが、いつもの大根おろしができるはずです。むしろ、Ginger Graterの名前で「大根おろし器」が販売されていることもあります。または、Ceramic Grater(セラミック・グレーター)の場合もあるので、実店舗で探す際は見逃さないようにしましょう。

Bed Bath and Beyond参考商品:https://www.bedbathandbeyond.com/store/product/ginger-grater/1011082521?Keyword=grater

アメリカの「おろし器」、大根はNGだけど実は万能なCheese Graterの使い道

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大根おろしが少々苦手なCheese Graterですが、おろし料理を作るためには欠かすことのできない調理器具です。ザックリと食材をリボンのようにおろせるため、ダイナースタイルのハッシュブラウンなども挑戦することができます。または、凍らせたバナナを半解凍させておろし、お好みでチョコレートソースをかければ即席スイーツの完成です。

さらに、料理以外でもクラフトアイテムとしての可能性も忘れてはいけません。小さくなった石けんをおろし、溶かして再度固めて再利用してみましょう。もしくは、Cheese Grater(Box型)自体をイヤリングホルダーに変身させる猛者もいます。

アメリカ人にとって、「おろし器」で使用する食材はチーズが一番!野菜や果物はあくまでおまけ、そもそもチーズがおろせればOKなのかもしれません。たしかに無理すれば大根もおろせますが、納得できない出来ばえと使用後のこびりついた大根に掃後悔することになるはずです。Cheese Graterには得意分野で活躍して貰って、素直に大根おろしに適した「おろし器」を探してみてください。