世界的日本酒ブームの中心はアメリカ!今までのイメージが覆されるかも?アメリカでぜひ飲んでおきたいおススメ日本酒銘柄5選!

アメリカで日本酒が人気!

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「和食」が2013年に世界無形文化遺産に登録されたことが話題となりましたが、それを契機に海外で日本酒ブームが巻き起こっています。日本酒の海外輸出量は増加し続けていますが、輸出先のトップがアメリカで、なんと全体の輸出量のおよそ30%がアメリカ向け! 以前は日本食レストランで日本人向けに提供されていましたが、現在は多くのレストランやバーなどで、現地の人に馴染みやすいワイングラスで飲まれています。種類もリーズナブルな海外生産のものから本格的な日本酒まで多種多様で、「SAKE」として親しまれています。

人気のおススメ銘柄

アメリカの大都市では様々な種類の日本酒を飲むことができますが、ここでは日本の伝統的な酒造で作られている、アメリカでも人気の銘柄5選をご紹介します。

「男山(おとこやま)」男山株式会社

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アメリカでもっともよく知られる日本酒のひとつ、「男山」は北海道旭川で作られています。1984年にアメリカに進出をした日本酒ブームの先駆けでもあり、国内外で評価の高い日本酒です。淡麗で辛口な味わいで、スッキリと飲めるのが特徴です。

「獺祭(だっさい)」旭酒造生産

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日本でも人気の「獺祭」は山口県が誇る日本酒です。阿部首相がオバマ元大統領に獺祭をプレゼントしたことからも知られています。フルーティーな味わいで飲みやすく、日本酒が苦手な人でも飲みやすいため女性や普段あまりお酒を飲まない人からも人気の日本酒です。

「梵(ぼん)」加藤吉平商店

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梵は福井県鯖江市に蔵をかまえる加藤吉平商店の純米大吟醸です。インターナショナル・ワインチャレンジ2018のSAKE部門の銀賞を受賞し、ワイングラスで飲む日本酒として人気を集めています。英名は「Born」、政府や大使館で国賓やVIPをもてなす日本酒としても使用されている格式のある日本酒です。

「黒澤 純米生酛 (きもと)」黒澤酒造

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全米で高評価を得ている、長野県の黒澤酒造で作られている純米大吟醸です。こちらもインターナショナル・ワインチャレンジや、全米日本酒歓評会・生もと部門など数々の賞を受賞しています。口当たりが柔らかく、心地よい酸みと深みがある味わいです。

「ふなぐち菊水一番しぼり」菊水酒造

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菊水酒造は早い段階でアメリカに進出したため、バーなどでもよく提供されていて知名度の高い日本酒です。ふなぐちは品質保持に優れていてかつ少量で飲みやすい「缶充填」の形で販売されています。ニューヨークでは「缶のまま飲むのがクール!」と若者の間で人気がではじめています。 日本での日本酒生産量は下がっていますが、海外での人気は年々高まっています。海外で賞を取って日本で人気が再燃することも多々。日本酒は価格も味わいも幅広いので、一度少し高級な評価の高い日本酒を試してみてくださいね。日本酒へのイメージが変わるかもしれませんよ!