ほぼ日米共通のネクタイ事情、それでもやっぱり違いはあり!?豆知識から始める、アメリカのネクタイ関連情報をお届け!

ちょっと窮屈だけど末永くお付き合いが必要、それがスーツスタイルに欠かすことのできないネクタイです。ビジネスや冠婚葬祭、普段通りの日常にも特別なイベントにももれなくネクタイはついてきます。アメリカと日本においても、この条件はそうそう変わるものではありません。ただし、あまりシンプルすぎるものでは面白みがない!という読者の方もいらっしゃると思います。そこで今回は、ここがポイントのアメリカ・ネクタイ事情をご紹介します。基本を押さえて、その上で自分好みのスタイルを見つけましょう!

冠婚葬祭のマナー、アメリカは基本のネクタイ・カラーがひとつでOK?

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アメリカと日本におけるネクタイに関する知識は、これといって差が生じることはあまりありません。結び方やTPO(Time、Place、Occasion)によるデザインの選び方は、ほぼ共通しているといってもよいでしょう。あえて、違うところを注目するのであれば、「黒色」のネクタイの使い道です。

日本ではネクタイの色を選ぶ際、結婚式などの祝い事には黒を避ける傾向にあります。白色、もしくは明るめの灰色などが好まれます。しかし、アメリカの場合は、冠婚葬祭すべて「黒色」でOKです。新郎も参列者も、黒色で統一するなんてことも少なくありません。とりあえず黒さえ持っておけば、アメリカの冠婚葬祭でネクタイの色をあれこれ迷う必要はなくなります。

奥深すぎて馴染めない日本人多数、ドレス・コードの「ブラックタイ」について

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アメリカにおいて「黒色のネクタイ」は確かに万能なのですが、決して「無敵」というわけではありません。黒色のネクタイが受入れられない、フォーマルな場もあります。それこそが、授賞式をはじめとする厳格なブラックタイ(Black Tie)・イベントです。文章だけ見ると黒いネクタイでOKと勘違いしやすいですが、これが落とし穴であることに気がつきましょう。

タイ=通常のネクタイではありません。ここでいうタイは、小さな名探偵が着用するような「Bow tie(ボウ・タイ/蝶ネクタイ)」の黒色を意味します。日本ではあまり馴染みのない蝶ネクタイですが、アメリカでは格式あるイベントには欠かせないスタイルといっても過言ではありません。蝶ネクタイの使いどころを理解できれば、フォーマルな服装選びにも自信がもてるはずです。

ご当地ネクタイ?アメリカには地域のシンボルになっているタイがある

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アメリカには、ちょっと変わった個性の光る特殊なネクタイがあります。それが「Bolo Tie」や「Western Bowtie」といった、ネクタイの中でも珍しいタイプです。これらのネクタイを町中で発見することは、恐らく相当なレアケースといえるでしょう。このタイプを着用する人は、こだわりを持ったオシャレさん、もしくは一部の限られた地域(アメリカ西部)の人です。ネクタイの一種であっても、ビジネスやフォーマルでは避けた方がよいカジュアル・タイといえます。

ただし、アリゾナやニューメキシコ、テキサスでは地域文化を象徴する特別なネクタイであるため、結婚式などオフィシャルなイベントにも用いられる可能性も捨てきれません。アメリカでの滞在先にあわせて、1本くらい常備しておいて損はないでしょう。

エグゼクティブさえ虜にする1本が見つかる、アメリカ発のスーツブランド

オシャレで高級なスーツブランドは、なにもイタリアやフランス生まれだけとは限りません。アメリカにも、大人が憧れる贅沢で高品質なスーツブランドがあります。スーツを取り扱うブランドは、もちろんネクタイの品揃えも充実!いつものスーツスタイルにブランドのネクタイを加えることで、ワンランクアップした印象を与えることも夢ではありません。

Brooks Brothers(ブルックス・ブラザーズ)

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クラシック・アメリカのシンボルと表現されることもある、アメリカきっての老舗ブランドです。その歴史は古く、創業以来200年に渡りアメリカで紳士服を販売し続けています。エイブラハム・リンカーンゆかりの紳士服ブランドでもあるため、こちらのネクタイを着用すると出世運が開けるかもしれません。

Hickey Freeman(ヒッキー・フリーマン)

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アメリカの歴代大統領をはじめ、大手企業の上層部にもファンが多いと噂のHickey Freeman。ウォール街ではお馴染みとされ、金融関連のしっかりした職業の人たちから特に熱い支持を得ています。高品質さはお墨付き、周囲の人々に誠実さと信頼感を与えてくれることでしょう。

アメリカ人は日本人と比べると、TPOに合わせたネクタイやスーツの選び方が得意と言えるかもしれません。その理由は、やはり小さなころからスーツを着る機会が多いことも関係しているでしょう。たかがワンポイント(ネクタイ)とあなどると、選択肢を間違うと冷たい視線が集まる可能性もあります。二重の意味で自分の首を絞めすぎないように、気をつけましょう。