ユネスコ脱退でアメリカの世界遺産はどうなる!?とりあえず難しい話は抜きにして、今こそアドベンチャーできるアメリカの世界遺産4選!

アメリカから世界遺産がなくなってしまうかもしれません。もちろん、存在そのものが消滅してしまうという意味ではなく、登録から外されてしまう可能性が出てきています。アメリカは2018年末を目処に、世界遺産を統括するユネスコからの脱退を表明しました。しかし、「世界遺産」という肩書きがなくなったとしても、アメリカには次世代に引き継ぐべき価値ある光景や文化がたくさんあります。今回は、現在アメリカで世界遺産に登録される23ヶ所の中から、誰もが冒険家になれそうな夏に訪れたい厳選4ヶ所を紹介します。

Chaco Culture National Historical Park(チャコ文化国立歴史公園)

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遙か昔アメリカ南西部を中心に繁栄していた、古代チャコ族の文化を残す遺跡です。果てしなく広大な遺跡のため、いまだ調査や発掘が手つかずの地区もあります。見所は、古代チャコ族によって造られたプエブロと呼ばれる集落群、さらに日が落ちてからの満天の星空です。屋外には9割がた照明がないため、正真正銘「漆黒の夜空」に浮かぶ星たちの輝きを楽しむことができます。もし、天体観測をメインの目的に考えるのであれば、公式サイトからキャンプの手続きへと進みましょう。

Mesa Verde National Park(メサ・ヴェルデ国立公園)

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崖をくり抜いてつくられた遺跡を見上げながら、先住民たちが暮らした日々に想いを馳せましょう。メサ・ヴェルデ最大の岩窟住居クリフ・パレスは、まるで現代の高層マンションを彷彿させるような立派な造りをしています。遺跡を間近で安全に観察するためにも、まずはビジターセンターでツアーへの参加を申し込みましょう。クリフ・パレス以外にも、バルコニー・ハウスやロング・ハウスといったエリアをインディー・ジョーンズ気分で探索することができます。

Carlsbad Caverns National Park(カールズバッド洞窟群国立公園)

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さかのぼること2.5億年前、気が遠くなるような長い年月をかけて誕生したカールズバッド洞窟。国立公園内には、現在確認されているだけでも80以上の洞窟が存在しています。自然が織りなす美しい石灰岩の模様や、勾配の激しい岩でできたハイキングコースなど、まるでトレジャー・ハンターになったような体験や光景を味わいましょう。体力に自信がない人は夕暮れを待って、洞窟から出てくるコウモリのショーをお楽しみください。こちらはメキシコ・オヒキコウモリの聖地としても有名です。

Mammoth Cave National Park(マンモスケーブ国立公園)

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マンモスの名に相応しく、世界で最長とされる複雑に入り組む迷路のような洞窟群です。夏でもひんやりとした洞窟内部は、まるで天然の冷蔵庫のように訪問客を迎え入れます。また、洞窟だけでなく、公園の敷地内で乗馬に乗ったり、カヌーに挑戦したりと、様々なレクリエーションも見逃せません。さらに、開催されるツアーの豊富さも魅力で、特に圧巻の鍾乳石を見学できる「フローズン・ナイアガラ・ツアー」は一番の人気です。せっかくならキャンプ、もしくは公園の中心部に位置するコテージに宿泊して、ヘトヘトになるまで探索に励んでみてください。

いろいろと政府や大人の事情はありますが、アメリカの世界遺産は人類にとっての宝であることに変わりはありません。太古の息吹や自然への畏怖など、実際に肌で感じることで人生観が変わることだってあります。テレビやゲームの中に飛び込んだような、異質な空間に子どもも大人も関係なく胸を熱くさせることでしょう。お出かけになる際は、しっかりと装備を調えてから現地へ赴くようにしてください。いざ、ロマンと冒険の旅へ!