アメリカでは現在どのようなリデュース、リユース、リサイクルがされているの?今後の課題と問題点とは?

普段の生活の中でのリサイクル https://www.instagram.com/p/BmTUwqfHPFr/?hl=en&tagged=recycling 日本と同じく、アメリカでも普段の生活の中でリサイクルが行われています。例えば、毎日出るゴミの分別ですが、燃えるゴミとそれ以外のゴミで再利用できるものは分けます。そして、それぞれ分別したものを色の違うゴミ箱に入れて、収集日に外へ出しておくと、ゴミ収集車が一軒ごと取りに来てくれます。収集日は、それぞれ1週間に1~2回、曜日が決まっています。 https://www.instagram.com/p/BmS5TO8gm_D/?hl=en&tagged=recycling しかしながら、住んでいる州や市町村によって、かなりリサイクルの普及度や分別の仕方などが違うようです。筆者の住んでいるエリアは、生ゴミ用のゴミ箱は灰色、プラスチック類や缶類などリサイクルできるようなものは青色のゴミ箱に入れます。 例えば、カリフォルニア州のフレズノの方では、ゴミ箱は灰色、青色、緑色の3種類で、それぞれ生ゴミ用、缶類、ガラス類、紙類用、そして果物や野菜類で再利用できるものと分かれています。 反対にまったくリサイクルに非協力的な市町村もあり、一軒家ではないアパートなどに住んでいる場合、リサイクルが困難になる場合もあります。その場合、大抵自分で市が運営するリサイクル場に車で運ぶことになりますが、その施設すらない町も少なくはないです。 また、これは筆者の住んでいるエリアに限ってなのかもしれませんが、きちんとリサイクルをすると、リサイクルした分を重さで計ってくれて、地元のスーパーで使える割引券に変えてくれることがあります。

衣類や家具などでまだ使えそうなものはリユース

https://www.instagram.com/p/BmPhG9GjdAb/?hl=en&tagged=goodwill 衣類、家具、食器などで自分はもう使わないけど、まだ使えそうなものの場合NPO機関などへ寄付することも出来ます。筆者の住んでいるエリアには、Goodwill(グッドウィル)のリサイクルショップがあります。Goodwillでは、社会的弱者向けに、職業訓練や経済的自立のための支援を行なっています。比較的状態の良いものであれば、Goodwillの店舗へ持っていくと無料で引き取ってくれます。そして、その後それらは格安値段で中古品として販売されます。 https://www.instagram.com/p/BmQ8LTzlB7s/?hl=en&tagged=goodwill 筆者も昔、Goodwillでマウンテンバイクを買ったことがありますが、中古ながらも新品に近くて値段は25ドル。最初は新品でないことに少し躊躇しましたが、その後、長い間使っていました。 Goodwill:http://www.goodwill.org

アメリカのリサイクルに関する問題点

https://www.instagram.com/p/BmQxu9oFI0M/?hl=en&tagged=recycling アメリカが現在抱える問題といえば、収集するゴミの多さ。他の先進国と同じくリサイクル活動に積極的ではあるものの、ちゃんとルールを守ってゴミの分別をしない人が多いことではないでしょうか。そして、リサイクルのあり方を考える前に、ゴミを減らすこと(リデュース)から考えないといけないのでは。 ゴミ処理場は、意外にも住宅地から近いところにあったりします。実は筆者の家の近くにも生ゴミ処理場があり、毎日車で通るので様子を見ます。このゴミ処理場の場合は、集めたゴミを一旦圧縮、細かくしてから埋め立て、その上に少しずつ芝生を敷く過程を行なっています。緑があるため、パッと見はきれいな山のように見えますが、これはあくまでゴミの山。日々高くなっている姿を見ると、もっと一人一人がちゃんとリサイクル活動とゴミを減らす活動に真剣に取り組むべきではないかなと思ってしまいます。 最近では、プラスチック製のストローが廃止されるかもしれないというニュースが話題になっていますね。これも海洋汚染になるゴミを減らすための活動の一貫。みなさんは、どのようなリデュース、リユース、リサイクル活動を行なっていますか?