アメリカから本帰国!引っ越し業者の選び方から搬送の流れや費用まで、駐在員が知っておきたいポイントをご紹介します!

本帰国の際、特にお金がかかることの一つがアメリカから日本への荷物の輸送代です。帰国後の新生活には何かと入り用なので、なるべく料金を抑えて引っ越ししたいですよね。単身で荷物が限りなく少ない人ならEMSや宅急便を使う手もありますが、荷物が多かったり家族がいる場合は業者を使った方が安価で簡単です。今回は、アメリカから日本に引越業者を利用して本帰国する時のポイントをまとめました。

1. 荷物の仕分け

 

View this post on Instagram

 

A post shared by Yuji Hoshino (@vv.etoile.vv) on


まずは、日本に持ち帰る荷物と処分していく物を考えましょう。特に、大きい家財は引越費用に影響を与えるので慎重に。アメリカで購入したものは、在米時に普通のサイズに見えていても日本の住まいには合わないこともあります。留学や駐在など最初から期限場合は、常日頃から退去時のことも考えて家具家電を購入していく方が良いでしょう。

持って帰るものを決めたら、次に持ち帰る方法を考えます。帰国してすぐ使うモノや貴重品は手荷物です。しばらく使わないものは、どのくらいの期間使わないかによって航空便を利用するか船便にするのか検討しましょう。航空便の方が早く届きますが、料金は高くなります。

2. 業者選び

 

View this post on Instagram

 

A post shared by Ann 杏 Kilzer (@cat_bacon) on


日本の新居まで届けてもらうので、本帰国する方のほとんどは日系の引越業者を利用します。ヤマト運輸日本通運がメジャーですが、日本人の多い街では他にも日系業者があります。

それぞれの業者で料金は違いますが、さらに下記の条件で細かく変わってきます。

●地域(日本までの距離、引越業者の支店からの距離)
●荷物の量、大きさ
●船便か航空便か
●荷詰めを自力でするか、業者に頼むか
●(紛失・破損時の)保険料が一律か物品の価値に比例するか
●不用品処分や譲渡(売買)する家具の配送などのオプションサービスをつけるか

例えば、ロサンゼルスから家族2~3人分くらいの荷物を船便で送るとヤマト運輸は損害保険料込みで980ドル、日本通運は990ドルです。これが東海岸の都市になると両社とも1,000ドルを超えてきます。さらに、スタッフに梱包をお任せするコースにすると1,600~2,000ドルで保険料が別にかかり、オプションをつけたり家具家電を含めるともっと値段が上がります。

口コミで評判は聞けますが、ご自身にとってどの業者が一番安くなるかは他のご家庭と違うので、必ず複数の業者に見積もりをお願いしましょう。見積もりは各社公式サイトの専用フォームから無料で申し込めます。

3. 契約後

 

View this post on Instagram

 

A post shared by Etsuko Maeda (@e2ko_m) on


引越業者を確定した後はひたすら荷物の仕分けです。不用品はどんどん処分していきましょう。

自分たちで梱包する場合は契約後に資材が届きます。段ボール箱の大きさや個数は業者と相談して決められます。必要書類(パッキングリスト、申込書、確認書や委任状、別送品申告書など)ももらうので必要事項を記入します。パッキングリスト(梱包明細書)は税関の申告や損害保険の申請に使われるので、特に価値のあるものは漏れが無いようにしましょう。

梱包を業者に頼む場合もわかりやすく荷物を仕分ける必要があります。書類作成もしてくれますが、記入に必要なことは把握しておきましょう。忙しい方やお子さんがいる方には嬉しいサービスですが、「梱包が丁寧すぎて箱数が増えてしまった」という話も聞きます。

関連記事:「アメリカ駐在員、駐在妻の本帰国お引越し事情!アメリカで不用品を処分・売却したい場合、どんな方法があるの?

4. 集荷・発送

 

View this post on Instagram

 

A post shared by あくびん。 (@manualworks39) on


荷物の仕分け、梱包と並行して業者に荷物を集荷してもらう日を決めましょう。日本の新学期前の3月とアメリカが夏休みに入る6月は引越シーズンで込み合うそうです。シーズン中は約2か月前、辞令が出たらすぐ予約した方が良いでしょう。

日本での住居が決まっていない場合、一時保管して時期をずらして発送してもらうこともできます。その他心配なことがあればオプションの選択肢も多いので相談や問い合わせておきます。

集荷のタイミングで代金を支払うところが多いそうです。支払いにアメリカのクレジットカードや口座を使用して、解約していく場合はタイミングも重要です。

また、梱包や集荷をしてくれるスタッフへのチップが必要かどうかは業者によって違うので確認しておきましょう。

5. 帰国時

 

View this post on Instagram

 

A post shared by Hirokazu Sumida (@yamato0019) on


「別送品申告書」を2通作成し、帰国便から降りたら空港で両方とも税関に提出します。1枚を受け取り、空港内のそれぞれの業者のサービスカウンターに提出して手続きは完了です。その際パスポートや航空券の確認があります。

サービスカウンターに提出を忘れてしまったり、早朝・深夜着の便などカウンターの営業時間外に到着した場合は、そのまま持ち帰り、後日指定の場所に郵送します。

6. 荷物の受取

 

View this post on Instagram

 

A post shared by Runtamayotama (@runtamayotama) on


荷物を発送してから航空便では約2週間後、船便では約1~2か月後に荷物が届きます。目安の日程は事前伝えられますが、予想以上に早く届いたり遅れたりすることもあるのでやはりすぐに必要になるものは詰めない方が良いでしょう。

大荷物なので、受け取り日時の指定は業者と打ち合わせが必要です。搬入後は開封サービスがついていれば業者がすべてやってくれますが、付けていない場合は自力で全て片付けることになります。

アメリカから日本へ、日系引越業者を利用して荷物を搬送する流れやポイントをご紹介しました。特に重要なのは、荷物の仕分けとオプションサービスをどこまでつけるかです。料金と自分たちの手間、忙しさや周囲のサポートなどご自身の状況を考えながら動くと、最適なプランが見つかります。久しぶりの日本生活がスムーズに始められますように。

関連記事:「アメリカ駐在員にかならずやってくるのが本帰国、実はやらなければいけないことだらけ!引っ越し準備の必要事項をリストアップしてみました(生活編)!