日本人なら誰しもが困るアメリカでの処方箋・薬のもらい方!まだ慣れない方向けに注意点をまとめてみました!

アメリカで病院にかかって薬を処方してもらった時はどのようにすればいいのでしょうか。渡米間もない方やアメリカ生活が長くてもずっと健康な方は、アメリカでの処方薬のもらい方に慣れていないかもしれません。今回は、アメリカでの処方箋・処方薬のもらい方を紹介しながら、注意点をまとめました。

 

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1. 保険を確認

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病院にかかる前に、まずはご自身の医療保険を確認しましょう。医師や病院に保険のネットワークがあるように、ドラッグストアにも加入している保険によってカバーしてもらえるものとされないものがあります。 保険が使えるドラッグストアの中から、ご自身に都合の良いところ(立地など)を絞り込んでおくと良いでしょう。

2. 処方箋をもらう

 
 
 
 
 
 
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医師に説明してもらいながら処方箋を書いてもらうのは日本と同じですが、アメリカの処方箋には複数のタイプがあります。 ●紙に書かれたもの・印刷されたもの:受け取って自分で薬局に持参する ●電子型:医師に伝えた薬局・ドラッグストアに送ってもらい、薬局には薬を受け取りに行くだけです 日本と違い、病院に併設されている薬局はあまりありません。電子タイプの処方箋をもらう場合はなおさらどこの薬局を利用するか決めておくことが大事です。 チェーンのドラッグストアを選ぶと、系列店ならどの店舗でも受け取れるので便利です。

3. 薬と医療保険

 
 
 
 
 
 
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アメリカでは医師やドラッグストアだけでなく、薬にも保険でカバーされるものとされないものがあります。 保険会社やプランによって保険適用内になる薬のリスト(Drug list またはFormulary)が違い、さらに自己負担額も変わってきます。また、薬代はTier0~5という段階で値段が付けられているので、これらの組み合わせによって患者が支払う金額は複雑に決まります。

4. 薬をもらう

 
 
 
 
 
 
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処方された薬をもらう時は医療保険証と身分証明書、お金(カード)を持って、ドラッグストアの専用窓口に行きます。 日本の薬局と違い、処方薬の受取だけでなく予防接種や常用薬の補充も行っていることが多いので用件を明確に伝えましょう。 名前や生年月日、IDで本人確認をしたら薬を用意してもらいます。薬を渡された後は自分の名前や薬の名前と量を確認しましょう。初めての場合は使用方法も聞いておくと安心です。 最後に提示された薬の自己負担額を支払って終わりです。

5. 薬代が高くなってしまった時は

 
 
 
 
 
 
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保険適用外の薬を処方されてしまい、薬の自己負担額が高くなってしまうことがあります。代金を支払ってしまうと返品は難しいので、少しでも疑問に思ったら支払い前に薬剤師に相談しましょう。

●保険適用内の類似品に替えてもらう

●ジェネリック医薬品(後発医薬品)に替えてもらう

など薬剤の判断で違う薬にして代金を抑えることができます。

6. 注意点

 
 
 
 
 
 
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●常用している薬やサプリメントがある場合は副作用や相互作用を避けるため、必ず医師と薬剤師に伝えましょう

●長い期間服用する場合、「レフィル(Refill)」と言って医師にかからず薬を補充してもらうことができます。レフィルできる回数は処方箋に指定されています

●記録が残り、トラブルが起きたときに対応してもらいやすいので、特に不満が無ければなるべく1つのドラッグストア(チェーン)を利用しましょう

アメリカでの処方箋と処方薬のもらい方についてご紹介しました。患者情報の共有など日本より合理的な面もあれば、薬に関しても医療保険や費用を気にしなければいけない複雑さもあり、慣れるまでは難しいかもしれません。この記事が初めて処方箋を使って薬をもらう方の参考になれば幸いです。

 

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