サウスフロリダでよく使われている!?覚えておくと便利かもしれない、地域的な英語スラングをご紹介!

公の場で余り使われることのないスラング。でも色々調べてみると、その地域性や文化的側面が見えてきて、なかなか面白いです。そこで今回は、筆者が住むサウスフロリダでよく使われるスラングについて書いてみたいと思います。

 

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① Bro(ブロ)

 
 
 
 
 
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これはサウスフロリダに限らず、他のエリアでもよく聞きますが、男性同士でパーティー仲間、スポーツチームの仲間、ルームメイト等、親しい間柄の人を呼ぶときに使います。起源は、Brother から来ていますが、結構昔から兄弟という意味合いだけでなく、こういった意味でも使われています。アメリカの映画やドラマでも、時々聞きませんか?

② I swear!(アイ・スウェア)

 
 
 
 
 
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こちらも、アメリカで良く使われるスラングです。元々、”swear”は誓うという意味ですが、サウスフロリダでは、「本当だって!」とか、「信じてよ!」のような意味合いで使われます。

③ ¿Que bolá?(ケ・ボラ)

 
 
 
 
 
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サウスフロリダは、ラテンアメリカからの移民が多く住んでいる為、こちらのスラングはスペイン語を起源としています。特に、キューバ系アメリカ人の間で使われることが多いです。意味は、英語の”what’s up?”。親しい友人同士や、カジュアルな挨拶で使っても大丈夫です。

④ Bueno(ブエノ)

 
 
 
 
 
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同じくスペイン語起源で、筆者の義父もよく言っています。英語の”Good”という同じ意味になりますが、「良いね」のような意味以外に、何かに同意した時のあいづちとして、また、英語の”Well”のような会話の始まりに使われることもあります。

⑤ Que cute!(ケ・キュート)

 
 
 
 
 
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これは、スペイン語と英語がミックスしたフレーズですが、日本語の「何て可愛いの!」とか「凄い素敵!」のような意味合いになります。”Que”は英語のWhatと同じ意味で、このようにスペイン語と英語がミックスされたSpanglishのスラングは、結構たくさんあります。

⑥ Dale(ダレ)

 
 
 
 
 
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ラテン系の歌手、Pitbullが広めたことで知られています。”Come on”、 “Do it”、あるいは”Good bye” という代わりに使うことができます。幅広いシーンで使えるので便利ですが、意味が色々あるので、使い方に慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。

⑦ Eating shit(イーティング・シット)

 
 
 
 
 
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直訳すると凄い意味になりますが、サウスフロリダでは、何もせずダラダラと時間を過ごしたという意味で使われます。例えば、”Yesterday, I just ended up listening to the music and eating shit.”のような感じです。”shit”という単語自体に良い意味はないので、このスラングを知らない人にいうと、???という顔をされる可能性があります。意味だけは知っておいても、実際に使うことは、余りおすすめしません。

一見、スラングと聞くと良いイメージを持たない人が多いのではないでしょうか?でも、世界には、学術的にスラングを専門に研究している人もいるくらい、人やその国の歴史と深い結び付きがあります。そんな筆者も、アメリカのスラングや、言語におけるジェンダー論に興味があり、現在、言語と文化を専門に大学院で勉強中です。日本ではまだ知れ渡っていない英語のスラングもたくさんあるので、機会があれば、また紹介します!

 

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