駐在妻の私が暮らすシカゴはこんな街!

皆さんは、シカゴと言えば何を思い浮かべますか? アメリカの都市の名前として、多くの人に知られていると思いますが、実はシカゴがアメリカのどこに位置しているか知らないということも多いのではないでしょうか?名前を聞いたことがあるアメリカの都市、といった感覚でしょうか。今回は、聞いたことがあるけれどもあまり良く知られていないシカゴに焦点を当て、ご紹介していきます。

 

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アメリカ第三の大都市

 

Photo by @waywelling

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シカゴはイリノイ州で一番の大都市です。それもそのはず、実はアメリカにおいて、ニューヨーク、ロサンゼルズに次ぎ、人口の多い第三の大都市と言われています。高層ビルが立ち並び、種類豊富なお店やレストランが多くの人で賑わっています。

しかし、ただ都会というだけではなく、大きな公園や川、湖など自然も多くあり、都会と自然のバランスが取れている都市です。イリノイ州シカゴは五大湖の一つであるミシガン湖に面しています。湖といっても対岸は全く見えないほどとても大きく、ビーチもあるため海と間違えるような広さです。

有名なミュージカルのタイトルになるくらいエンタメ産業も盛んで、メジャーリーグ・ベースボールではシカゴカブス、NBAではシカゴブルズのような有名プロスポーツチームもあります。目的に合わせて色々な楽しみ方ができるのがシカゴの街の特徴です。

冬は極寒になります

 

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シカゴにも四季があります。春は短く、すぐに夏が来ます。秋には紅葉し、春から秋にかけては比較的過ごしやすい時期になります。しかし問題は冬。シカゴの冬は一言で表すと「とにかく寒い」です。別名「Windy City」とも言われているくらい、風が強く吹く街として有名です。気温がマイナス20度以下になることもあり、さらに風が強い時には、針を刺されるような寒さになります。

あまりにも寒く、筆者は車からお店までのわずか数秒間外に出るだけでも、体が凍りつくような体験をしたこともあります。-20℃を下回ると、鼻で息をすると、鼻の中が凍ってゴワゴワするような感じがします。雪が降る時期になると、道路には雪解け用の塩が大量にまかれます。この塩のおかげで、車も運転できますが、塩が跳ね返る車は塩まみれ。。。

塩をそのままにしてしますと車がダメージを受けるので、冬は時々洗車をする必要があります。もちろん外で自分で車を洗うのは寒くて凍えてしまうので、機械で洗ってくれる洗車サービスをよく使っています。($3からなど格安であります。)ペットボトルの水を車に置いておくと、凍ります。もし観光でイリノイ州、シカゴにいらっしゃる場合は、冬のシーズンは避けたほうが良さそうです。

裏の顔、ギャングスターの街

 

“The country wanted booze and I organized it. Why should I be called a public enemy?”?#alcapone #wisdom #america

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アル・カポネという名前をご存知でしょうか?世界的にも有名で悪名高いギャングのボスの名前なのですが、実は彼、1920、1930年代にシカゴを拠点に活動をしていたのです。その名残もあり、 「ギャングツアー」というバスツアーがあります。

シカゴにはバスで周れるツアーが数多くあり、街を歩いているとツアーのバスをよく見かけるのですが、その中でも黒いバスがそのギャングツアーバスです。華やかな大都市の裏の顔を覗いて見たいなら、ギャングツアーに参加してみるのも面白いかもしれませんね。

日本人にとって住みやすい環境

アメリカに住んでいると、やはり日本食が恋しくなったり、日本の文化、製品が恋しくなったりします。そんな時、イリノイ州のシカゴ市街からは車で約40分、シカゴオヘア空港からは車で約15分のところに日本人が多く住む地域の「アーリントンハイツ」という街があります。

日本専門の大きな専門店もあり、そこではアメリカのスーパーでは売っていないお刺身や納豆、調味料などの食料品から本、炊飯器、日用品などが置いてあります。筆者は一時期、無性にもずくが食べたくなり、やや割高ではありますが、もずくを買ったことがあります。

また英語が苦手であっても、シカゴ近辺では無料の日本語の情報誌「Q Magazine」や「Weekly Jangle」が手に入りやすいため、とても便利で住みやすい環境です。 アメリカは国土がとても広いので、都市や州によっても雰囲気や街並みが異なります。まだ訪れたことがない人は、ぜひ一度イリノイ州、シカゴにいらしてみてください。アメリカの他の都市では見つからなかった新しい発見がシカゴであるかもしれません!

 

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