アリゾナ州の荒野をロードバイクで全力疾走、アメリカ流サイクリングのすすめ!

最近、健康ブームも手伝って日本でもロードバイク(自転車)が流行しています。購入すると結構高いロードバイクなのですが、日本と同様、アメリカでもとても人気があります。日本よりも遥かに健康志向が高くアクティブなアメリカ人に負けじと、サイクリングに出かけてみませんか?今回は道路も広く、周りも親切なアリゾナ州のサイクリング事情をご紹介します。

これならハマる!アリゾナ州の自転車への思いやり事情


日本は道路も狭く混雑しているので、特に東京周辺では車に混ざってサイクリングしていると邪魔がられてしまいますが、アリゾナ州の道路はとても広く混雑も少ないので、ドライバーたちもおおらかです。アリゾナ州の自転車事情を要約するとこうなりました。

・追い越しのとき慎重になってくれる(かなり幅をとってくれる)
・信号待ちしている時に気さくに話かけられる
・クラクションを鳴らされるなんてあり得ない!
・坂道で「頑張れ!」って言われる
・右左折レーンの真ん中で待っていても怒られない
・先が見えないほどまっすぐな道を走れる(インスタにアップしたくなる)

事故も多いので注意が必要

日本に比べて、アメリカのドライバーは自転車に対して優しいです。しかし、事故が多いのも事実です。よく道路脇に事故で亡くなった人への花束が、自転車のフレームと一緒に置いてあります。特にアリゾナ州で事故が起こる理由として、平均スピードが速いことや西日で視界が失われやすい、日没後は真っ暗になることがあります。アリゾナ州では、街によって天体観測のため夜の明かりを制限している場所もあります。日本よりも飲酒運転や薬物服用中の運転が多いことも忘れてはいけません。アメリカではこれをDUI (Driving under the influence)と呼びます。

水分補給できない & 道路事情悪し


アメリカには日本のように自動販売機やコンビニがないため、気軽に水分補給ができません。特にアリゾナ州に多い田舎道に行くと、本当に何もないので注意しましょう。アリゾナ州でサイクリングするにあたり、頭を悩ませるのがパンクです。走っていると突然道路に大きなくぼみがあったり、釘やガラスが散乱していることがあります。日本では毎日、道路清掃協会の人たちが清掃してくれているのですが、アリゾナ州は税金が足りないため、道路の清掃や補修はほとんどされません(このため特別税導入が検討されているくらいです)。また、灼熱によりマンホールが膨張しコンクリートが割れて浮き上がっていることがあります。

ツールド・ツーソンに挑戦してみる

アリゾナ州でサイクリングするなら、絶対に外せないエリアはツーソンです。なぜなら平らなエリアが多く、山にも近いことから山岳チャレンジも可能だからです。実際にツーソンでは毎年秋に「ツールド・ツーソン(El Tour de Tuccson)」という参加者9,000人ほどの本格的な自転車レースが開催されています。そのため、日頃からプロチームや愛好家たちがツーソンの街を走っているのをよく見かけます。日本からもツールドツーソンに参加する人はいらっしゃいますので、興味がある人はぜひチャレンジしてみてください。2017年は11月18日(土)に開催されます。

開放的なアリゾナの空の下で自転車に乗ることは、日本よりもストレスが少なく健康にもいいので大変おすすめです。ただし、事故や盗難については危険性が高いので、乗る時はくれぐれも注意してください。広大な自然が広がるアリゾナ州で、アメリカ流サイクリングに挑戦してみてください!