アメリカ生活初心者パパママ必見!バイリンガル教育のポイントと注意点

せっかく家族でアメリカで過ごすのであれば、我が子をバイリンガルにしたいと思いますよね。けれど、アメリカで過ごしたからといって簡単にバイリンガルになれるわけではもちろんありません。今回はバイリンガル教育のポイントや注意点についてまとめました。

まずは、子供の年齢に合わせた対応を検討しましょう


渡米する時の子供の年齢が、バイリンガル教育の大きなポイントになります。その時の言語能力や学習レベルに合わせて、注意するポイントが変わってきます。子どもが小さい場合、思春期以降の場合とそれぞれこの後で見ていきましょう。

子供が小さい場合


子供の年齢が低ければ低いほど言語取得は容易だと思われがちですが、言語発達の過程で2語が混ざってしまうと、母語を獲得する前の幼児は両方の言葉が混ざったり遅れてしまう「ダブルリミテッド」になってしまう傾向があります。日本語がある程度定着した4~5歳くらいから小学校低学年では現地の学校に通い、生活の大半が英語になると数年で母語である日本語力が落ちていくと言われています。子供がまだ小さい場合、現地のキンダーや小学校に入れる場合には言葉の発達の遅れや、学習の遅れなどは長い目で見守る必要があります。多民族国家のアメリカではダブルリミテッドを抱えている子供も多く、言語セラピストなどの専門家もいるので不安なことがあったら一度相談してみましょう。

思春期以降の子供


小学校高学年くらいからの子供の言語習得は個人差が大きくなるようです。自分の意思がはっきりしてくる頃なので、やる気があればどんどん吸収して学び取ることができます。一方、反抗期に入ってくる時期とも重なり、友達関係も密になってくるので、英語を学ぼうとする姿勢が薄かったり、現地校に馴染みにくいタイプの子もいます。子供の個性に合わせて学校選びを考え、フォローしていくようにしてください。

日・英どちらを「母語」にするのか考える


滞在期間や将来、日本とアメリカどちらに進学するのかによってどちらの言語に重点を置くのかを考える必要があります。子供は滞在期間が長くなればなるほど、日常で使用している英語のほうが日本語よりも強くなっていきます。もし、数年で日本に帰国して日本の学校に進学するのであれば、日本人学校や補習校に通うという選択肢があります。もちろん英語漬けのほうが英語力のアップは早くなりますが、日本語での教育を受けさせたほうが帰国後スムーズに日本社会に馴染めるでしょう。アメリカの高校・大学への進学、永住を考える場合は、英語の習得を第一にするという考え方も。当然日本語力は落ちてしまいますが、第一言語を英語に、第二言語として日本語の日常会話レベルを維持するようにしていくと、アメリカ社会への適応はスムーズになる傾向があります。

アメリカで生活をすれば自然にバイリンガルになってくれる、というイメージがありますが、二言語を同じレベルで定着させるには親子ともども正しい知識と努力が必要です。子供が大変な思いをすることもあるかもしれません。ただし、二言語をしっかりと身につけることができれば、子供にとって大きなアドバンテージになります。どのような教育を行っていくのか各家庭で方針なども変わってくるので、子供の性格や将来の方向性に合わせて対応していきましょう!