アメリカの陸の孤島ノースダコタ州、野生馬が我が物顔で走りぬける、全米一安全で訪問者の少ない州の素顔とは?

ノースダコタ州と聞いて、アメリカのどの辺かイメージできる方は多くないでしょう。それくらい日本人にはあまり馴染みがない州がノースダコタ州です。そんなノースダコタ州の州都はビスマーク市です。人口が一番多い街はファーゴ市ですが、商業や医療などの中心になっているのはビスマークです。現在、ノースダコタ州に日本人はおおよそ300人程度住んでいるとされていますが、今回はノースダコタ州や州都のビスマークがどのような街なのか掘り下げていきます。

ノースダコタ州の基本情報

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ノースダコタ州はアメリカとカナダの国境にあり、ファーゴから車で2時間程度でカナダに到着します。州全体の人口で70万人程度と、全米で47番目の規模です。州の面積は広いものの人口は少ないため、穏やかで静かなエリアとも言えます。州の名称である「ダコタ」はインディアンのダコタ族に由来していて、現在でも多くのインディアンが住んでいることでも有名です。近年では石油やシェールガスが採れるおかげで、経済も人口も上昇傾向です。さらに4年連続で「全米の安全な州」1位を獲得するほど治安がよい州として知られています。日本からの直行便はなく、ミネソタ州のミネアポリスやコロラド州のデンバーで乗り換えが必要です。さらにそこから車で5時間ほど走り、州都のビスマークに到着します。天候は山が近いため雨や雪が降りやすく、時にブリザードも発生します。冬の平均気温はマイナス12度、夏の平均気温は22度程度ですが、ファーゴ市は全米で最も空気が綺麗な都市として高く評価されています。

ノースダコタ州の観光

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ノースダコタ州は自然豊かで治安も良いため人気があるように思えますが、「全米で訪問者が最も少ない州」とされています。それを逆手に取って、映画やドラマの舞台にされることが多いエリアです。日本でも2013年に放送されたドラマ『ミス・パイロット』の舞台にもなっています。そんなノースダコタ州の最大の観光スポットは、セオドア・ルーズベルト国立公園です。国立公園の中をドライブしていると、道路の真ん中にバッファローや馬、ムースなどが立っているような自然溢れる公園です。バックヒルと呼ばれる高台は、360度人口の建物も人もまったくいない絶景ポイントです。アリゾナ州のグランドキャニオンとは異なる絶景を味わえます。

飛行機好きは必見

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あまり観光地がないノースダコタ州ですが、パイロットの育成施設などがあることで知られています。グランドフォークスでは、日本の東海大学の航空操縦学の学生たちが学んでいます。そんな飛行機と所以があるグランドフォークスには飛行機の博物館があり、ファンにはたまらないむかしの飛行機などが展示されています。

ノースダコタ州は簡単にアクセスできないことから、団体のツアー客などが来ることはほとんどありません。日系の旅行会社によるツアーもほとんどなく、自分で計画を立てて、自分で移動するしかありませんが、そのような旅が好きな人には最適の場所と言えます。全米で一番綺麗な空気を吸って、壮大な気分を味わってみてはいかがでしょう?