アメリカのオーガニックスーパーはトレジョとホールフーズだけじゃない!庶民派で人気急上昇のSproutsってどんなお店?

アメリカには激安スーパーマーケットや高級スーパーマーケット、はたまた健康志向派向けのスーパーマーケットなどがたくさんあります。日本人にはハワイにも出店している「ホールフーズマーケット(Whole Foods Market)」やショッピングバッグでも流行中の「トレーダー・ジョーズ(Trader Joe’s)」などが有名です。アメリカで最近生活し始めた人や、健康食品をお望みの方に、筆者がぜひともおすすめしたいのが「スプラウツ(Sprouts)」です。

 

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アメリカのスーパーマーケットの種類

筆者の個人的感覚ですが、アメリカには大きくわけて三つのスーパーマーケットがあると思っています。ひとつは「超大型量販店タイプ」で、ふたつめは「いわゆる一般のスーパーマーケット」そして最後に「健康食品タイプ」です。

ひとつめの「超大型量販店タイプ」は食品から日常品まですべてが揃う「ウォルマート(Walmart)」や、「ターゲット(Target)」などが代表的です。

一般のスーパーマーケットというと「セイフウェイ(Safeway)」や「クローガー(Kroger)」などが有名です。

最後の「健康食品タイプ」は主にオーガニックの食材を扱っているようなお店のことです。有名どころでは「ホールフーズマーケット(Whole Foods Market)」や「トレーダージョーズ(Trader Joe’s)」が挙げられます。

それぞれのメリットデメリット

「超大型量販店タイプ」や「一般スーパー」では食材の数や種類は豊富なものの、典型的なアメリカンな食材が多いのが特徴です。冷凍食品や砂糖いっぱいのケーキ、とにかく甘いパンなど、見た目からしても健康的とは言えなさそうな感じの物が多いです。

その反面、価格は安くひとつの店舗に行けばなんでも揃うという利点があります。後者の「健康食品タイプ」はオーガニック食材が中心で健康的な食生活を送りたい人には最適です。大型量販店では手に入らない野菜や新鮮な魚などが入手しやすいです。しかし、オーガニック系スーパーマーケットは値段が割高なことと、アメリカのどこにでもあるというわけではなく、都市部を除き店舗数が少ないということが難点です。

あなたは何派?オーガニック系スーパーマーケット

アメリカで有名なオーガニック系スーパーマーケットは「ホールフーズ」、「トレーダージョーズ」、そして今回ご紹介する「スプラウツ」ですが、それぞれ狙っている顧客層やオリジナルブランドなど特徴が異なります。

筆者の感覚ですが「ホールフーズ」は、バーやカフェなどが併設されていることもありヤングプロフェッショナル向け、「トレーダージョーズ」は地元ならではの壁画があったりと地域密着型であり、ワイン目当てで訪れる方が多い、「スプラウツ」はオーガニック系スーパーマーケットの割に値段が安いことがあり、特にオーガニックにこだわらない人でも誰でも気軽にやってくる感じがします。

節約しながら健康的な食生活するならスプラウツ

 

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スプラウツの良いところは、オーガニック食品を扱っていながら割安であることです。特にほぼ毎週末はセールをやっていて、オーガニックの野菜が一般の野菜と同じ程度の値段で買うことができます。

例えばオーガニックのレタスは1個2ドル以下、トマトは1個50セント、タマネギは1個70セント程度です。さらに健康に良いナッツ類も充実していて、両手いっぱいのオーガニックのくるみが4ドル程度です。カシューナッツも1ポンド(450g)10ドル以下です。どうせ同じ価格であれば、オーガニック食材を選びたいですよね。

アメリカでの食生活は日本とは異なり、油や塩、砂糖がかなり使われています。とくに砂糖は何にでも使われているような感じがします。もしご家庭で自炊をするのであれば、少しでも健康に良い食材を選んで体の調子を整えるようにしましょう。2017年現在スプラウツは全米15州に店舗を展開していますが、もしお近くにスプラウツがあるようでしたらぜひお試しください。食材から化粧品などたくさんのオーガニック製品があって、買い物が楽しくなると思います。

 

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