アメリカでは14歳が車を運転してるって本当?アメリカ高校生の免許取得過程をおさらいしてみよう!

アメリカの高校の駐車場はとても広くて、初めて見た日本人の方は必ずと言ってもいいほど驚きます。それもそのはず、都市部以外ではほとんどの高校生が車で通学するんです!筆者の息子も14歳になってすぐ訓練を受け運転をし始めました。そこで今回は、14歳から車の運転をするアメリカの学生たちの現状をお伝えします。

車社会のアメリカ、州によって運転年齢は違う


車の運転を許可される年齢は州により違いますが、筆者の住む州では14歳から運転ができます。土地がだだっ広いアメリカでは公共交通機関のないところも多いので、通学はスクールバスか自分の車に頼るしかありません。アメリカは車社会と言われる通り、大都会以外ではどこへ行くにも車が必要です。

Driver’s Ed(ドライバー教育)

アメリカには日本の教習所のような施設はないので、14歳になると関係団体が主催するドライバーズ・エジュケーションという有料の教育を受けます。学科の勉強をした後、教官と共にいきなり一般道路に出て実技の練習をします。夜2時間の運転を含む20時間以上の実技訓練を積んでLearner’s Permit(仮免)をもらいます。これは16歳で正式免許を取るまで有効です。

14歳には必ず免許所持者が同乗

14歳以上でLearner’s Permitを取った学生には、免許を持つ保護者か21歳以上の家族か25歳以上で保護者から許可書をもらったドライバーの同乗が必要です。そして自宅と学校の往復のみ運転が許可されます。ですから朝学生は保護者と一緒に学校まで運転し、保護者が車を持ち帰って夕方また迎えに来て、学生が自宅まで運転して帰ります。こうすることで、翌年以降、すぐに一人で運転できるくらい運転に慣らすことができます。

15歳になると

学生が15歳になると保護者が同乗する義務はなくなり、独りで自宅と学校間の往復のみ運転が許可されます。家族は同乗しても構いませんが、友達などの同乗は一人だけに限定されます。

16歳で正式な免許証を取得


いよいよ16歳になると、正式な運転免許を取りに地区の免許センターに出向き、コンピューターによる筆記試験と視力検査と、一般道路での実技試験を受け合格すれば正式免許証が自宅に送られてきます。それまでの規制が解除され、独りで自由にどこまでも運転することができます。なので学校行事のダンスパーティやプロム(高校の卒業式前のパーティ)の時には、男の子はお相手を家まで送り迎えしたりパーティ会場まで移動したりしています。

14歳で車の運転をすることの是非


自宅から学校まで遠いので、毎日の送迎がなくなる保護者には大変便利ですが、特にこちらに住む日本人の脳科学者の中には、18歳までは脳が十分に発達していないので運転は危険だという人もいて、14歳での運転には賛否両論があります。

アメリカ映画を観ていると、高校生でも車でデートをしていますよね。人生を楽しみながら速足で大人になっている感じです。ちなみにアメリカでは18歳で成人となり、選挙権が与えられ親や周りからも一人前として扱われます。早熟な分、責任感もありしっかりとした考えを持っています。そういう理由もあり、アメリカの学生は早い時期に親離れをし自立をしていくのかもしれません。