温泉不毛の地アメリカにもなんと温泉街があった!アーカンソー州ホットスプリングスで温泉文化と歴史を学んでみよう!

温泉は英語でHot Springs(ホットスプリングス)と言います。筆者の住むアーカンソー州にはなんとそれがそのまま地名になった、温泉で有名なホットスプリングスという街があります。温泉に湧き出るお湯は、長きに渡り病気の治癒に役立つと言われてきたため、その効果は地元のネイティブ・アメリカンの人々の中で伝説と讃えられるほどでした。現在アメリカの温泉街とは、日本の実際にお湯に浸かり疲れを癒す温泉街と違い、温泉の歴史を味わう場所という意味合いが強いです。今回はそんな温泉で有名な、ホットスプリングス国立公園のおススメスポットをご紹介させていただきたいと思います。

足湯が楽しめるGeothermal Area(ジオサーマル・エリア)

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山々に囲まれたところに位置するGeothermal Area(ジオサーマル:地熱エリア)では、随時摂氏61.7度(華氏143度)の温泉が湧き出しています。このエリアの大きく分けて3つの地点で、足湯を楽しむことができます。ダウンタウンでショッピングをした後にこの足湯へ行くと疲れを癒すことができ、自然の中で最高の気分に浸れます。利用料金は取られないので、無料で楽しむことができちゃいます。他の観光客もいれば、ぜひ「Hello! How are you doing?」と声をかけてみてください、きっといい旅行の情報交換ができますよ。

温泉の歴史と建造物が楽しめるBathhouse(バスハウス)

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公園内では1892年から1923年の間に建設された8つの歴史的な大浴場(バスハウス)を見ることができます。8つの大浴場は全てアメリカ合衆国国定歴史建造物(National Historic Landmark)に認定されています。北から南へSuperior(スペリオル)、Hale(ヘイル)、Maurice(モーリス)、Fordyce(フォーダイス)、 Quapaw(クアポー)、Ozark(オザーク)、Buckstaff(バックスタッフ)、 Lamar(ラマー)という名称の大浴場が並んでいます。今回は、その中でもおススメの3軒のバスハウスをご紹介させていただきます。

Superior

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8つのバスハウスの中で、1022平方メートルと一番小規模のバスハウスです。南部の学校デザインで有名な建築家Harry Schwebke(ハリー・シュウェブキー)のデザインを楽しむことができます。現在同バスハウスはブルワリー(ビール醸造パブ)として変貌を遂げており、国内で唯一国立公園内に本部を持つブルワリーだそうです。温泉水を使ったアーカンソーの地ビールをぜひ堪能してみてください。

Hale

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8つのバスハウスの中でも最古のバスハウスで、1892年に設立されました。その後3度に渡り、時代のデザインに合わせて再構築されました。現在残っているデザインはMission revival Styleと言われる現代風のデザインで、1939年に完成しました。今後歴史的建造物をフィーチャーしたブティックホテルとして生まれ変わるそうなので、遠方から来られる方にも朗報です。

Fordyce

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ビジターセンター、温泉ミュージアムとして一番活気のあるバスハウスです。ラウンジ、マッサージルームやヘルスクラブなど、1915年にオープンした当時のアメリカ人がどのように大浴場を楽しんでいたのかを学ぶことができます。特にステンドグラスとタイル、大理石で飾られた男性脱衣所エリアは、絶好のフォトスポットとなっています。

Trails(遊歩道)

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緑いっぱいの遊歩道を歩くのはホットスプリングス国立公園に来たら外せないアクティビティの一つです。ほどんどの遊歩道は1920年代から30年代にかけて市民保全部隊(Civil Conservation Corps)によって整備されました。

アメリカの自然に触れるだけでなく、世界恐慌時に失業した若年労働者が政府の失業対策プログラムによって整備したというアメリカの歴史に触れることもできます。ただし、園内での事故や盗難は自己責任となるため、自動車にはしっかり鍵をかけ、貴重品はご自分で管理するようにしてくださいね。また、遊歩道のエリアでも暗い所や道から外れたエリアへは万が一の危険を考えて行かないようにしてください。万が一事故や盗難、緊急時には、911や地元警察+1 (501) 620-6739へお電話を!

今回はアメリカの温泉街、アーカンソー州のホットスプリングスについてご紹介させていただきました。足湯エリア、バスハウス、遊歩道などを通して、観光だけでなく、魅力的なアメリカの温泉の歴史に触れることができます。日本とはまた一味違ったアメリカの温泉文化や歴史を学んでみませんか?