アメリカで子供を現地校のESLクラスに入れる方法、英語に自信のない駐在初心者家族は必読です!

日本から両親の仕事の都合でアメリカに滞在する場合、子供の英語力や現地校での生活がとても気になりますよね。親の心配をよそに、子供は友達と遊びながらすぐに英語を覚えていきます。とは言え、親は子供が授業について行けるかどうか心配なものです。生徒数500人くらい以上の規模の公立小学校であれば、ESL(English as a Second Language)やEFL(English as a Foreign Language)という第二外国語としての英語特別クラスがあるので安心です。今回は、日本人駐在員の子どもをESLクラスに入るための方法を教えちゃいます!

ESLの探し方


ESL(English as a Second Language)やEFL(English as a Foreign Language)と呼ばれる英語が母国語でない子供たちのための英語特別クラスは、ELL(English Language Learners) Program=英語学習者のためのプログラムとも呼ばれます。子供が英語での授業について行けるように、アメリカの公立学校のほとんどでこれら特別指導が無料で行われています。

公立の小学校ならば、まず住んでいる市のウェブサイトに行って自分の住所がどの学区に属するのかを調べます。そして、そのCity Community School Districtのホームぺージ内を探せば、大抵ESL情報がそこに記載されています。電話番号もありますから、一番手っ取り速いのは電話で問い合わせることでしょう。しかし、両親にも英語の壁がある場合、学区運営(スクールディストリクト)のオフィス、または学校に出向けば通訳を付けて説明や手続きをしてくれることもあります。

家庭での言語調査(Home Language Survey)


まず、家庭での言語調査(Home Language Survey)が行われます。家庭での言語調査には、家庭で使われる言語の他に人種や国籍などの記載も必要です。この時英語でのコミュニケーションが難しい親には、学校が通訳を付けてくれることもあります。その後の学校からの連絡も、すでに翻訳された書類として渡されたり、通訳のアシスタント付きで電話や学校でコミュニケーションが取れる場合もあります。

プレースメント・テスト(レベル分けテスト)

州が認可した言語習熟度のレベル分けテストによって、読み・書き・話す・聞くを評価しますが、それ以外にも、以前通っていた学校での成績表や算数などのスコアや(両)親との面接、先生の観察などから総合的に審査され、学区側が生徒に最も適したクラスを決定します。このクラス分けは永久のものではなく、子供の進度に合わせて変わっていきます。例外もありますが、子供の学年よりも2年以上も下のクラスに入ることはありません。

ESLのレベル別学習時間


学習はスピーキング(話す)・リスニング(聞く)・リーディング(読む)・ライティング(書く)の4項目で、レベル1~5に分かれています。例えば、レベル1(初級1年~6年生)なら一日に60分の授業を週に5日受けます。キンダー(小学校付属の幼稚園年長)は全レベルで一日35~40分を週に5日間。レベル2~3(2年~6年生)なら一日30分を週に5日間。レベル4~5(中級1年~6年生)なら一日30分を週に3~5日必要に応じてレッスンを受けることができます。

チームを組んでサポート

生徒の担任やESLの先生やアシスタントの先生、カウンセラー、親そして運営委員などが、生徒の学業と英語力を考慮しながら話し合って、生徒に適したレベルであるかどうかを常に確認しています。生徒が一定の英語力に達すればクラスを終了しますが、その後も2年間は観察モニターがついていて、問題があれば再度クラスに入ることも可能です。

英語学習者のためのプログラムは、生徒が社会的にも学問的にも成功するための準備をしてくれます。指導者はきちんと資格を持った教師ばかりですので、安心して子供を任せることができます。子供の英語力はあっという間に上達するのでご心配なく!ただ、せっかく習得した英語ですが、子供は覚えるのも速いですが、日常的に使っていないと忘れるのも速いです。アメリカに長期的に滞在する場合は問題になりませんが、仮に日本に帰国する場合は、英語塾に入れるなど子どもが英語力を失わないように環境を整えてあげると良いでしょう。