アメリカ人はどうやって米を炊いている?アメリカの炊飯器事情と、滞在目的別・炊飯器を賢く選ぶ技とは?

日本人にとって、お米は大切ですよね。アメリカの食文化に慣れてハンバーガーばかり食べていると、定期的にふっくら炊けた白飯が恋しくなるものです。今回は、アメリカで買える炊飯器の種類や選び方について紹介します。

海外は鍋で米を炊く

A post shared by Eat2Explore (@eat2explore) on


ひと昔前だと、海外ではお米は鍋で炊くものと決まっていました。今でも鍋で米を炊くアメリカ人は多いですし、電子レンジのレトルト米も人気です。しかし、現代の便利なアメリカで、我々日本人がそのような心配をする必要はまったくありません。アメリカでも色々なところで炊飯器は売っていますので、用途や予算に合わせて、気軽に炊飯器が買えます。

炊飯器最安値は10ドル台~

A post shared by Allison A (@alliea70) on


アメリカではなんと10ドル台から炊飯器が買えます。そして、多くのアメリカ人家庭にある炊飯器がこのタイプ。大都会では、近所の薬局などでもこのような格安炊飯器が買えてしまうのです。さて、このような格安炊飯器の炊き加減はというと…実は、十分食べられるお米が炊けるのです。

このような炊飯器では、どちらかというと固めのお米が炊けます。それでも外食で食べるお米よりは美味しく仕上がります。ただし、このような安いお米には保温機能が無いので、残ったお米はすぐに冷蔵や冷凍をする必要があります。あまり料理をしない方やたまにしかお米を炊かない方は、このような炊飯器でも十分なのです。もちろん機能は炊くのみなので、スイッチは一つしかありません。

日系スーパーで買える アメリカ版タイガーや象印の炊飯器

A post shared by @mikispeach on

お米にこだわる方やお米を保温したい方は、アメリカ版タイガーや象印などの日本の炊飯器がオススメです。値段は100ドル〜350ドルほどのものが多いです。このクラスの炊飯器を買えば、十分日本並みのお米を炊くことができます。種類もマイコン、IH、IH圧力炊きなどがあります。日系やアジア系のスーパー、Amazonなどで購入可能です。

★マイコン炊飯器

A post shared by Sylvana 👓 (@sanatwo) on

マイコン炊飯器(Micom Rice Cooker)は、加熱機能が釜の底部分のみある炊飯器です。価格が安いので購入しやすく、短期ステイの方や、毎日お米を炊かない人にはこの炊飯器が向いています。お米は固めに炊き上がります。保温機能があまりよくないので10ドル台の炊飯器同様、炊いたらすぐに冷蔵または冷凍保存がオススメです。

この炊飯器は3合以上のお米を炊いたり、炊飯器パンパンにお米を炊くとムラができてしまいがちです。ですので、家族で使われる方には向いていません。一人暮らしの方や、たまにしか料理をしない人はこの炊飯器で十分です。

★IH炊飯器

A post shared by Sienny Sentosa (@siennysentosa) on

日本で最も一般的な炊飯器がIH炊飯器です。このタイプの炊飯器はIH(Induction Heating:電磁誘導加熱)で熱が全体的にムラなく伝わるので、お米がふっくら仕上がります。特徴は、お米の味がそのまま出ることです。なので、おいしいお米は美味しく炊けますが、美味しくないお米はそれなりにしか炊けないことです。保温に優れているので、保温したい派にはIH炊飯器がオススメです。

★IH圧力炊き炊飯器

A post shared by bmiyahara (@bmiyahara) on

IH炊飯器の他に、IH圧力炊き炊飯器(Induction Heating Pressure Rice Cooker)というものもあります。象印から発売されているので、アメリカでも買うことができます。この炊飯器の特徴は、どんなお米もモチモチに炊けるというところです。安いお米でもまあまあの味に炊けるので、アメリカでは嬉しい炊飯器です。

日本でもIHかIH圧力か、については好みが分かれます。ふっくら派はIHでモチモチ派はIH圧力だと覚えておきましょう。他にも、短時間で炊ける、冷めてもご飯がおいしい、玄米が柔らかく炊けるなどの特徴があります。

炊飯器を日本から持ってくる!

A post shared by Yuuji Hasegawa (@haserock17) on


次は日本の炊飯器をアメリカに持ってくる方法です。日本の炊飯器は、アメリカのコンセントにそのままさしても問題なく使えます。筆者も過去に何台か日本から炊飯器を持ってきましたが、どれも変圧器なしで長年問題なく使えました。
(※一部読者の方から、日本の炊飯器がアメリカの電圧規格に対応していない場合があるというご指摘を頂戴しました。mAmericaでは、あくまでライターの方の過去経験則に基づく参考情報としてご紹介させていただいており、上記利用方法を推奨している訳ではないことを注釈させていただきます。電子機器製品などと同様に、規格外製品の利用は、読者の皆様の責任の範囲内でお願い申し上げます。)

炊飯器は壊れやすいので、飛行機に乗る際は購入した箱のまま預けるのがいいです。また、規定サイズ内のカバンに入るようであれば、機内持ち込みも可能です。適当に入れていると壊れてしまうことがあります。過去に輸送中の衝撃で蓋が壊れていたことがありました。

アメリカでも日本ブランドの炊飯器は買えますが、種類が少ないのであまり選ぶ余地がありません。日本では安いものから高いものまで種類が豊富ですよね。こだわりの機能がついた炊飯器は日本でしか買えません。また、見た目がおしゃれな炊飯器は圧倒的に日本の方が多いので、こだわり派のあなたには日本から持参というのがベストかもしれません。

今回は、アメリカで炊飯器を選ぶコツなどを紹介しました。あまりお米にこだわりがない人や短期ステイ・留学生の方には、マイコン炊飯器がおすすめです。少しこだわりたい方や、家族の多いご家庭ならIHやIH圧力炊飯器を買いましょう。また、頻繁に帰国する方であれば、日本から直接買ってくるのもありでしょう!