アメリカ留学を検討中の学生、親御さん必見!アメリカの大学費用って一体いくら掛かるの?渡米目的とキャリアプランは計画的に!

今回は、アメリカの大学の種類や学費についてご紹介します。日本の大学も、学校や学部によってとても学費が高かったりするところもあると思いますが、アメリカの大学はどうなのでしょうか?今後、ご自身やお子さんがアメリカの大学へ進学される予定のある方や留学を考える方にとっては、非常に気になる点だと思います。事前にきちんと情報収集をし、留学が決まる直前に大きな出費があることに気づいた、ということが無いようにしていきましょう!

アメリカの大学の種類

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日本の大学の場合、一般的に国立、公立、私立と分かれていますが、アメリカの大学は大きく分けると2種類で、州立大学と私立大学です。私立大学と聞くと、アイビーリーグと呼ばれる名門私立大学があることから、何だか優秀な生徒達が集まるイメージがある方もいるかもしれませんが、州立大学だからといってレベルが低いというわけではありません。州立でも各分野においてトップレベルを誇る大学も数多く存在し、むしろ何の研究をするかによって大学を選ぶことがアメリカでは重要になってきます。

大学のレベルは専攻によっても決まる!

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アメリカの学生さんの多くは、大学に入学する前に自分のやりたい仕事や卒業後のキャリアを考えてから大学を決めます。それは、ほとんどの学生さんが自分達で学費を払ったり、学資ローンを利用したりするため、自分に対する投資でもその費用対効果もきちんと得ようとする習慣があるからです。一般的なアメリカ人家庭の場合、高校を卒業した後は親から独立する人がほとんどです。親も自立という意味で、進学も将来の夢も子供達に自分で決めさせるという人が多いです。

よく、大学のランキングが紹介されているウェブサイトや雑誌などがありますが、アメリカの大学の場合、大学全体のレベルより、それぞれの専攻によってレベルが異なることが多いです。一般的にはあまり名が通っていなくても、ある分野に突出していてその業界ではとても有名、というのはよくある話です。

日本で有名なアメリカの大学とアメリカで有名な大学は微妙に違うかも?

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日本で有名なアメリカの大学と、アメリカで有名な大学も若干違います。ハーバード大学はもちろんのこと、コロンビア大学、イェール大学などは日本でもよく知られていますが、ペンシルベニア大学やダートマス大学、またアイビーリーグには入っていないものの、デューク大学、シカゴ大学、ミシガン大学などもアメリカではよく有名校として知られています。全て数えると枚挙に暇がありませんが、あまり日本での知名度を元に大学を決めるのではなく、現地で出回っている情報、きちんとやりたいことが実現できる大学を選びたいところです。

有名大卒だからといって、必ずしも就職が保障されるわけでは無い

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ここ最近では日本の大学生さんも在学中にボランティアやインターン制度を利用して色々な経験を積む人が増えていますが、アメリカでも同じで、在学中に色々な経験を積んだ人は良い仕事に就ける傾向にあります。また、有名大学に入学するメリットとして、広いネットワークや人脈に恵まれるという利点もあります。

例えば、アメリカの有名な経営者や著名人の中にハーバード大学出身者はたくさんいます。リクルートの際にそういった母校に出向いて、優秀な生徒をヘッドハンティングすることはよくあります。また、そういった有名大学で教えている教授さん達も幅広いネットワークを持っているため、そういった人達に推薦書を書いてもらうと就職の際に有利になることはあります。

一方で、そういった有名大学に通ったからと言って就職がスムーズにできるかというと、そういうわけではありません。アメリカでの就職は新卒でも即戦力として働いてもらうことを期待されるため、一般的に職務経験が不足している学生は仕事探しに苦労するという一面もあります。以前、アメリカのドキュメンタリー番組で、コロンビア大学を卒業した学生でも就職することができず、近所のマクドナルドでアルバイトをして生計を立てているという内容を目にしたことがあります。その時はリーマン・ショックで企業も採用を全てストップしていたという時代背景もありますが、有名大学に入れば将来就職も安泰という展開は今後も無さそうです。

州立と私立大学の学費の違い ~フロリダ州の場合~

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日本からアメリカの大学へ留学する場合、大学のネームバリューや専攻もそうですが、同時に気になるのは学費ではないでしょうか?留学生の場合、大学の学費以外にも滞在費や生活費が必要になってくるので、計画的に準備していかないといけないと思います。

州によっても学費に差があるので、今回は筆者が卒業したフロリダ州の大学を例とします。州立大学の中でも、学費はその大学のある州に住んでいる学生と他の州から来た学生や留学生と分かれています。まず、一番学費が安いのは大学のある州に住んでいる学生です。一般的にアメリカの永住権や市民権を持っていて、その州に1年以上滞在している証拠があれば、州内学生として認められます。彼らの学費は、大体年間100~150万円前後です。それに対し、他の州から学びに来ている学生や留学生は、最低でも1年間の学費だけで200~250万円くらいは準備しておいた方が良いでしょう。カリフォルニアなどの人気の州ではさらに学費は高い傾向にあり、年間400万円以上かかることもあります。

さらに私立大学と州立大学の学費を比較した場合、学校にもよりますが、大体2~3倍程度の差があります。私立大学の場合、平均して学費は年間300万~500万円ほどです。もちろん、学費だけ比較すると、州立大学の方が私立大学よりはるかに安いです。

学費を安く抑えたい場合

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そんなに高い学費なんて払えないからアメリカの大学で勉強できない!と諦めてしまう人もいるのでは?そんな方達におすすめなのは、大学内のアシスタント制度を利用してキャンパス内で働くことです。もちろん奨学金制度も利用できますが、かなり倍率が高く、競争が激しいです。アシスタント制度というとアカデミックな感じがしますが、仕事内容によっては学部生でも働くことができます。例えば、大学内のカフェやオフィスなどのサポート業務は、定期的にキャンパス内でもよく募集しています。大学3、4年生くらいになってくると、教授達やクラスをアシスタントするティーチング・アシスタントという仕事もあります。こういったアシスタントの仕事を体験しておくと、将来履歴書にも書くことができます。

就職に結びつきやすい専攻をあえて選ぶ学生も多い

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また、これは筆者自身の経験ですが、学部をアカデミックな分野ではなく、実践的な分野を選ぶという方法もあります。学びたい分野がすでに決まっている場合は該当しないかもしれませんが、あえて卒業後に就職に結びつきやすい学部を選ぶという選択もあります。

例えば、エンジニア、ファイナンシャル、看護、マネジメント、観光系分野は、卒業する前にインターンや実務経験を積むようなカリキュラムが組み込まれています。筆者は観光系を学びましたが、在学中に1,300時間の実務経験が必須でした。留学生の場合ビザの関係があるので、なかなか現地や長期インターンや実務経験を積むのは難しいかもしれません。しかしこういった分野は、十分な職務経験の無い学生でも、現地で有給のインターンに参加できる傾向にあります。逆に、芸術、歴史、文学、マーケティングといった分野は、同じくインターンに参加しても、なかなか有給のポジションに就くことは難しいです。これは留学生に限らず、現地のアメリカ人でも同じで、働きたい学生に対して、仕事のポジションが限られているため、条件としては厳しくなる傾向にあります。

もちろん、人それぞれアメリカの大学で学ぶ目的は違います。しかし、せっかくたくさんのお金を使ってアメリカの大学で学ぶなら、少しでも有意義で、将来的に学位が役に立つようなキャリアプランを考えていきたいですよね。今後のアメリカでの大学・キャリア選びに、少しでもこの記事が参考になれば幸いです。アメリカでの学校選び、またはキャリアに関してご質問やご相談がある方は、mAmericaご相談フォームよりお気軽にご相談ください。アメリカでの留学経験、就職活動や、日米での勤務経験、起業経験のあるメンバーが、読者の皆様のご相談にお答えさせていただきます!