アメリカで日本の美を観賞!幻から傑作まで、国宝級の日本古美術を所蔵するアメリカの美術館4選!

アメリカの美術館や博物館には、日本のお宝が眠っています。むしろ、日本に負けないくらい、価値ある日本の古美術が数多くコレクションされているのです。日本が世界に誇る美しい名品、本物を目にできる貴重な機会を逃す手はありません。今回は、日本人も和の美意識を学べる、日本美術が充実したアメリカの美術館をご紹介します。

Museum of Fine Arts, Boston(ミュージアム・オブ・ファイン・アート/ボストン)

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1870年に開館して以来、世界中の美術品を収集・展示を続けるボストン美術館。特に日本美術に関する所蔵品は、質・量共に日本国外で最も優れていると称されています。国宝に匹敵する価値を持つ「平治物語絵巻 三条殿夜討巻」を始め、3,000点以上の日本画や、仏像・刀剣・陶器など、日本人も羨ましくなるほどの傑作がずらり!また、明治時代に活躍した美術思想家の岡倉天心に由来する、広さ1,000平方メートルを有する枯山水様式の日本庭園「天心園」も見所のひとつです。

The Metropolitan Museum of Art(ザ・メトロポリタン・ミュージアム・オブ・アート)

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世界3大美術館のひとつであるメトロポリタン美術館には、フェルメールやレンブラントなど、誰もが耳にしたことのある有名画家の作品が所蔵されています。ゴッホやピカソも素晴らしいですが、こちらで注目すべきはArms and Armorの日本エリア!室町幕府の初代将軍、足利尊氏のものと伝わる「白糸褄取威大鎧」を中心に、古代から幕末に及ぶ日本の鎧甲や刀が展示されています。また、将軍や大名への献上品として重宝された、古伊万里などの陶磁器類も必見です。

Smithsonian Institution/Freer Gallery of Art(スミソニアン・インスティテュート/フリーア・ギャラリー・オブ・アート)

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世界最大の博物館群で構成されたスミソニアンであれば、あなたの探究心を必ずや満たしてくれることでしょう。そんなスミソニアンの中でも、日本美術を堪能できる施設がフリーア美術館です。日本を含む、アジア各地の古美術品が展示されています。また、創設者であるアメリカの実業家、チャールズ・ラング・フリーアの遺言により、所蔵されている作品は門外不出!美人画で知られる江戸時代の絵師、喜多川歌麿の「雪月花」三部作のひとつ「品川の月」など、ここでしか見ることができない貴重な作品が所蔵されています。

Philadelphia Museum of Art(フィラデルフィア・ミュージアム・オブ・アート)

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映画『ロッキー』ファンの聖地でもおなじみ、フィラデルフィア美術館。ロッキーのトレーニングシーンで使用された正面玄関へと続く階段を上がれば、そこにはアメリカでも指折りの美術品が訪れる人を待っています。葛飾北斎や歌川広重など、4,000点以上の浮世絵を所蔵していることでも有名です。ただし、浮世絵の常設展示はあまりないため、お目当ての作品と出会えることは少ないかもしれません。一方で、宮本武蔵の肉筆画など、レアな作品が展示されることもあります。さらに、茶室や寺院を館内に再現、時代劇ごっこを始められそうな雰囲気をお楽しみください。

せっかく日本人に生まれたのなら、世界が認める日本の芸術について学んでおくべきかもしれません。自国の文化に疎いのは、ちょっぴり後ろめたい!日本の古美術は、自慢に値する素晴らしい作品が揃っています。友人や家族、または1人でじっくりと、アメリカで大切に保存・継承される本物の日本古美術を眺めながら、日本の美をしみじみと称賛してみてください。