冬の乾燥がひどいロサンゼルスで加湿器を買う!超音波式と温熱式、どっちがいいの?

冬で乾燥が進む季節ですが、特にカリフォルニア州では雨があまり降らずに乾燥に困っている方も多いのではないでしょうか?今回は、アメリカで加湿器を選ぶときに役立つ情報をご紹介します。本記事の筆者が住むカリフォルニア州ロサンゼルスのように、冬の乾燥がひどくなってきた州も多いかと思います。みなさんの加湿器選びの参考にぜひ読んでみてください。

 

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加湿器が必要と感じたとき

冬になり、徐々に乾燥をする季節になってきますよね。ロサンゼルスでは年中乾燥しているものの、冬は特に乾燥がひどいです。加湿器が必要?と感じたのは肌や髪の毛の乾燥が著しくなったことや、鼻の中が乾燥する!と感じ始めたからなんです。実際これらの問題は、加湿器を置くだけで劇的に解消されました。

どのタイプの加湿器を買えばいいのか?

 
 
 
 
 
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実際加湿器を買おうと思って最初に気になったのは、超音波式の加湿器でした。英語ではウルトラソニック・ヒューミディファイヤー(Ultrasonic Humidifier)と言います。このタイプの加湿器は価格が安く、見た目がおしゃれであったりかわいいのが特長です。LEDやアロマ芳香機能がついているのもきまって超音波式なんです。過去に使ってきた加湿器も全て超音波式でした。

しかし加湿器に関して色々と調べてみると、実は温熱式の方がおすすめである、ということがわかりました。 しかし、超音波式加湿器は菌が繁殖しやすいというデメリットがあります。菌の繁殖に気がつかずにそのまま加湿器を使いがちで、菌を部屋中にまきちらすという最悪の状態になります。心地よく過ごすために加湿器を買ったのに、それは嫌ですよね。

菌の繁殖を最小限に抑えられるのは、水をお湯に変えてから噴射する温熱式の加湿器のようです。英語ではウォーム・ミスト・ヒューミディファイヤー(Warm Mist Humidifier)やスチーム・ヒューミディファイヤー(Steam Humidifier)などと呼ばれるようです。

温熱式は高い!

 

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アマゾンで温熱式の加湿器を探してみると、超音波式と比べると、おしゃれなものが少ないように感じました。中にはおしゃれなものもありましたが、価格は高めで100ドルを超えるものが多かったです。今回は温熱式に初挑戦だったので、のど飴などを販売しているヴィックス(Vicks)が発売しているベーシックなタイプで価格が安い加湿器を買ってみました。この加湿器は薬局など、割とどこでも目にする加湿器です。

超音波式も温熱式もクリーニングは必須!

 
 
 
 
 
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温熱式は菌の繁殖は少ないですが、ミネラルの結晶のようなものが発生します。これはわずか1週間ほどの使用で気がつきました。加湿器を分解すると、オレンジ色の結晶のようなものが加熱部分にびっしりとついていました。アメリカの水は硬水であることが多いので、硬水地域ではこのように加湿器にミネラル分が残るようです。

アメリカの水の硬さマップ:http://homewater101.com/articles/hard-water-across-us

そのため、メーカーでは週1回の掃除を進めています。掃除をしなければ、すぐに加湿器が詰まって使えなくなります。なので、温熱式の週一のお掃除はマスト!のようです。結果、超音波式は気がつかないうちに菌が増える、温熱式は菌は増えないが週1の掃除が必須!というわけで、健康面を考えると温熱式の方がいい!ということがわかりました。温熱式のミネラルはお酢を使うと簡単に取れます。その後ブリーチを薄めた液で抗菌をします。面倒ではありますが、家族の健康を考えれば必要な作業のようですね。

温熱式加湿器の掃除例

今回はアメリカで加湿器を選ぶときの知識を紹介しました。おしゃれで安い超音波式加湿器には、菌が繁殖しやすいという意外なデメリットがあったので、今回は温熱式の加湿器に挑戦してみました。週1度の掃除は少し面倒ですが、知らないうちに菌をまき散らすよりはいいですよね。また、実際使ってみると部屋の空気が暖かくなってしっかりと保湿される温熱式を気に入っています。みなさんの加湿器選びの参考にしてみてくださいね。

 

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