アメリカのペットオーナーの間では常識!?犬猫の体内に埋め込むマイクロチップってどんなもの?

アメリカのみならず、イギリスやカナダなどで積極的におこなわれているペットへのマイクロチップ埋め込み。ペットの保護管理をより確かなものとするため、1990年頃からおこなわれるようになりました。今回は、このペットのマイクロチップについてご紹介します。

マイクロチップってどんなもの?

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アメリカのペットショップやアニマルシェルターから引き取った犬猫には、体内にマイクロチップがすでに入っている場合がほとんどです。通常マイクロチップは直径2ミリ、長さは8~10ミリ程度と米粒ほどの大きさです。このマイクロチップには15桁ほどの番号が割り当てられており、専用の読取器で読み取ることによって、そのペットの飼い主情報を引き出すことができます。ペットの居場所のトラッキングができると勘違いする方が多いですが、マイクロチップにはGPS機能は付いていません。

マイクロチップを入れる作業は、注射のごとく一瞬で終わります。また、犬、猫共に生後1ヶ月前後から入れることができます。一度ペットの体にマイクロチップが埋め込まれると、体内で無くなったり、番号が変更されることも無いため、半永久的なものとなります。ただ、住所や電話番号の変更の際には、登録先で自分の情報をアップデートする必要があります。

マイクロチップを入れるメリット

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飼い主の中には、動物の体に異物を入れて大丈夫なの?と思う人もいるかもしれませんが、今までにマイクロチップを入れたことでペットが病気になったり、死んでしまったという報告はありません。また、マイクロチップがペットに使われる前は、長い間家畜用に使われていました。動物達とマイクロチップの間には、長い歴史があるのです。

自分の可愛がっているペットが突然迷子になってしまったときに、マイクロチップが入っていると見つけやすくなります。アメリカのように犯罪が多い国では、ペットが盗まれてしまうこともよくあります。また、テレビのニュースなどをみていると、自分の飼っていたペットが突然いなくなり、数百マイル離れた土地で見つかったというケースもあります。これは、保護した側がマイクロチップの情報を読み取り、遠く離れた飼い主に連絡できたというケースです。マイクロチップが入っていると、州を越えてでも自分のペットに再会できる可能性が増えます。

他にも、ハリケーンやトルネードといった災害は、突然起きます。混乱した状況の中で、自分のペットと離れ離れになってしまっても、マイクロチップさえ入っていれば、戻ってくる可能性は十分あります。でも、マイクロチップが入っていないと、戻ってくる可能性はほぼ無いと言っても良いでしょう。

国外旅行の際のペット同伴にマイクロチップが必要なことも!?

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現在、国外への旅行にペットを同伴させる際には、ほとんどの国でマイクロチップが入っていることが義務付けられています。入っていない場合、渡航先の国へペットが入国できない場合もあるので、十分注意してください。そのため、旅行に限らず、海外へペットを同伴させる際には、獣医さんに一度相談することをおすすめします。

詳細:http://www.pettravel.com/passports_microchip_countries.cfm

マイクロチップを入れる費用は、20ドル~50ドル程度です。痛みはほぼなく、麻酔も必要のない簡単なプロセスです。ぜひみなさんも自分の大切なペットのことを想うのであれば、このマイクロチップについて検討してみてはいかがでしょうか?