アメリカが誇る新鮮なカリフォルニア州産オレンジの豆知識 食べて美味しいだけじゃない!アメリカ人に学ぶオレンジ活用法とは?

日本人も多く住むカリフォルニア州は、オレンジをはじめアメリカのかんきつ果実の主要産地のひとつとして知られています。カリフォルニアの太陽の下で育ったオレンジは食べて美味しいだけでなく、美容や風邪予防、二日酔い対策にも良いとされる成分を含んだフルーツです。そんな新鮮なオレンジが豊富に手に入るオレンジ大国アメリカですが、実際アメリカ人はオレンジをどうやって食べているのでしょうか?アメリカのオレンジ事情をまとめてみました。

 

西本貿易バナー

アメリカのスーパーで売ってるオレンジの種類

A post shared by Diana Haronis (@mysticmoonfaery) on

世界的なオレンジの主産国であるアメリカですが、実は日本で食べるような小さめの「みかん」もスーパーで普段よく目にします。みかんは日本語で「Orange」と訳される場合が多いですが、我々が日本でよく目にする温州みかんのような種類はMandarin Orange(マンダリン・オレンジ)、もしくは単にマンダリンと言われ、普通のオレンジとは種類が違います。マンダリンの種類としてTangerine(タンジェリン)、Clementine(クレメンタイン)などがあり、皮の剥きやすさや甘さなどの理由で人気は上々です。

しかしながら、やはりアメリカのスーパーで断然幅を利かせているのはカリフォルニア州産のネーブルオレンジやバレンシアオレンジ。ビタミンCの量も、マンダリンと比べるとネーブルやバレンシアの方が豊富なんです。

今が旬のカリフォルニア州産バレンシアオレンジ

カリフォルニアには美味しい果実が育つために最適な、たっぷりの日差しと肥沃な大地がととのっています。カリフォルニアの産地は海沿いからの風が強く、生育中に落下してしまう実もあります。オレンジの果皮についている傷は生育途中でできた葉傷の跡。過酷な環境の中で木になっているほかの実に負けないようにぐんぐん育ってきた証拠です。

薄皮に栄養価たっぷり!ジュース用に最適なバレンシアオレンジ

A post shared by Homegrown Organic Farms (@hgofarms) on

そんな中でも爽やかな酸味で甘すぎないスッキリ味で人気のバレンシアオレンジ(旬:5~9月)は、水分量が多く、時間の経過や加熱に強いのでジュースやソース用にピッタリです。さらに、薄皮と筋にはヘスペリジン(ビタミンP)が豊富なので、薄皮ごと利用することで栄養価がぐっと上がります。

ヘスペリジンは毛細血管を強化し、栄養や酵素のやり取りが正常に機能するよう調整してくれます。それにより、体内への細菌の侵入を防ぐ抗菌作用が期待されます。また、体内の活性酵素を減らす抗酸化作用や食物繊維による整腸作用もあります。

アメリカ人のオレンジ活用法

ポピュラーなオレンジの買い方・食べ方

A post shared by Wadley 10 años (@wadleypublicbar) on

スーパーやファーマーズマーケットでひとつひとつ綺麗なものを選んで買う場合もありますが、3~4ポンドの袋(8個~10個程度入り)に入ったものを大量買いをする方が多いような気がします。場所や季節によっては10ポンドや25ポンドの巨大な網袋を見かけることも!お弁当持参小学生のランチボックスにはスマイルカットのオレンジがよく入っていますが、中学生以上にもなると、オレンジ1個をそのままランチに持たせることが多いです。

オレンジを使った料理で有名なのが、ファストフードのパンダ・エクスプレスやチャイニーズレストランで人気のオレンジチキン。パンダが自社ブランドのソースを出しているので自宅でも簡単に作れますが、そこには実際のオレンジ果汁は入っていません!本格派を作りたい人は、ぜひバレンシアオレンジを絞って作ってみてください!あと、ブルームーン・ビールのグラスの縁にはオレンジが常に付いているので、それを口にするだけでなんとなくヘルシー気分になる飲ん兵衛もたまにいます。

美肌保持にはオレンジ!お肌の疲れが気になる女性のおすすめ「オレンジ美容」

この投稿をInstagramで見る

cimaco.(@shimashima03)がシェアした投稿

オレンジはビタミンCのみならず、その他ビタミンB群やポタシウム、マグネシウムや食物繊維などもたっぷり含む美容の強い味方です。アメリカでのストレスや乾燥からダメージを受けたお肌のハリを取り戻したければ、オレンジをどんどん食べましょう。甘くて美味しくて素敵な気分になれるので、幸せホルモンだってモワモワ出てきちゃいます。

オレンジを使った各種美容グッズもアメリカでは人気。大手コスメ会社がこぞってオレンジ美容製品を発売していますが、ときにはホームメイド美容がデパコス以上の効果を発揮することもあるのです。搾りたてのバレンシアオレンジとベーキンソーダを混ぜ合わせて顔用、もしくは全身パックを作ってみましょう。材料はそれだけ。20分置いて洗い流すだけで、お肌がツルツルになります。

アメリカ人の二日酔い対策はベーコンとオレンジジュース!

A post shared by Dwayne Anthony Sebastian (@dwaynenterprise) on

アメリカでは、二日酔いの朝にはベーコンを食べてオレンジジュースを飲むと良いとされています。ただアメリカ人がオレンジとベーコンが好きだからという以外にもしっかりとした理由があり、それはベーコンのアミノ酸とオレンジジュースのビタミンでアルコールの分解を助けるからなのだそう。

カリフォルニア州産の新鮮なオレンジは風邪予防にもなります。アメリカ赴任中のサムライ・ビジネスメンは二日酔いや風邪なんかに負けていられません!朝はビタミンCやヘスペリジンたっぷりのバレンシアオレンジをいただく、もしくはフレッシュ・オレンジジュースを飲んでからオフィスへ出向きましょう。

なぜ生搾りが断然ベターなのか?今アメリカで売れてるジューサーとは?

市販のオレンジジュースは低温殺菌(Pasteurized)されているので、酵素などの貴重な栄養素がそこで抜けてしまいます。100%オレンジジュースと書かれている市販のオレンジジュースでも、実は栄養表記の必要がない成分がかなり含まれていますので、実際何を飲まされているのか分からなかったりすることも。

なので、自宅でジューサーを使って生搾りするのが一番なんです。手動のものや電動のものまで様々な種類がありますが、自分のライフスタイルと予算にあったパーフェクトなジューサーを購入してみましょう。アメリカで人気のキッチン用品店Williams SonomaSur La TableBed Bath and Beyondなどで自分のお気に入りを探してみてください。

日本の家族や友人にも産地直送オレンジをプレゼントしよう

A post shared by 神戸フルーツ (@kobefruit14) on

日本でも広島、和歌山、静岡、愛媛県でもネーブルオレンジが生産されていますが、スーパーではカリフォルニア州産を見かけることが一番多いのではないでしょうか。バレンシアオレンジに関しては、日本での栽培は難しく、カリフォルニア州産のものがメインとなっています。これら船便でやってきたオレンジではなく、産地直送のフレッシュな味を航空便で家族のもとに真心込めて届けてくれるのが、アメリカの大手西本ギフト。厳選されたカリフォルニア州産オレンジを最高のサービスと共に提供してくれます。

オレンジギフトに「アンチエイジング」「風邪予防」「健康には気をつけてね」なんて言葉を添えなくても、離れて住むご両親は、あなたが親の健康を気遣う気持ちにはきっと気づいてくれるでしょう。もちろん、いつも飲み過ぎてしまう独り身の友人への気遣いとしても粋なギフトになると思います。オーダー方法は想像するよりかなり簡単、すべて日本語で丁寧に対応してくれるので安心です。ぜひ今年は家族や友人の健康を願って、西本のカリフォルニア州産オレンジを季節の贈り物にしてみましょう。

 

アメスマバナー