アメリカで見かけるクセの強いディスカウントスーパーALDI(アルディ)、初めて行く人が知っておきたい基本情報とは?

アメリカでよく見かけるディスカウントスーパー、アルディ(ALDI)。米国内では大陸東側を中心に1800店舗以上ありますが、実は1946年に創業された歴史あるドイツのお店だって知ってましたか?エッセン出身のアルブレヒト兄弟が始めたディスカウントストアなので、名前がアルディなんです。そんなことはさておき、いろんな意味で少し入りづらい雰囲気のあるアルディですが、今回は行ったことのない人向けに、アルディの基本情報と便利な技をご紹介したいと思います。

 

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クオーターがないとカートが使えない…

 

 
 
 
 
 
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アルディが他のスーパーと違う点、それは店頭に置いてあるショッピングカートにロックがかかっていることではないでしょうか。知らずに行ったらまず驚きます。クオーター(25セント硬貨)をスロットに挿入するとロックが外れるシステムで、もちろんカート返却時にはそのクオーターが戻ってきます。 しかしキャッシュレス社会の現在、クオーターの持ち合わせがない!なんて場合もあるかと思います。そんな失態を防ぐために、アルディのクオーターホールダーをゲットしてみては。キーチェーンにぶらさがるそれは、まるで賢い主婦の勲章のよう。

レジ袋が無い…

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エコなんですが、これも知らずに行くと困る点です。レジを通し、別のカートに商品をそのまま入れ直してくれるスタイルです。カートのロックの外し方もよくわからなかったし、エコバッグも持ってこなかった、2、3点購入するだけなんだけど……なんて場合は、店内にある段ボールを拝借すればいいのです。ボックスストアというだけあり、それ用に段ボールが積み上げられています。 それが見つからない場合でも、数量が少なくなってきた商品の棚から無理やり空段ボールを作るという方法もあります。エコバッグの場合はカートにクリップオンで装着できるタイプ、もしくはIKEAバッグなど大きめのものが便利です。

水曜日に行くのがベスト

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店内に「Aldi Finds」もしくは「Special Buys」というお買い得品コーナーがあるのですが、ここの在庫補充が水曜日に行われます。なので、買い物をするなら水曜日。激安商品を誰よりも早くゲットすることができます。アメリカでは毎週水曜日にセール内容を変更するスーパーが多いので、水曜日を買い出しの日と決めてしまうといいかもしれません。

容量が他店と微妙に違うので、パッと見のお得感には気を付けて!

 

 
 
 
 
 
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ディスカウントスーパーですが、すべての商品が他より安いというわけではありません。よく見るとパッケージ形態は同じような感じだけれど、他のお店と微妙に違った内容量の商品が多く置いてあります。実際値段を見て「安い!」となる前に、電卓を持って実際その値段が本当に安いのか検証する必要があります。

もうウォルマートはやめ、実際アルディで全部揃うんじゃない?

 

 
 
 
 
 
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アメリカの「One stop shop」といえば、ウォルマートですが、アルディでもたいがいのものは手に入ります。何か必要なら「とりあえずウォルマートへ」という人が多いですが、ウォルマートのレジの長蛇と歩く面積にウンザリしていませんか?とりあえずアルディで買い物をしてから、どうしても足らないものは専門店に行くようにすれば良いのでは。

Aldi Finds

 

 
 
 
 
 
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「Aldi Finds」「Special Buys」のコーナーでは、毎回ランダムすぎる商品が激安価格で販売されています。実際「安かったから」という理由だけ色々買ってしまいそうな危険エリアですが、ホリデーグッズなど次の季節で大活躍しそうな商品が置いてある場合が多いです。 溜め込みグセの無い人に限りますが、1年の予定を考えながら毎週ここをチェックするべきです。次週にはもうなくなっている場合が多いので、気に入ったものを見つけた際にはぜひ買いだめを。

肉が美味いと評判、でも購入するときに気を付けたい点

 

 
 
 
 
 
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A post shared by Sarah Cotton / 33 / ⬇️ 85.5lbs (@sarahcotton_sw) on

値段のわりに肉のクオリティーが高いと評判のアルディですが、精肉を購入する場合は注意が必要です。アルディではレジ精算後の商品移動がかなりラフな感じで行われるのですが、その結果生肉が野菜や果物など他の食品と接触する可能性がより高くなります。バクテリア汚染を防ぐため、精肉コーナーにあるビニール袋をパックにかぶせる作業を忘れないように。

オーガニック商品が豊富

 

 
 
 
 
 
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肉だとアルディの自社ブランド「Never Any!」のラベルが付いた商品がおすすめ。少し高額ではありますが、このラベルの肉は100%草食で、ステロイド、ホルモン剤などが一切使われていません。 その他グルテンフリーの「Live G Free」やベジタリアンの「Earth Grown」のラインもありますが、一番よく見るのが「Simply Nature」のラベル。化学物質や防腐剤が一切混入していないオーガニック、もしくはNon-GMOを意味します。

グルメチーズの種類が多い

 

 
 
 
 
 
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A post shared by Jennifer Schweikert White ♡ (@jschweiks) on

チーズのセレクションが多いのもアルディの特色です。とにかく安さを求める方でしたら、ウォルマートでお得用のブロックチーズを買うのが一番だと思います。しかし味に少しこだわりたい方でしたら、ぜひ一度アルディのグルメチーズのセレクションをチェックしてみてください。値段のわりにかなりクオリティーが高いので驚くと思います。

チョコレートが実は一番のおすすめ

 

 
 
 
 
 
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アルディのチョコレートが美味い!と一部で話題になっているようです。ここで言うチョコレートとはお得用のハーシーズといった商品ではなく、ChoceurやMoser Rothといったアルディ独自ブランドのチョコレートのこと。 さすがヨーロッパ基盤のチェーンとあり、アメリカの微妙な味のチョコレートとは一線を画します。特にダークチョコレートの味を極めているそう。ぜひ一度お試しあれ。

 

 
 
 
 
 
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A post shared by L I N D S E Y (@lindseyszakacs) on

以前筆者がドイツ産のグリューワイン(温葡萄酒)を探していた際、在米ドイツ人に「アルディに売ってるよ!」と言われ少し驚いたことがあります。アメリカっぽいベタなディスカウトスーパーかと思いきや、所々でヨーロピアンなテイストも見受けられるのが面白い点です。基本の生活雑貨や生鮮食品が安く揃うなか、他とはちょっと違うセレクションで宝探し的要素も人気の秘密。ちょっとクセのあるスーパーで敬遠しがちな人も多いですが、慣れてしまえばこっちのもの。無くてはならない存在になるはずです。

参照:youve-been-shopping-at-aldi-all-wrong

 

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