なぜアロハシャツ?あの鐘の音の意味は?日本人が気になるトレーダージョーズの豆知識がコチラ!

https://www.flickr.com/photos/jeepersmedia/27826498986

傍から見ていると一瞬「馬鹿なの?」と思うくらい、日本人なら猫も杓子もアメリカではトレーダージョーズ(以下トレジョ)に足を運びます。しかし実際店内に入ってみると、「なるほど~そんな私が馬鹿だったわ」なんて思わされる品揃え。デザインが可愛い、店内がオシャレ、冷凍食品がイケてる……など多くの理由で日本人のハートを鷲掴みにしています。そんなこんなでアメリカで頻繁にトレジョに通う日本人の方は多いと思いますが、今回はそんな常連さんでも知らないかもしれないトレジョに関する豆知識をご紹介します。

ジョーって誰?

 

View this post on Instagram

 

A post shared by Ryan M. Genovese (@rynoarts) on


創業者のジョー・コロンビー氏のことです。スタンフォード大学経営大学院卒MBAでエリートのジョー氏ですが、もともとはセブンイレブンのパクリのようなコンビニを経営していました。しかしあまりにも似すぎているため「これではダメだ!」と、カリブ海でバケーション中のジョー氏がひらめいたのが「トレーダージョーズ」

当時流行りのティキ・カルチャーと、トレーダーヴィックという人気レストランの名前にも影響されたよう。1967年にオープンしたカリフォルニア州パサディナ店が、トレジョの第一号店です。ちなみにジョー氏は現在もご存命で、2019年の6月3日に89歳の誕生日を迎えられます。

所有者はアルディ(ALDI)

 

View this post on Instagram

 

A post shared by Chelsea Ray (@therealchelsearay) on


ドイツ発祥のディスカウントスーパー、アルディが現在トレジョを所有しています。まったく雰囲気の違ったスーパーなので驚くかもしれませんが、アルディ創業者の一人テオ・アルブレヒト氏が1979年にトレジョを買収、企業理念やマネージメントスタイルは以前のままの状態で残しました。

それが大成功、アルブレヒト氏がかなりビジネスセンスのある人物であることが計り知れます。2010年に88歳で亡くなりましたが、その後の経営は彼の一族が引き継いでいます。

店内のものは何でも味見させてくれる

 

View this post on Instagram

 

A post shared by Sample King (@traderjoesampleking) on


味見してみたい商品があれば、どんどん店員さんに聞いてみましょう。州法によって無理な場合もありますが、ビールやワインですら味見ができるようです。ただ、大人として節度は守りたいですね。

トレジョのコンセプトとは?

 

View this post on Instagram

 

A post shared by Rachael (@lovetocre8te) on


創業者がカリブ海でのバケーション中にコンセプトを考えついただけあり、トレジョの店内は「七つの海を大航海しながらエキゾチックな品々を国に持ち帰るトレーダー(貿易商)のお店」というイメージになっています。

店員(クルー)の肩書きとして「Merchants(ある程度経験を積んだクルー)」「Mates(マネージャー)」「Captain(店長)」という一風変わった称号も付けられています。

現在のベストセラーは?

 

View this post on Instagram

 

A post shared by Toni Herrera Thayn (@divacanbake) on


日本人にも人気があるクッキーバターは現在第二位!2019年2月現在トレジョで最も売れている商品は、トリプル・ジンジャー・スナップス(Triple Ginger Snaps)です。

本物のジンジャー(生姜)が練り込まれており、上からさらに砂糖漬けとピューレになったジンジャーがかけられた贅沢なクッキー。病みつきになるエキゾチックなスパイシー・スイートが、甘党アメリカ人を夢中にさせています。

自社ブランド商品が8割!特にビールがおすすめ

 

View this post on Instagram

 

A post shared by Joe Ollinger (@joetographic) on


トレジョ商品の8割が自社ブランドです。冷凍食品やワインなどが頻繁に人気商品として取り上げられますが、忘れられがちなのがビール。時が経つにつれ旨味がますVintage Ale(ヴィンテージ・エール)が特におすすめです。トレジョのビールには防腐剤や合成着色料、GMOなどが一切含まれていません。

でもトレジョといえばやっぱりワインでしょ

 

View this post on Instagram

 

A post shared by With Food (@w_table) on


なんといってもトレジョといえば「Two Buck Chuck」ワイン、「チャールズ・ショー(Charles Shaw)」。チャックとはチャールズの愛称、もともと1.99セント(ほぼ2ドル=2Buck)で売られていたので、Two Buck Chuckという呼ばれ方をします。

2002年に初めて店頭に並んだチャールズ・ショーですが、2012年までに6億ボトルを販売しています。特にワインに詳しくない人でも、「これだけ人気だったら大丈夫感」があって手に取りやすいですよね。

しかし次に気になるのが「チャールズ・ショーって誰よ?」問題。実際にナパバレーでワイナリーを経営していた人物なのですが、離婚と資金不足が原因でワイナリーを倒産させてしまいます。その後チャールズ・ショーの名称を現在のラベルオーナーであるブロンコ・ワイン社が1990年に購入、商標登録した模様。

自分の名前がついたワインから一銭ももらえていないチャールズ・ショー氏、現在70歳を超える高齢ですが、シカゴ商品取引所でひっそりと働いているとの噂。

関連記事:「アメリカの人気スーパーTrader Joe’sで買える格安ワインのコスパが最高すぎる!オーガニック版も参戦、まとめ買いする日本人主婦続出か!?

なぜにアロハシャツ?

 

View this post on Instagram

 

A post shared by High Tea Hawaii (@highteahawaii) on


ハイビスカス柄Tシャツの場合もありますが、なぜ店員がアロハシャツを着ているのかと聞かれると「それは、私達がグルメの海を冒険するトレーダーだからです。世界中を旅しながら、最高にクールなアイテムをお客様のために持ち帰ることが使命なのです」とのこと。実はハワイとはまったく関係がないという衝撃の答えでした。

発売中止になる品が多すぎる!

 

View this post on Instagram

 

A post shared by Trader Joe’s to beDiscontinued (@traderjoestobediscontinued) on


店舗スペースが小さめのトレジョなので、どうしても発売中止になる商品が頻繁に出ます。通常のスーパーには平均約5万点の商品を置かれているといいますが、トレジョはたったの4千点です。

発売中止になって最近日本人にとって特に痛かったのは、キムチなのではないでしょうか?日本人ブロガーの間でもなかなか美味しいと評判だったので、多くの人に惜しまれているはずです。

ホールフーズに勝った!

 

View this post on Instagram

 

A post shared by 広瀬結唯 (@h.yu_yu.222) on


日本人が好きなスーパーといえば、トレジョかホールフーズというのがお決まり。同じような客層ですよね。2017年2月の段階で、ホールフーズは全米に431店出店、トレジョは461店舗と、僅差でトレジョの勝利。

南カリフォルニア中心に始まったトレジョですが、1993年にお隣アリゾナ進出、1995年にはシアトルやポートランドなど西海岸北西部に進出、ボストンには1996年、シカゴには2000年に初店舗を出店しました。

あの鐘の音の意味は?


とにかく音がうるさかったり、ひとみ婆さん?と一瞬ひるむお笑いのような業務連絡を耳にするスーパーも多々。PAシステムをもっと上品にしようとした結果があの鐘です。ベルが一回鳴ると「並んでいる人多すぎ、レジを増やして」、二回鳴ると「質問があるお客様がいます」、三回鳴ると「マネージャー来てください」という意味なのだそう。

トレジョにとっての4文字禁句とは?

 

View this post on Instagram

 

A post shared by Ryll Mathews (@ryllmathews) on


「SALEなんてのは、私たちにとって4文字禁句なんです」というトレジョ。「クーポンやメンバーズカードなんて必要なし、常に低価格なのが売り」だということ。低価格と言ってもそんなに安くはありませんが、意識高い系のまともな客層をキープするという意味で、これはかなり重要なことです。

 

View this post on Instagram

 

A post shared by Gillian B (@gilliancountspoints) on

その他トレジョに関して特筆すべきことは、店員さんの愛想の良さ。カスタマーサービスに関しては恐らくかなりの教育がされていると推測できますが、会社で辛いことがあった帰りにレジのお兄さんに優しい言葉をかけられるだけで「また来ます!」と気にさせられます。戦場と化するスーパーも多いなか、そんなささやかなサービスが行き届いたお店であることも、日本人に人気の理由かもしれません。

参照:https://www.eatthis.com/trader-joe-facts

関連記事:「アメリカ駐在妻御用達、トレーダージョーズの冷凍食品を極めよう!特に日本人の口に合うおすすめの品はどれ?