今更すぎて聞くに聞けないと思っている方必見、海外で携帯を使うときの国際ローミングって何?

海外旅行に行くときは、ポケットWi-Fiやスマホをレンタルする人もいれば、日本の電話をそのまま海外で使う「国際ローミング」を使っている人も多いと思います。この国際ローミングは各キャリアそれぞれ異なるプランを出しているため、例えばNTTドコモの携帯を持っている人はドコモのローミングプランしか使えません。筆者の記憶では少し前に、SoftbankがSMAPをCMに起用し、「アメリカ放題」と大々的に宣伝していました。最近になるとauのCMで桃太郎がなぜか金髪の女性と英語でしゃべるという面白いものも国際ローミングの宣伝としてやっていました。今回は、今更すぎて聞くに聞けない国際ローミング事情について、ご紹介しちゃいます!

そもそも国際ローミングって何?

ローミングとは、利用者が契約しているキャリアのサービスエリア外であっても、提携先のエリア内にあれば同等のサービスが受けられることです。簡単に言うと、海外などに行ったときに現地のキャリアの回線を使うことです。自分で指定したり選んだりするわけではなく自動的に提携先に繋がるので特に気にする必要はありません。

気にすべきはその使用料金!

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どこでも好きなだけ使えちゃうので何も知らない人は、日本に帰ってから請求書を見て、目玉が飛び出すほど驚いたことがある人は意外と少なくないのではないでしょうか。どれくらい使ったらどのくらいの料金になるの?と疑問をお持ちの読者のためにキャリア別に調べてみました。ご注意頂きたいのが端末の機種によっても、アメリカの都市によっても金額が変わることがあるということです。今回はiPhone6Sでカリフォルニアのロサンゼルスに渡航した想定で調べました。よっぽど変わった機種や都市でない限り、さほど料金は変わらないと思いますが、自分がマイナーな都市に行くという方はキャリアのウェブサイトより調べてみても良いかもしれません。

国際電話(発信・着信)

まず、国をまたぐ電話(通話)に関してですが、自分からかける発信だけでなく、かかってくる着信にも料金がかかってきます。あなたがアメリカに渡航をした場合のパターンを下記図で示しました。
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※2016年7月現在

※2016年7月時点、最新データは各キャリアのウェブサイトよりご確認ください。

データ通信料

最近はLINEやSkypeなどで通話ができてしまうので、あまり国際電話は使わなくなってきましたが、逆にこのデータ通信量は増える一方です。きちんとどれくらいの料金がかかるのかしっかり確認しておきましょう。

Docomo

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まずDocomoのデータ通信プランは上記の2種類あります。どちらも1日あたりの料金です。パッと見、海外1dayパケの方がだいぶ安いので良いかと思いますが、よく見てみてください。通信制限が30MBとあります。30MB使ったら速度が激的に遅くなるので、ほとんど使いものにならなくなります。スマホはインターネットに繋いでおくだけで色々通信をしますし、メールも自動で受信します。写真を撮ってFacebookやLINEでバンバン載せていたら、あっと言う間に30MBなんて超えてしまいます。本当に最低限しか使わない人や、基本は通信はさせないように設定をしておいて使う時だけ通信させるような使い方をする人には良いかもしれません。日本と同様にデータを使いたいという方には値は張りますが、海外パケ・ホーダイがおすすめですね。

au

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auの「海外ダブル定額」はNTTドコモの海外パケ・ホーダイと同様のサービスになります。注目頂きたいのは2016年8月よりサービスを開始した「世界データ定額」です。これは一見ドコモの海外1dayパケに似ているように見えますが、通信制限のところの考え方が全く異なります。「日本の契約と同様」とは、日本でのあなたのデータ通信量の契約(例えば5GB/月)をそのまま海外で消費するようなイメージとなります。ドコモのように30MB使ったら通信制限がかかるようなことはなく、自分の持っている(契約している)データ容量を使い切らない限り高速のまま使い続けられます。ただし、渡航前のデータ残量がほとんど無い場合は海外に行っても使えないので注意が必要です。そのような場合は事前に1GBを購入しておくことをおすすめします。
http://www.au.kddi.com/mobile/charge/packet-discount/kaigai-double-teigaku/lte/

Softbank

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CMで見たことがある人も少なくないと思いますが、「アメリカ放題」というサービスがあります。これははっきり言って最強です。SoftbankはSprintというアメリカのキャリアを買収したので、Softbankユーザがアメリカに行きSprint回線が使えるところなら、電話もインターネットも無制限に使えるというとてつもないサービスです。他のキャリアは一日単位で課金されますが、このアメリカ放題はなんと「980円/月」という驚愕する破格な料金です。しかし、このサービスでの注意点は3つあります。

    1. 基本は事前申し込みが必要

    ただし、キャンペーン中や現在ご使用中のプランによっては申込が不要の場合もあります。詳しくはSoftbankのウェブページやチャットサービスを使って聞いてみましょう。http://faq.mb.softbank.jp/detail.aspx?cid=81120&id=81120

      2. Sprint回線を使用するための設定が必要

      渡航先で何もしないでそのまま使えるわけではないので注意が必要です。そんなに難しい設定ではないので下記を参考にしながら設定をしてみましょう。http://www.softbank.jp/mobile/service/global/america-hodai/howto/iphone/

        3. Sprint回線が入らない地域で、他キャリアを使うとアメリカ放題は適応外

        あくまでもSoftbankと資本関係があるのはSprintなので他キャリアを使うと通常の国際ローミング料金がかかってきます。画面の左上に「Sprint」と表示されているのを確認して使うようにしましょう。

        各キャリアの国際通話やデータ通信料をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか? 電話はあまりしない前提で緊急時だけ使うのであればまあ良しとしますが、データ通信に関してはちょっと高いサービスが多いですね。旅行で写真を撮ったらすぐに家族や友達に共有したいと思いますし、一日30MBなど厳しい制限の中で使うのはちょっとストレスです。実際ちょっと手間にはなりますが、インターネットを安く使いたいのであればWi-Fiやスマホのレンタルをしちゃうのも手です、金額はぐっと抑えられるはずですよ!