サウスフロリダに行ったらぜひ手に入れたい!キューバンシガーのトリビアと専門店についてご紹介します!

キューバンシガーの歴史

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現在、キューバはシガーの生産地として有名です。キューバの地質と気候がタバコ栽培に非常に適しており、その独特で微妙な風味はキューバでしか産まれないと言われています。キューバはフロリダ州のすぐ目と鼻の先にある国なので、マイアミにあるキューバ人コミュニティー内でも、キューバ産のシガーやキューバ系アメリカ人達による手作りのシガーを購入することができます。 キューバにシガーが伝わったのは、コロンブスがラテンアメリカ大陸を発見した後だそうです。18世紀に入り、スペイン国王によってキューバで本格的なシガー生産が始まりました。そもそも、当時のヨーロッパの国々の中で、当時のスペインには最も喫煙者が多かった、また医学目的で利用する人がいたため、キューバでシガー工場がオープンしたそうです。 20世紀に入るまでは、国内でシガー生産の他にもさとうきび栽培なども積極的におこなっていたため、黄金世紀とも呼ばれていました。その後、戦争が始まり、政治的にも社会的にも混乱の時期が訪れますが、現在でもキューバの特産品として、シガーはとても有名です。 また、20世紀に入り、国の混乱を避けるために渡米してきたキューバ人達が、自分達の文化や伝統を広めようと、サウスフロリダのコミュニティー内でキューバンシガーを生産、及び販売を始めました。

キューバンシガーの特徴

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キューバンシガーの特徴は、すべて手作りで巻かれていること。一本一本の風味が微妙に異なります。そして、生産された年代別によって希少価値のあるものは、非常に高い値段が付いていることです。 もちろん、生産される時期や気候、また材料の質によっても違います。アメリカで売られているキューバンシガーも、値段的に小さいサイズのものだと30ドルくらいから、上は300ドルくらいと値段に差があります。 キューバ国内でもシガーは高額で、一箱25ドル前後はします。キューバ人の平均的な月収が20~30ドル前後なので、シガーがどれくらい高くて貴重な物なのかが分かるのはないでしょうか?

キューバの英雄カストロが愛用したシガーとは!?

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キューバは長年、共産圏の国として知られています。長年、国のリーダーであったフィデル・カストロは、2016年に亡くなりましたが、彼もキューバンシガーを愛用する1人でした。彼が愛用していたシガーは「コイーバ(Cohíba)」というブランドで、これは最高級の葉だけを使い、最高の腕をもつ職人にとって生産されたこだわりのシガーです。1960年代頃から生産され始め、現在でもキューバ国内だけでなく、マイアミエリアでも手に入れることができます。また、日本でも少し高いですが、代理店を通して購入することができます。

サウスフロリダで人気のシガー専門店

現在、サウスフロリダには何軒かキューバンシガーの専門店があります。お店の多くがキューバ人コミュニティー内やマイアミエリアにあるので、観光や散策がてら行ってみるのも良いでしょう。

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今回は、キューバンシガーに関するトリビアとマイアミで人気のシガー専門店を紹介してみました。キューバと長い歴史のあるシガー、みなさんもぜひお土産に買って帰ってみませんか?地元柄の葉巻ライターとカッターのコンボだと、さらに喜ばれるのではないでしょうか?