アメリカ留学中、長期休みに日本へ一時帰国するという選択肢

アメリカ人女性 アメリカの大学ではすごく長い期間の夏休みが設けられてある学校が多くあります。学校によって多少の違いはありますが、3ヶ月から4ヶ月ほどあるところも少なくありません。長期休暇なのでアメリカ人の現地学生は実家などの地元に帰るのが一般的です。学校によっては寮が閉められてしまう場合もあります。そのため、留学生の多くも自分の母国へ帰省するという人も多いようです。

そこで今回は、アメリカ留学中に長期休みが取れた場合、日本に帰る時に必要となる情報についてご紹介していきます。

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一時帰国中、日本で授業を取る人も!

アメリカの交換留学を考える時間

長期休暇ですが、大学によってはオンラインなどで取れる授業があったりするので、休みで帰省はするものの、アメリカの授業を日本にいながらオンラインで取る人も少なくありません。オンラインの授業であれば自分のペースで進めることができますし、アメリカと日本の時差などはありますが提出物などの締切り期間さえきちんと覚えておけば授業をこなすことができます。

日本へ帰るのに必要なもの

閃きを意味する電球

航空券

航空券

日本へ一時帰国するためには飛行機を取る必要がありますね。時期が夏ということと多くの人が同じようなタイミングで渡航しようとするため、航空券は早めに購入する必要があります。なぜなら、値段がとても高騰します。加えて、帰りたい日程の飛行機が満員で航空券が購入できないことも多々あります。休みがあらかじめ決まっている場合、思い切って早いうちから航空券をゲットしておくようにしましょう。

 

パスポート

パスポート

国から国へ移動する際は必ず必要になるパスポートですが、学生の場合は留学の許可、滞在許可のF-1 ビザが大使館か表記されているパスポートを持っていく必要があります。

 

I-20

I-20とは在学している学校から発行される在籍証明書のようなもので、その学生がどこの学校に在学していて、何を学んでいるのかなどが記されているものです。またI-20の最後のページに帰省を許可するという学校の代表者からのサインが必要になります。

F-1ビザ、もしくはJ-1ビザでI-20が発行されている留学生の場合、アメリカへの再入国で絶対に必要になりますので、特に注意してください。私の友人で、サンディエゴからメキシコに国境を越えて遊びに出て、I-20がないために再入国できなかったという例があります。

日本へ帰る手順 LAX to NRT or HND

日本とアメリカの国旗

羽田空港の国際便が開通したとはいえ、ロサンゼルス空港から成田空港への飛行機の便のほうがまだまだ便数多く飛んでいます。ロサンゼルス空港から成田空港へも羽田空港へも同じ手順です。

 

チェックイン

1. ロサンゼルス空港へ到着したら自分の登場する飛行機の航空会社のカウンターへ行きチェックイン、そして荷物を預けます。そこでパスポートと航空券が必要になります。

 

保安検査

2. チェックインしたあとは保安検査場へと進み手荷物と軽い身体検査をします。ここでもパスポートと航空券が必要になります。

 

お土産購入

3. そこを抜けるともう搭乗を待つ場所へと出られます。そこでは免税品などを購入できるお店がたくさんあります。

 

搭乗

4. 搭乗開始の時間より少し早めに搭乗口で待ちましょう。時間が来たら飛行機へ搭乗し、日本へ帰ります。

 

税関書類

5. 機内では税関書類など記入しないと行けないものが配られるのでそれも加えて記入し持っている必要があります。

 

日本到着

6. 到着後はアナウンスに従って書類を出したり、荷物を受け取ったりします。日本の空港は日本語が通じるので困ることはありません。入国検査もデジタル化されているので機械ですぐに行うことができ、一分ほどで終わります。

 

入国スタンプ

7. これは必須ではありませんが、パスポートに日本入国のスタンプが欲しい場合は、人のいる窓口へ並んで待つ必要があります。日本で免税品を購入する場合、この日本に入国したスタンプがないと対応してくれない店がほとんどですので、忘れずにスタンプをもらうようにしましょう。

日本から帰ってくる手順 NRT or HND to LAX

飛行機

日本からアメリカへ帰るほうが少しややこしくなります。なぜなら、アメリカは出ていく人の検査は緩いですが、入ってくる人に関しては厳しいからです。

 

チェックイン

1. アメリカから日本へ帰るのと同様に自分の搭乗する飛行機の航空会社のカウンターでチェックインと荷物を預ける手続きをします。パスポートと航空券の提示を求められます。

 

保安検査

2. その後は保安検査を抜けます。そして保安検査を抜けると出国審査がありますが、これらはただただ順番を待って受けるという感じです。

 

お土産購入

3. 検査場を抜けると免税エリアになります。免税エリアのところに搭乗口があります。日本では遠い搭乗口の場合やシャトルで離れているところへ行くことも多々あるので、免税エリアに入ったらまず搭乗ゲートがどの辺にあって、何分程度移動に時間を要するのか確認しておくことをおすすめします。

 

搭乗

4. 搭乗口付近で待っていると時間が来たら飛行機へ登場することができます。登場する際にパスポートと航空券が必要になります。登場した後、今までは税関申告書を記載していましたが、こちらは最近紙で提出する必要はなくなったようです。

 

入国審査

5. ここまでは行きも帰りもほとんど違いがありません。しかし、LAXに到着した後、入国検査を受けます。ここで大きな問題が。。。入国検査を受けるための列が信じられないくらい長く、LAXでは2、3時間待たされるのがもはや普通です。

ここで観光ビザの人たちとは異なることがあります。観光ビザで入国する人たちは列に並ぶ前に機械で登録をいないといけません。しかし、学生ビザや就労ビザなどその他のビザの人たちは証明する書類(持って帰る必要のあるもののところで上げた書類諸々)があるので機械での手続きをせずに列に並んでただただひたすら並びます。

ある列で待っていたら、別の列に誘導された、自分たちのほうが早く並んでいたのに、後から来た人たちのほうが早く進んでいる、など日本人には理解しがたいカオス的な状況によく遭遇しますが、ああ、アメリカに帰ってきたんだなと大人しく諦めましょう笑。

順番が来たら保安官から質問を少々受けて無事に通過できれば大丈夫です。保安官によっては多くの質問をしてきたり、意地悪な質問を受けることもありますが、つたない英語でも良いので、毅然とした態度で臨みましょう。

 

荷物回収


6. 入国検査を終えたあとは荷物を受け取ります。LAXは入国検査にすごく時間を取られるので大抵は荷物がレールから出されています。荷物を受け取ったあとは実施しているのかしていないのかよくわからない税関検査を抜けてそのまま地上へ出ます。ここでようやくLAXの空港から出ることができます。

 

筆者も留学生ですが長期休暇は休みのはじめから終わりのギリギリまで毎回帰国しています。日本で地元の友だちに会ったり、家族に会ったりと寂しさやストレスを一気に解消して、また次の学期を乗り切るために気力をチャージします。初めて日本へ帰国、その後戻って来た際は手順や情報が全く無くとても緊張して戸惑ってしまっていたのを覚えています。誰かの役にたったり、こうやって帰ってるんだと知ってもらえる機会の記事になったら嬉しいです。

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