本場アメリカのコストコ事情、日本との違いをまとめてみました!

正式名称はコストコ・ホールセール(Costco Wholesale)。高品質な優良ブランド商品をできる限りの低価格にて提供する、会員制倉庫型店です。

コストコのはじまりは1976年、カリフォルニア州サンディエゴにある飛行機の格納庫を改造して作られた「プライスクラブ」という名前の倉庫店でした。1983年にはコストコの最初の倉庫店がワシントン州シアトルにオープンし、1993年にはコストコとプライスクラブが合併し、「プライスコストコ」となりました。その後1997年に「コストコカンパニー」、1999年8月30日には、「コストコホールセールコーポレーション」に社名変更し、米国のナスダックに上場しました。

倉庫店というだけあって、店内がとにかく広い!現在は世界中で700店舗以上あり、特に、コストコオリジナルブランドのカークランド・シグネチャー(Kirkland Signature)は世界各国で大人気です!

今回はそんなコストコから、本場アメリカのコストコについてご紹介します!

 

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アメリカのコストコは年会費が高い!

日本でのビジネスメンバー(法人会員)は3,850円なのに対し、アメリカでは60ドル。更にゴールドスターメンバー(個人会員)の場合も、日本では4,400円ですがアメリカでは60ドルと、どちらも年会費が日本より高くなります。

コストコのカードは海外でもそのまま使えるので、日本で入会しておいたほうがお得かもしれませんね。

(コストコのネットショッピングとガソリンを利用したい方は、アメリカで入会しましょう。日本で入会したカードの場合、コストコのネットショッピングは利用できません。更にガソリンを利用する場合は給油の際、毎回係員を呼ぶ必要があります。)

日本にはない会員がある!

日本のコストコ会員といえば、ゴールドスターメンバーとビジネスメンバーの2種類ですが、アメリカのコストコには日本にはない「エグゼクティブメンバー」という会員があります。カードの色は高級感溢れる黒色。年会費はゴールドスターメンバーの2倍の120ドル(日本円で約13,000円)。やや高めですが、コストコを頻繁に利用する人には結構人気のようで、店内で持っている人をよく見かけます。

その人気の秘密は3つ!1つ目は、会計金額に対して2%のキャッシュバックがあります。毎月250ドル以上お買い物をする方はエグゼクティブメンバーのほうが断然お得です!

2つ目はエグゼクティブメンバー限定のクーポンが届くこと。

そして3つ目は、旅行先でのレンタカーや部屋のアップグレードなどの特典です。いつでも途中解約できるので、気軽に会員になれるのも良いところですよね。(ただし途中解約すると1年間はコストコ会員になれません。)

アメリカのコストコはVISAカードや小切手も使える!

日本のコストコでは現金かマスターカードしか使えませんが、アメリカのコストコではVISAカードや小切手も使用できます。普段、アメリカのコストコでVISAカードを使用している方は、日本のコストコを利用する際は要注意です!

 

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アメリカのコストコは同伴者の人数制限がない!

日本のコストコは会員1人につき、18歳以上の同伴者が2人までの入場となります。(18歳未満は何人でも入場可能です。)一方アメリカのコストコは制限なし!同伴者は何人でも入場することができます。ただしお会計時は制限があるので気を付けて下さい。

アメリカのコストコは会員と同伴者が別々にお会計できる場合がある!

日本のコストコで困るのが、お会計の時。支払いが会員限定で、同伴者の別会計はできません。そのため、一旦会員が同伴者の分も一括で支払いを済ませ、後ほど購入した分の差額を回収する形となります。これって結構面倒ですよね。

しかしアメリカのコストコでは、店舗やレジ担当者によっては同伴者と別会計ができ、そんな面倒から解放されます!(アメリカのコストコでも一応、規定上は会員のみの支払いに限定されていますが、ほとんどの場合は別会計ができるようです。)

アメリカのコストコはネットショッピングができる!

2018年の6月頃、日本でも2019年内にネットショッピングを開始するとニュースになりましたが、アメリカでは既に実施されています。自宅が離れていてなかなか行けない方だけでなく、高齢者や妊婦さん、忙しい方にも大人気だそうです。実際の店舗と同じように毎週セール商品が表示されているので、お得情報も見逃さずチェックできます!大容量商品や家具などがネットで注文して自宅に届くのはかなり助かりますよね。

品揃えが日本とアメリカで違う!

コストコは独自ブランドのカークランド・シグネチャーの商品があるので、半分くらいはアメリカも日本も同じ物が売っていますが、日本にはない物も多く置いてあります。アメリカ国内でも、ハワイのコストコにしか売っていないお菓子があったり、筆者が住んでいるカリフォルニアにはギラデリのチョコレートや、ハワイに比べてオーガニック、Non-GMO(遺伝子組み換えでない)商品の品揃えが豊富だったりと、同じ国内でも場所によって違いがあります。その地域の特徴やニーズに合わせて商品を揃えているので、大容量のお土産はコストコでぜひ!

Costco Wholesale Corporation(コストコ・ホールセール・コーポレーション)

いかがでしたか?

コストコを愛用している筆者が、日本とアメリカの両方を利用し、発見した違いをご紹介しました。今回の記事が、アメリカのコストコを初めて訪れる方の参考になると嬉しいです。そして、魅力的な商品など、まだまだお伝えしきれていないことがたくさんあります。次回は人気商品など、更に詳しくご紹介します。お楽しみに!

 

 

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