アメリカの携帯会社・通信キャリアを徹底比較、スマホの繋がりやすさを要チェック!

人々との生活とは切っても切り離せなくなったスマホ(携帯電話)。アメリカに駐在や留学などで中長期で滞在することになった時、スマホ(携帯電話)は真っ先に必要となるものの一つではないでしょうか。今回は、アメリカでどこのスマホ(携帯電話)を購入すればよいか迷っているあなたのために、アメリカの4大通信キャリアを徹底比較してみたいと思います。

 

アメスマバナー

全米で加入者数ナンバーワンキャリア『ベライゾン』(Verizon)

 

 

Best Verizon Store @ 694 Alta Mere, White Settlement, Texas #verizonwireless #verizon #verizonstore

Chihiro Shinzakiさん(@chihiroshinzaki)がシェアした投稿 –

ベライゾン・ワイヤレス(Verizon Wireless)は、ニュージャージーに本社を構えるアメリカで加入者数第一位の携帯電話事業者です。2015年9月末での加入者数は、約1億3755万人に達し、名実ともに全米最大の通信キャリアです。

第三者機関RootMetricsの調査では、総合評価1位を獲得しており、ネットワークのカバー範囲、信頼性には定評があります。また、利用者一人当たりの通信料金はどのキャリアよりも高く、「高級で信頼のあるネットワーク」というブランドを確立しています。

2017年には待望のUnlimitedプランを発表し、さらにその地位を確固たるものにしようとしています。ベライゾンではiPhoneを始めとした人気スマホ(携帯電話)の他に、Googleが2016年末からベライゾンでの独占販売を開始したGoogle Pixelや、Motorolaのスマホなど、幅広いラインナップを揃えており、ハード、ソフトの両面において、ライバル会社を圧倒しています。mAmerica(まめりか)を運営するMMTM, Inc.では、一般消費者、法人向けにVerizonの日本語でのサービスに対応しており、アメリカでスマホ(携帯電話)の契約を検討している方にはぜひオススメです。

 

アメリカ二大発明家のグラハム・ベルが設立した『AT&T』

 

 

Can you remember the very first time you saw Taylor perform “You Belong With Me”?! Dance along to it again on #TaylorSwiftNOW + stay tuned for Part 3 on 3/21! #AllTheFeels

AT&Tさん(@att)がシェアした投稿 –

ベライゾンと双璧をなすと言われているのがAT&T。電話を発明したといわれるかの有名なグラハム・ベルが創業した会社で、テキサス州ダラスに本社を置き、スマホ(携帯電話)以外にも、固定電話やインターネット通信を提供しています。第三者機関RootMetricsの調査では、ベライゾンに続いて、総合評価2位を獲得しています。

AT&Tは2015年に大手ケーブル会社のDirecTVを買収したことでも有名です。DirecTV買収後は、スマホ(携帯電話)と固定回線通信、DirecTVの3つをパッケージ販売するなど、ベライゾンとは違った形で顧客にアプローチしています。

Softbankが買収したことでも有名な『Sprint』

この投稿をInstagramで見る

Sprint(@sprint)がシェアした投稿

2013年にSoftbankが買収したことで日本でも有名になったSprint。全米での加入者数は2016年時点で約5,500万人前後と言われており、加入者数では4番手となっています。一方、第三者機関RootMetricsの調査で、総合評価で3位につけており、近年、ネットワーク状況が改善されてきたようです。

しかし、ベライゾンやAT&Tという2強と比較すると、ネットワークの品質ではまだまだ差があることが指摘されており、米国の中で繋がらない地域も存在するようです。

 

2020年、この後ご紹介するT-Mobile社との統合が正式に発表されました。ゆくゆくはT-Mobileにブランドが統一されていくかもしれません。

全米で一番勢いのある『T-Mobile』

この投稿をInstagramで見る

T-Mobile(@tmobile)がシェアした投稿

ドイツに本社を置くドイツテレコムの子会社であるT-Mobile。近年、急速にシェアを伸ばしてきたこともあり、加入者数はSprintを抜き、2017年3月現在、全米で3位となっています。端末のSIMフリー化や、一部国際ローミングの無料化などで人気を伸ばしており、今後も成長が期待されています。

一方で、加入者数が増えるほど、ネットワーク速度が下がる傾向にあり、RootMetricsの評価では総合評価4位というやや厳しめの評価となっています。加入者数を伸ばしながら、ネットワークの品質に投資をしていけるかが今後の鍵となっていきそうです。

 

いかがでしたでしょうか?それぞれネットワークの品質や値段で違いがあるので、自分の使い方にあった通信キャリアを選択されることをオススメします。今回、通信の総合評価を判断するのに利用した第三者機関『RootMetrics』のウェブサイトを以下に記載しておきますので、詳しくご覧になりたい方は、ぜひウェブサイトにアクセスしてみてはいかがでしょうか。
http://www.rootmetrics.com/

今回ご紹介した通信キャリア以外でも、格安SIMを提供するサービスプロバイダー(MVNO)などの選択肢もあります。格安SIMの情報は、mAmericaの別記事『今、アメリカで熱い格安SIM5選』をぜひご参照ください。また、通信キャリアの選択に関してご相談のある方は、ぜひお気軽にmAmericaご相談フォームよりお問い合わせください。アメリカは国土も広く、電波がきちんと入るかどうかは死活問題になります。きちんと情報収集をして、あなたに合ったスマホ(携帯電話)を選んでくださいね。

 

アメスマバナー