アメリカの牛乳は種類が多すぎて何を買えば良いか分からない!日本では見慣れないミルクの表記と種類を徹底的に調べてみました!

アメリカのスーパーマーケットに行くと、日本と規格が違うものが多く陳列されていてワクワクしますよね!最近はお土産をスーパーマーケットで購入する人も多く、観光でアメリカに訪れた方でも1度はスーパーマーケットに行くのではないでしょうか。さてアメリカで生活していてサイズに驚かされるものはとても多いですが、種類の多さに驚かされるもの、それは牛乳です。量が多いので1回買うと消費に時間がかかるため、なるべく購入に失敗したくない牛乳、今回は徹底的に調べてみることにしました。

陳列棚いっぱいの牛乳に圧倒される

img_0551
この写真のスーパーマーケットは規模が小さめのところなので、これでも陳列の数が少ないくらいです。牛乳を買うとき、筆者が日本で気にしていたのはせいぜい値段と賞味期限くらいでしたでしょうか(笑)。日本では大体が成分無調整で乳脂肪分3.5〜3.8くらい、他には低脂肪牛乳やお腹を壊しにくい牛乳が売ってたりするくらいですよね。でもアメリカは違うんです。

かなり一般的なレベルでの種類分けをしてみます

img_0553
近年のアメリカでは、本当にたくさんの種類の牛乳を見かけます。原料や成分、殺菌方法など、様々な方法で種類分けすることができ、チョコレートミルクだってFlavored Milkというれっきとした牛乳の一種。まずここでは、かなり一般的な乳脂肪の割合での種類分けをご紹介しましょう。

Whole Milk

全乳。日本の普通の牛乳ですかね。これを買えば間違いないと思います。乳脂肪分は3.5%、小さめのコップ1杯150㌍程度くらいですので、それほどカロリーは高くありません。

2% Reduced Fat Milk

乳脂肪分2%の低脂肪牛乳です。味は薄い!色も普通イメージする牛乳を水で薄めたような色をしてます。でも、実際水で薄めているわけではありません。乳脂肪を取り除くことにより、水っぽく感じるだけです。栄養価も変わりません。

1% Low Fat Milk

乳脂肪分1%の低脂肪牛乳です。2%のものよりももっと薄いものです。

Fat Free Milk

無脂肪牛乳です。ダイエットの味方で、小さめのコップ1杯が80㌍程度。

アメリカの牛乳は大抵、ビタミンが追加されているんです。パッケージに「Vitamin D」だったり、「Vitamin A & D」と記載されています。ですので、日本で言うところの「成分無調整牛乳」はなかなか売っていないのかもしれませんね。

想像がつかない気になる種類


日本語で言われても難しい!それを英語の表記にされてしまうと、さらに頭の上にクエスチョンマークが増えるばかり。でも、成長ホルモンや添加物問題などを念頭に置きながら、スーパーでの買い物を楽しみたいですね。自分の身は自分で守る=しっかり単語を認識して、実際今自分が何を飲んでいるのかを理解しておきましょう。

Homogenized Milk

均質化乳、日本の普通の牛乳はだいたいこれです。何も処理をしていない牛乳はしばらく置いておくと、成分が分離してしまうらしいんです。そうならないように、脂肪球を機械的に細かく砕き、いつ飲んでも同じように均質化(ホモジナイズ)したものがこれにあたるそう。

Lactose Free Milk

無乳糖牛乳です。乳糖(Lactose)とは食べ物に含まれる糖類の一種。牛乳を飲んでお腹を壊しやすい人は、これを体内でうまく分解できないことが原因なのだそう。乳糖を分解する酵素ラクターゼ(Lactase)が含まれている、いわゆる「お腹を壊しにくい牛乳」です。

rBST Free Milk

成長ホルモン(rBST=recombinant bovine somatotropin、rbGHとも呼ばれる)の入っていない牛乳です。日本には成長ホルモン(rBST)に関する食品においての表示に義務はないそうです。だから見慣れないんですね…。

関連記事:「駐在妻がアメリカのスーパーマーケットで悩むこと、よく見かけるGMO、KosherやrBSTの表示ってどういう意味?

殺菌方法

そもそも、牛乳の殺菌方法というのにもいくつか種類があるようです。未殺菌の生乳(Raw milk)は、サルモネラ菌など病原菌の繁殖の危険性があるため多くの州で店頭販売が禁止されており、現在20の州で飲用物としての販売が完全に禁止されています。しかしその栄養価の高さ、味、そして近年のヘルシーブーム、オーガニックブームの流れと共に、生乳を推奨する人たちが増えてきています。

LTLT(Low Temperature Long Time)

62~65℃で30分加熱殺菌する低温殺菌方法。この方法は手間がかかるから値段が高いとのこと。

High Temperature/Short Time (HTST)

75℃で15秒殺菌する高温殺菌(HTST法)。アメリカの牛乳はこの殺菌方法が多いようです。

Ultra-High Temperature (UHT)

120~130℃で2~3秒加熱する超高温瞬間殺菌(UHT法)。日本の牛乳は普通この殺菌方法とのことです。

ミルクといっても牛乳だけではない

img_0552
牛乳以外にも、「ミルク」として豆乳、アーモンドミルク、ココナッツミルクも豊富に陳列棚に並んでいます。最近ではピーミルク、ヘンプミルクやカシューミルクなど、もはやなんでもあり状態。またコーヒーに入れるミルクですが、その多くは牛乳と生クリームのハーフ&ハーフだそうです。

アメリカの牛乳について、もはや牛乳というものについて勉強になりましたでしょうか。理解したところで味の好みは人それぞれだと思います。とにかく量が多いので、全種類を買って味見するのには時間がかかりそうですが、地道に自分のお気に入りを探したいと思います。