車社会のアメリカでは常識の通勤時のマイレージログ

日本で通勤と言うと多くの方が電車やバスを思い浮かべるのではないでしょうか。

アメリカの一部の都市部では日本と同様に公共交通機関が発達していますが、ほとんどの地域では車移動が当たり前となっています。

通勤でも車が利用されることが多く、多くの方がマイカーで通勤し、出先に行く時もマイカーで行くことが一般的です。

そして、その時に登場するのがMileage Log(マイレージログ)とMilegae Reimbursement(マイレージリインバースメント)です。

今回はそのマイレージログとマイレージリインバースメントについて解説していきたいと思います。

自動車の走行距離の記録、それがマイレージログ

マイレージログは簡単に言うと、自動車の走行距離のことです。

企業によって規定が異なりますが、多くの場合、自宅とオフィスを行き来するだけの場合、マイレージログを記録する必要がありません。

なぜなら、通勤に関する費用は従業員負担になっていることが多く、企業は従業員のマイレージログを管理する必要がありません。

しかし、従業員が自宅とオフィスの往復以外に業務でマイカーを利用する場合、会社は走行した距離分の負担をしてあげなければいけません。

その走行した距離の負担を補償することを、マイレージリインバースメントと呼びます。

企業から従業員への交通費の還付、それがマイレージリインバースメント

マイレージリインバースメントには大きく2つの要素が含まれます。

まず一つは走行した距離分程度のガソリン代。

もう一つが、マイカーが走った分の減価償却分の負担。

この二つを組み合わせた指標がマイレージリインバースメントの基準となります。

そして、このマイレージリインバースメントのレートは、アメリカ連邦政府によって、年ごとに定められます。

2016年は1マイルにつき、54セント。

2015年が1マイル57.5セントだったため、少しレートが下がっています。

実際にマイレージリインバースメントを見積もってみよう!

問題:

Aさんは毎日マイカーで通勤しています。
自宅とオフィスは5マイル離れており、取引先Y、取引先Zのオフィスもちょうど自宅、オフィスからそれぞれ5マイル離れています。
オフィスから取引先Aに行き、オフィスに帰ってきた回数は月に10回でした。
オフィスから取引先Bに行き、そのまま家に帰ってきた回数は月に5回でした。
さて、この月のAさんのマイレージログとマイレージリインバースメントは
それぞれいくらでしょうか?

回答:

マイレージログ:5マイル×10回(オフィス⇒取引先A)
+ 10マイル×5回(オフィス⇒取引先B⇒自宅) = 100マイル
マイレージリインバースメント:100マイル×$0.54 = $54

となります。

きちんとした走行距離を把握するために、雇用者にはマイレージログの記録が義務付けられており、従業員にきちんと正しい数字を入力してもらう必要があります。

インターネットで「Mileage Log」と検索すると、簡単なテンプレートが出てきますので、チェックしてみてください。

 

 

いかがでしたか?

日本の交通費の概念とは少し違うことに戸惑うことがあるかもしれませんが、この基本ルールを押さえておけば大丈夫です。

また、本記事の内容に関してご相談のある方は、

ぜひお気軽にmAmericaご相談フォームよりお問い合わせください。