MWC2019 Los Angeles、参加してみての感想レポ!

MWC 2019会場内の様子

日本でも展示会は年々規模が大きくなってきていて、いろんなジャンルのイベントが東京ビッグサイトや幕張メッセなどで開催されています。展示会の本場アメリカでも(本当か笑?)、数多くの展示会が開催されており、日本人に有名なイベントといえば世界最大規模の展示会、家電ショーのCES(Consumer Electronics Show)あたりでしょうか。それよりは少しマイナーなイベントにはなるのですが、通信関係のイベントで有名なイベントとして、MWC(Mobile World Congress)というイベントがあります。このMWCは毎年2月の後半にスペインのバルセロナで開催されるとあって、その立地も手伝って世界各国から業界関係者(とミーハーな方々)が来るビッグイベントになっています。

このMWCですが、近年は中国の上海やアメリカのサンフランシスコやロサンゼルスなどでも開催されるようになってきました。今年2019年はロサンゼルスで第3回目のMWCが開催されることになり、なぜか筆者のもとに招待状が届いて無料で参加させてもらえるってことなので、MWC 2019 Los Angelesに参加してきました。ちなみに、このMWC、バルセロナで開催されているものだと参加費は10万円〜という中々VIPなプライシングをしているイベントで、旅費なども合わせると30万円くらいは行ってしまいます。お金に余裕のある方は、まだ2020年の申込間に合いますので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

前置き長くなりましたが、MWC 2019 Los Angelesに行ってきてわかったこと、感じたことなどを思うままに書いていますので、ご笑覧ください。

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MWC(Mobile World Congress)基本情報

MWC 2019会場内の様子

我らがWikipedia様の情報によりますと、「Mobile World Congress(モバイルワールドコングレス)は、世界最大級の携帯電話関連展示会と世界中の携帯電話会社、端末製造メーカー、テクノロジープロバイダー、販売会社、コンテンツ会社の有名最高経営責任者が出席するカンファレンスを複合したイベントである。」とのことです。

初めて開催されたのが2009年になりますので、展示会としては比較的新しめのイベントと言えるでしょう。(初回開催は1987年という記載もあり、定義等だいぶ曖昧のようです。)主催者はGSMA(Global System for Mobile communications Association) という通信関連の国際機関になります。現在、5Gの規格をどうするなどの議論が進んでいる真っ最中ですが、それの取りまとめをするのがこのGSMAになります。

バルセロナで開催されるMWCでは、結構日本企業も出展したり、登壇したりと頑張っています。2019年のMWCでは楽天の三木谷社長が講演をしたことなどでも話題になりました。通信キャリアではNTTドコモ、メーカー系では、PanasonicやSonyなどもかなり大きなブースで出展していました。

MWC 2019 Los Angeles訪問レポート!

MWC 2019会場外の様子

筆者が訪れたのは2019年10月23日(水)、会場はロサンゼルスのダウンタウンにあるコンベンションセンター。到着したのが午前11時前くらい。まず思ったことがそんなに混んでいないというところ笑。CESやバルセロナのMWCだと人でごった返す感じがあって、会場に入るためのバッジを手にするのも列に並ばなくちゃいけなかったりするんですが、今回はバッジを並ぶ人はゼロであっさり入場バッジをゲットできました。

 

MWC 2019会場内の様子

会場内も混み具合もボチボチと言ったところでしょうか。まだ開催も3回目ということで、バルセロナで開催するときの規模に比べるとこじんまりとしています。

イベントの目玉は5G!

MWC 2019会場内の様子

正面入口を進むと、真っ先に登場するのがアメリカ大手通信キャリアのベライゾン(Verizon)とスプリント(Sprint)の5Gに関するブース。両者ともにうちの5Gはすごいぞ、ドヤって感じでアピール合戦を繰り広げています笑。昨年は無かったのですが、5G通信が繋がったスマホが展示されていたので、それぞれ実際に速度を測ってみました。

 

スプリント(Sprint)ブースと5Gデモ

MWC 2019会場内の様子

まずはスプリント(Sprint)のブース。全米で既に9箇所で5G通信の提供をしているそうです。うーん、ホンマかいな笑。怪しむ筆者も百聞は一見に如かずということで、実測してみた様子がこちら。

 

実測値で上り300Mbps超えを記録、中々スプリントもやるじゃないか笑。スプリント(Sprint)担当者によると、5Gに利用している周波数帯は2.5GHz、バンドは41だとのこと。え、2.5GHz?それは5Gと呼んでいい電波なのか笑!?4.5Gくらいな気もしますが、まあひとまずここは目をつむることにしましょう。。。(明確な定義はないのですが、通信業界では6GHzを下回るものは4Gとみなさている感じがします。まあこの辺は4Gが出てきた時にも噴出した議論ですね。)

 

MWC 2019会場内の様子

後はソフトバンクのグループ会社ということもあって、ロボットの展示なんかもありました。ペッパーくんがよりシュッとしていてロボット感がより凄い笑。写真右側にある人形を掴んで渡してくれます。

 

ベライゾン(Verizon)ブースと5Gデモ

MWC 2019会場内の様子

続いて、ベライゾン(Verizon)のブース。こちらも5Gで何ができるのかを展示しています。人のモーションを感知するようなものとか、VR的なものがめだってましたが、技術的にはそこまで目新しい感じはありませんでした。ベライゾンも5Gに接続されたスマホがあるぞってことで、早速スプリント(Sprint)同様速度を測ってみました。

 

待てど待てど中々繋がらないと思ったら、なぜかデンマークのサーバーに接続してしまったとのこと笑。なぜデンマーク笑!!ロサンゼルスではまだスマホ用5G通信の提供はしていないということもあり、無理やり展示会場に仮の基地局を立てたことが裏目に出たのでしょうか笑。。再トライです。

 

おお、今度はめっちゃスピード出てなんと下りで1.3Gbpsを記録、これは早い!確かに4Gの100倍もあながち嘘ではないことが晴れて実証されました、素晴らしい笑。なぜスプリント(Sprint)の5Gと何倍もスピードに差があるかというと、やはり周波数帯の問題が大きいことがわかりました。ベライゾン(Verizon)の5G通信は、周波数帯28GHzと39GHzをメインで利用しているため、より5G本来のクオリティが発揮できたようです。この28GHzはNTTドコモなども採用しようとしており、国際的な規格になってくるのかもしれません。

その他の展示ブースは?

MWC 2019会場内の様子

その他に筆者が個人的に気になったブースをご紹介していきます。

 

シャオミ(小米)

MWC 2019会場内の様子

アメリカ進出なんて無縁だと思われていたシャオミ(小米)のブースがあり、驚きました。展示しているものは、IoT関連のグッズやソリューションでしたが、5G対応のスマホも展示されていました。「アメリカで販売予定はあるの?」と聞いてみたところ、「全然無いよ笑!」と軽やかに回答していただきました。アメリカ進出の予定はないけど、とりあえず出していると言っていました、中国で勢いのある会社はスケールが違いますね笑。

 

nVIDIA

MWC 2019会場内の様子

自動運転などに利用される半導体やソリューションで勢いを増すnVIDIAも出展していました。

 

MWC 2019会場内の様子

Amazon Goと同じような仕組みの無人店舗を運営するためのプラットフォームを提供しているそうです。Amazon Goの場合、Amazonが自社で直接店舗展開していくビジネスモデルですが、nVIDIAはプラットフォームとソリューションの提供をするので、ローカルのコンビニなどで導入されていく可能性があります。既にサンフランシスコなどで無人店舗の運営を始めているようで、今後の成長に期待です。

 

JETRO

MWC 2019会場内の様子

後は日本のJETROがいくつかの日本の会社を誘致して出展していました。巨人たちがドカドカ投資するこの業界で戦うのは中々難しそうですね。。

感想とまとめ

MWC 2019会場内の様子

個人的には、日本からわざわざ参加するほどのイベントではないかなという印象でした。新しいものを見たいのであれば、CESやバルセロナでのMWCの方が断然オススメです。唯一、このイベントに参加する価値があるとすると、FCCや通信会社の幹部が登壇するKeynoteセッションを聞くということだと思います。ただこれに参加するためにはVIPチケットで10万円以上払わなければいけないため、コストと見合うかどうかはちょっと?です。

展示の内容としては、昨年のバルセロナでのMWCからそこまで大きく違いがないように思いましたが、実際に5G通信の速度を体感できたのは収穫でした。これから5Gを活用して、利用者にどのようにメリットが出てくるか、楽しみですね!