自然の景観と住みやすさが魅力、今が「買い」のアリゾナ州の州都フェニックスはこんなところ

アリゾナ州は1912年にアメリカ合衆国48番目の州として認定された、比較的歴史が浅い州です。今ではセドナやグランドキャニオンといった世界的に有名な観光地や、アメリカのなかで最も暑いエリアとしても認知されています。まさに、自然の景観と気候そのものがアリゾナ州の名物です。そんなアリゾナ州で最も大きな街であり、州都でもあるフェニックスは人口が全米第6位に位置する大都市です。今回は、そんなフェ二ックスについての基本情報と特色について、ご紹介していきます!

 

アメスマバナー

観光・保養地として全米が注目

 

A post shared by Canaan Cox (@canaancox) on

フェニックスは、アメリカやカナダの主要空港との繋がりもあることから交通の便が良い場所です。また、グランドキャニオンやセドナの最寄り空港ということもあり、2015年は年間4,500万人もの旅客数がありました。フェニックス・スカイハーバー国際空港は、世界で12番目に忙しい空港として位置づけられています。特に冬の季節は、アメリカ国内から越冬するために訪れる人たち「スノーバード」が多く訪れます。

スポーツ好きにも人気の街

 

A post shared by @repostdesigners on

フェニックスを拠点するプロスポーツチームはたくさんあります。メジャーリーグではダイヤモンドバックス、バスケットボールではフェニックス・サンズ、さらにはNASCARレースのサーキットもあります。特にNBAのフェニックス・サンズは、日本人の田臥勇太選手が所属していたことで日本でも有名です。フェニックスにはいたるところにスポーツバーがあり、地元チームを応援する人で賑わっています。

リタイア後に移住する街

 

A post shared by Ryan Simpson (@rysimz71) on

フェニックスは他のアメリカの大都市と比較して物価も安く、温暖な気候のため生活がしやすいことが利点です。それが魅力で、リタイア後に移住してくる人が多い街でもあります。物価の安さについて言えば、東海岸で一戸建てを買う予算の半分程度でフェニックスやツーソンに家が買えてしまうため、大都市である程度お金を貯めた人がフェニックスに移り住むことはよくあることです。また、フェニックス周辺はまだまだ開発段階のため、不動産投資の対象としても注目されています。これらのことから、フェニックスは全米でも「不動産は今が買い」の街の一つです。

日本食の質が高い

 

A post shared by Mahfam Moeeni-Alarcon (@m.a.h.f_az) on

アリゾナ州は海に面していないので、どうしても魚介類の鮮度が悪くなってしまいます。しかし、フェニックスではアリゾナの他の都市と比べて交通の便が良いことや大都市ならではの流通の良さから、日本食レストランの素材は抜群です。フェニックスでは国際会議やプロ野球のキャンプなども行われることから、一年を通じて多くの日本人が訪れます。そんな時にぜひ立ち寄ってほしい日本食レストランNobuoは、フェニックスで知らない人はいないほどの名店です。筆者のおすすめはランチの「とんかつサンドイッチ」($12)です。

フェニックスは大都市でありながら、まだまだ日本人にとって知名度は低く上昇傾向の街です。セドナやグランドキャニオンを訪れた際は、アリゾナの州都がどのような街なのか、ついでに立ち寄ってみるのも良いと思います。ただし、一年中日差しが強いので、日焼け対策は必須です。

 

アメスマバナー