アメリカでベジタリアン生活をしてみよう!みなさんはベジタリアンの中にも種類があることを知っていますか?

ペスコ・ベジタリアンは何が食べられないの? https://www.instagram.com/p/cvEiSOh95u/?hl=en&taken-by=pescetarianfood まず、筆者の食生活から書いてみましょう。ペスコ・ベジタリアンは、英語でPesco vegetarianやPescatarianと表記されますが、基本的に家畜の肉は食べない人のことです。でも、魚を含め魚介類は食べます。食べられるものにそれほど制限がないため、他のベジタリアンの人達から仲間と認められないこともあります。 そもそもなぜペスコ・ベジタリアン生活をはじめるようになったかというと、アメリカのドキュメンタリー番組で食肉の処理方法を見てショックを受けたからです。それを見た後から、何だか家畜の肉を食べることに抵抗を感じるようになりました。また体重の増加も理由にあり、この際に自分の食生活を改めてみようと、魚介類中心の食生活に変えてみました。 最初の1ヶ月くらいは、結構大変でした。でも、慣れてくるとそれほど肉が食べたいと思わなくなり、それ以来ずっとこの食生活を続けています。今では、お肉を見ても食べたいとは思いません。実際私のように、健康目的でペスコ・ベジタリアン生活をしているアメリカ人は多いです。 すき焼きやしゃぶしゃぶが食べられないのは残念ですが、日本の食事にも魚料理が多いため、この食生活をしていて困ることはほとんどありません。また、アメリカのファストフード店やスーパーではサラダやスープ、肉の入っていないハンバーガーやサンドイッチなどが種類多く販売されているので、お肉無しでも十分日々の食事を楽しめます。

ベジタリアンのタイプ

https://www.instagram.com/p/BU15RRrhc7P/?taken-by=mynewroots さて、ペスコ・ベジタリアン以外に、他のベジタリアンのタイプについて書いてみましょう。

ヴィーガン(Vegan)

卵や乳製品を含む動物性食品を一切食べない人達です。完全菜食主義者とも言われますが、この食生活を毎日続けようと思うと、結構大変かもしれません。また、動物を使った製品も一切身につけません。

ラクト・オボ・ベジタリアン(Lacto-ovo-vegetarian)

植物性食品、牛乳や卵といった乳製品を摂取することができる食生活です。肉類や魚介類は食べません。

ラクト・ベジタリアン(Lacto-vegetarian)

ラクト・オボ・ベジタリアンと少し違って、乳製品の摂取ができますが、卵の摂取はしません。

オボ・ベジタリアン (Ovo-vegetarian)

ラクト・オボ・ベジタリアンと少し違って、卵の摂取ができますが、乳製品の摂取はしません。

セミベジタリアン(Semi-vegetarian)&フレキシタリアン (Flexitarian)

名前の通り、普通より肉類の摂取を少なくして、野菜や果物を中心とした食生活をする人達です。 https://www.instagram.com/p/BZWX4JKFvdY/?tagged=fruitarian また、例外的にヴィーガン(Vegan)より制限のきついフルータリアン (Fruitarian)もいます。果物やナッツ類を主食としている人達で、ここまで来るとさすがに栄養面で大丈夫かな?と心配になってしまうかもしれません。私自身アメリカに住んでいて、まだこのタイプの食生活を送っている方に出会ったことがありません。ベジタリアンの中には、動物愛護や健康目的の理由以外に、一時的なダイエットや宗教上の理由で食生活に制限を持っている人もいます。なので、まさに多種多様なのです。 ベジタリアンにも色々なタイプがあるので、現在ベジタリアン生活を考えている方は、どの食生活からはじめていいのか迷うこともあるでしょう。実際、ペスコ・ベジタリアン生活をはじめるにあたり、筆者自身もそれぞれの食べ物に含まれている栄養素について勉強をしました。食べることは日々の生活に欠かせないですから、現在ベジタリアン生活を始めてみようかなと思っている人は、まずは無理なく自分に合った食生活を選んでみてはいかがでしょうか?