日本とアメリカの茄子が違いすぎる件について!さらにアジアスーパーで見かける各国の茄子について、調理法などを調べてみました!

身近な食材としてよく使われる茄子(なす)。実は、日本のスーパーで売っている茄子とアメリカのスーパーで売っている茄子って、かなり見た目も大きさも違うんです!今回は、アメリカの日本人駐在妻だったら一度は考えたことがある茄子が違いすぎる問題をテーマに、各国の比較をしたいと思います!

 

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日本の茄子

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日本の茄子といえば、一般的に紫色で細長く、ヘタの部分が緑色をしていますよね?もちろん、品種によっても少し違いますが、全体的に色は紫色でも少し黒っぽい色をしています。 日本の茄子は、風味もあって漬物、煮物、焼き物、揚物など色々な料理に適しています。

アメリカの茄子

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それに対して、アメリカのスーパーで売っているナスは、色は日本と同じく紫色のものが多いですが、どれも日本のナスの倍以上の大きさで、形はどちらかというと丸っぽいです。しかも、皮が結構硬めなので、煮物や揚物料理として食べるには向いていますが、風味は日本のナスと違って薄いです。 そのため、アメリカで茄子を使った料理を作るときは、トマトと一緒に合わせてトマトソースにして、パスタにかけて食べることが多いです。あるいは、皮の部分だけ取って、煮物として食べることもあります。

中国の茄子

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時々、アジア系や中華系のスーパーマーケットへ行くと、見かけることがある中国の茄子。これまた、日本やアメリカの茄子と違って更に細く、風味はほとんどなく、紫色でも少しピンク色っぽい感じです。パッと見ると、少し栄養不足なの?って感じがしますが、中国人の友人いわく、これが一般的に中国で食べられている茄子とのことです。 ちなみに、中華料理にはよく揚物や炒め物料理が多いですが、細い方が火の通りが早いため、こういったナスの方が適しているそうです。

タイのナス

 
 
 
 
 
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アメリカには、エスニック系のレストランも結構あります。その中で、タイ料理の1つ、マッサマンカレーは、昔、あるアメリカの情報サイトで、「世界で最もおいしい50種類の食べ物(World’s 50 most delicious foods)」の第1位に選ばれたことがあるほど、アメリカ人の間でも好まれる料理です。 そんな人気のタイ料理によく使われるのが、タイの茄子なのですが、これが上記に紹介したどの茄子とも違って、緑色をしています。一見、熟していないミニトマトのような感じですが、大きさは5センチ前後で丸い形をしています。果肉が固めで煮くずれしにくいため、カレーやスープに使われていることが多いです。

そもそも茄子の起源はどこから?

上記に、色々な国の茄子について紹介してみましたが、実は茄子の起源はインドだと言われています。奈良時代に中国あるいは東南アジア方面から伝わったと言われていて、名前の由来は「早く実が成る」からだそうです。「なす」は本州の東日本から東海地方までのエリアで使われる呼び名で、西日本と北海道では「なすび」という呼び方の方が一般的だそうです。ちなみにアメリカでは、茄子のことをEggplant(エッグプラント)といいますが、これは卵のような形をしているから、そう呼ばれるようになったそうです。となると、インドの茄子ってどんな感じなのか気になりますよね?インドの茄子は、日本とアメリカの茄子をミックスさせたような感じで、紫色ながら、形は丸っぽく小さいです。定番のインドカレーや香辛料を効かせたスパイシー料理にピッタリだそうですよ! 今回は、各国の茄子の違いについて少し紹介してみました。日本とアメリカの茄子に違うがあるのはもちろんのこと、同じアジアの国々でも違いがあって面白いですね。みなさんも、機会があれば、色々な国の茄子を試してみませんか?

 

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