アメリカのスーパーでも普通に手に入る豆腐、それって日本のものとは違う?気になるそのお味とおすすめのブランドとは?

日本食に欠かせない豆腐。アメリカでも豆腐は手に入りますが、実際、アメリカでどんな豆腐が手に入るのか気になるところではないでしょうか?そこで今回は、筆者が地元のスーパーでよく買うおすすめの豆腐ブランドや表記について、ご紹介したいと思います。

 

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米系スーパーで売っている豆腐

 

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近年、アメリカ人の間でも日本食はヘルシーだと認識する人達が増えてきているため、大手のスーパーなどでも豆腐を売っているところが多いです。ただ、アメリカンスーパーで売っている豆腐は、ターゲットが主にアメリカ人向けということもあり、味や食感が日本で売っている豆腐とは少し違います。また、日本だと豆腐は新鮮な食材として扱われていますが、アメリカの場合、パック詰めになっているものの、比較的長い期間保存がきくものが多いのも特徴です。 下記に、一般的にアメリカの大手スーパーで売っている豆腐のメーカーを紹介してみました。

Nasoya Tofu

 

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WalmartやTargetなどで売っている豆腐です。1978年にアメリカで初めて豆腐を生産・販売した企業で、現在は豆腐以外にもアジアンスタイルの麺類なども販売しています。おそらく、現在豆腐を販売している会社の中で、一番老舗ではないでしょうか。豆腐1パックの値段は約4~5ドル前後で、日本で買う一般的な豆腐より少し大きめのサイズなので、色々な料理に使うことができます。

公式URL: http://www.nasoya.com

Morinaga Tofu

 

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日本の森永乳業の傘下で、1985年からカリフォルニア州で販売が始まった豆腐です。現在は、MORI-NUという名前で、アメリカ国内だけでなくカナダやヨーロッパでも生産・販売されているので、これからも認知度がどんどん上がりそうですね。上記のNasoya Tofuと同様、大手のスーパーマーケットで売っています。この豆腐は、1パック約2~3ドルとリーズナブル。他の豆腐と違って常温で、数ヶ月ほど日持ちするため便利です。

公式URL:http://www.morinu.com

House Foods Tofu

 

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ヘルシーな食材を扱うWhole foodsで売っているのを見たことがあります。1980年代から日本のハウス食品がアメリカ向けに販売している豆腐で、アメリカ産の大豆を使ってアメリカで生産されています。Nasoya TofuやMorinaga Tofuと比べると賞味期限が短いですが、個人的に日本の豆腐の味や食感に一番近いと思います。また、オーガニック豆腐から、サイズも色々あるので、作る料理に合わせて選べます。

公式URL:http://www.house-foods.com

FIRMやSOFTって何?

 

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豆腐を購入する際に、ラベルにFirmやSoft(あるいはSilken)と記されています。これは、日本でも木綿や絹豆腐と違いがあるように、豆腐の硬さを意味します。ちなみにFirmは硬め、Softは柔らかめで、Extra Firmと記されている場合は、とっても硬めという意味になります。作る料理によっても違ってきますが、焼き物や炒め物にはFirm、飲み物やデザートを作る際にはSoftの豆腐が使いやすいと思います。 色々な料理に使える豆腐。最近では、アメリカでもヘルシーブームが到来していることもあり、豆腐を使ったアレンジ料理やレシピなど、色々な料理雑誌やWEBサイトなどで紹介されています。今回は、アメリカのスーパーで売っている豆腐を紹介してみましたが、アジアンスーパーへ行くと、もっと色々な種類の豆腐が売っています。みなさんも時間があるときに、豆腐の食べ比べをしてみませんか?

 

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