あるアメリカ人女性に、ランチに連れて行ってもらいました
ちなみに、連れて行って頂いたお店はカリフォルニアのTustinにある、Rutabegorzというアメリカンなお店です。ベジタリアンの間でも有名な野菜の美味しいお店だそうで、2人ともボウルいっぱいのサラダをオーダー!
とっても大きなボウルの中には、レタス、チキン、生のマッシュルーム、イチゴ、玉ねぎ、ナッツ、粉チーズなどがモリモリ!アメリカンサイズのサラダです。
彼女がこのサラダをどうやってオーダーしたのか見ていきましょう
「卵は苦手なの。代わりにレタスを多めでお願いね」
「ナッツは良くローストしてね」
「食べやすいように具材を小さめにカットして欲しいの」
「ビネガーソースはかけないで、サイドに添えてね」
さらに食べながらもっとレモンをかけたくなったみたいで、レモンも持ってきて貰っていました。
どれも私は「こんなに細かくオーダー出来るんだ!」と驚いて見ていたのですが、それ以上にもっと驚くのは店員さんの対応でした。
何一つ嫌な顔せずに笑顔で「sure!」と言って、対応してくれるのです。オーダーした彼女も嬉しいし、彼女の笑顔を見て店員さんも嬉しくなり、おしゃべりも弾む。なんていい循環なんだろうと感心してしまいました。
一方、日本では
日本では、オーダーの際に決まったメニューを頼みますから、そのメニューを少々変更したりというのはアレルギー対応を除いてあまり見かけない気がします。
注文を取る方もその方が楽だし、厨房とのミスコミュニケーションが起こりにくい。だからこそ、柔軟な対応は不慣れとも言えるのではないでしょうか?スタッフに何か頼むと「店長に確認致しますので少々お待ち下さい」と言われてしまうことあります。
でもアメリカではお客様の好みを細部まで聞いてくれるなんて、これぞ最高のホスピタリティじゃないの〜!と感心した私は何か自分も言ってみようとトライしてみたのですが「オニオン多めでお願いします!」しか言えませんでした(笑)細かく自分の好みを伝えるのに慣れていないので、何も要望が出てこないのです。あまり好き嫌いが無く、何でも食べれちゃうからかな?
出展:https://yacyber.jp/media/d_education/childrens-likes-and-dislikes
まずはスモールステップから
もし嫌いなものがある方は、まずそれを抜いてほしいと伝えてみるのが良いかもしれません。「パクチーは除けて、その代わりにホウレンソウ多めで」と言った感じで。「その代わり◯◯を多めで」という所が、日本に長年住んでいた筆者には少々図々しいのでは無いかと思ってしまうのですが、そんなことは無いようです(笑)
好きなものは沢山食べて、苦手なものは完璧に排除。これがアメリカンスタイルのオーダーの仕方のようです。「こんな無理なお願い聞いてくれるの?」なんて心配になるかもしれませんが、慣れてしまえばなんのその!会話も弾み、レストランでのお食事がもっと楽しくなりますよ。是非お試しあれ!