アメリカ生まれのマフィンには謎たくさん!?地味だけどアメリカ人に長年愛されるマフィン事情とは?

大半のアメリカ人は、意識しないくらい息をするかのごとくマフィンが好きです。カフェはもちろん、パン屋さんにレストラン、近所のスーパーなどいたるところでマフィンが販売されています。今回は、日本でいうところの菓子パン、軽めの1食分に相当するズッシリ感がたまらないアメリカ生まれのマフィン事情をご紹介します。

 

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不動のNO.1!?アメリカ人が好きなマフィンの味とは?

 
 
 
 
 
 
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アメリカのマフィンは、数多くのフレーバーが存在します。色々あるものの、やはり断トツ人気はブルーベリー・マフィン!続いてチョコチップ、バナナ、アップルシナモン、コーヒーなどが主流です。

また、コーンミールを使用したコーン・マフィンやオートミール・マフィンなど、アメリカ人がほっこりと懐かしいと感じるタイプのマフィンも好まれています。マフィン=シンプルという認識は間違っていなくとも、シンプルだからプレーン味が好まれるというわけではないのかもしれません。

意外なマフィンの真実?イングリッシュ・マフィンの謎

 
 
 
 
 
 
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アメリカで誕生したといわれるマフィンですが、どこで誰が生み出したのかはっきりとしていません。マフィンの誕生は恐らく18世紀の初めといわれており、いつのまにかアメリカ人の食生活に溶け込んでいました。また、朝マックでお馴染みのイングリッシュ・マフィンも実はアメリカ生まれという逸話もあります。

イギリスのクランペットというパンを元に、イギリス移民であったサミュエル・トマースが現在のイングリッシュ・マフィンを誕生させたという説です。しかも、そのトーマス由来のイングリッシュ・マフィンは、現代のアメリカにおいてもスーパーなどで手に入れることができます。食料品店でThomas’ブランドを探してみましょう。

マフィンVSカップケーキ、そもそも違いってあるの?

 
 
 
 
 
 
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マフィンとカップケーキは、よく似ているようで異なる道を進んでいます。カップケーキがドラマやセレブの影響でムーブメントを引き起こした一方で、大人しいマフィンは地道にかつ柔順にアメリカ国民の食文化に寄り添ってきました。

王道のマフィンは、原料を活かした素朴な味わいが特徴です。明確な定義はないものの、カップケーキはアイシングやデコレーションといった砂糖やバターがたっぷり使われやすい傾向にあります。 そういうわけで、マフィンはカップケーキよりもヘルシーと考えているアメリカ人も多く、朝食として食卓に並ぶことも珍しくありません。ただし、食べ過ぎると太るのはどちらも同じです。

手作りマフィンはいかが?アメリカで究極の簡単マフィン作りの味方はコレ!

 
 
 
 
 
 
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ベーカリーやカフェ、アメリカのあらゆる場所でマフィンは販売されています。ただ、パンケーキやクッキーと同様に、たまには家庭で手作りマフィンに挑戦したくなるときもあるでしょう。そんなときは、スーパーへ行ってJiffy Mix(ジフィー・ミックス)を探してみてください。

ジフィー・ミックスは、アメリカのベーキング・ミックス市場で大きな成功を収めているブランドです。ジフィー・ミックスがあれば、面倒な粉の計量は必要ありません。マフィン・ミックスと卵1個と牛乳(1/4カップ)を混ぜて型へ流し、あとはオーブンで焼くだけです!

詳細な起源はわからずとも、アメリカ人のマフィンに対する信頼は今後も揺らぐことはないでしょう。生まれながらにして、マフィンと共にある生活をアメリカ人は受入れています。もはや「いなくなって始めて気がつく、あなたの存在」レベルかもしれません。ときには、マフィンのバックグラウンドに思いを馳せながらじっくりとモグモグしてみてください。

 

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