車社会のアメリカでは常識の通勤時のマイレージログについてご紹介します!
自動車の走行距離の記録、それがマイレージログ
マイレージログは簡単に言うと、自動車の走行距離のことです。企業によって規定が異なりますが、多くの場合、自宅とオフィスを行き来するだけの場合、マイレージログを記録する必要がありません。なぜなら、通勤に関する費用は従業員負担になっていることが多く、企業は従業員のマイレージログを管理する必要がありません。
しかし、従業員が自宅とオフィスの往復以外に業務でマイカーを利用する場合、会社は走行した距離分の負担をしてあげなければいけません。その走行した距離の負担を補償することを、マイレージリインバースメントと呼びます。
企業から従業員への交通費の還付、それがマイレージリインバースメント
マイレージリインバースメントには大きく2つの要素が含まれます。
まず一つは走行した距離分程度のガソリン代。もう一つが、マイカーが走った分の減価償却分の負担。この二つを組み合わせた指標がマイレージリインバースメントの基準となります。
そして、このマイレージリインバースメントのレートは、アメリカ連邦政府によって、年ごとに定められます。2016年は1マイルにつき、54セント。2015年が1マイル57.5セントだったため、少しレートが下がっています。
実際にマイレージリインバースメントを見積もってみよう!