大自然が満喫できるアーカンソー州、全米一長い鍾乳洞壁のど迫力を味わおう!
U.S. Frontlineからの転載記事です。オリジナル記事はU.S. Frontline 2017年4月号に掲載されております。また、U.S. Frontlineでは最新ビジネス動向から、アメリカ生活に役立つ教育、医療、法律関連情報から全米各地のコミュニティ情報やグルメ、旅行、エンタメといったジャンルを幅広くカバーしておりますので、是非、本記事以外の面白い内容のものを見つけてみてください。
州立公園で、自然に囲まれた素朴なアメリカを満喫
[caption id="attachment_4084" align="alignnone" width="850"] クラフトが飾る舞台で、バンジョーやフィドルが奏でられるPhoto © Michiko Ono Amsden[/caption] 州都のリトルロックから北へ車で約2時間半の場所にある「オザーク・フォーク・センター州立公園」は、アメリカのフォークミュージックの生まれた場所であり、春から秋にかけて、ライブミュージックや音楽イベントで賑わいます。アーリーアメリカの素朴な生活シーンを再現していて、キルトや陶芸などクラフトのワークショップや、ナイフ造りなども行われ、まるで古きよきアメリカの村に迷い込んだよう!「オザーク・フォーク・センター」には、豊かな森を生かした樹上オリエンテ―リングが楽しめる「ロコ・ロープス」というレジャー施設があります。地上10mの高さなので、安全のためにハーネスを着けて細い丸太の上を歩いたり、グラグラと揺れる吊り橋を渡ったりするのは、スリリングなだけではなくかなり体力も必要。難易度別に3つのコースがあり、インストラクターがついてくれます。実際、吊り橋などかなり間が空いていて、次の一歩を踏み出すのがかなり恐い!コースの最後は、地上までは滑車につかまって一気に下りる“ジップライン”でフィニッシュ。達成感もあってみんな雄叫びを上げています。
驚きの鍾乳洞にトラウト釣りなども
[caption id="attachment_4085" align="alignnone" width="850"] ホワイト川のあちこちで釣り糸を垂れているボートPhoto © Michiko Ono Amsden[/caption] アーカンソー州には、全米で唯一、米国森林局(US Forest Service)が管理をしているという「ブランチャード・スプリングス洞窟」があります。エレベーターで地下約111mまで下りると、そこには驚くべき鍾乳洞の大空間が待っています。洞窟ツアーに参加すると、鍾乳洞の成り立ちや歴史を解説してくれます。この洞窟が発見されたのは1963 年ですが、この頃は冷戦時代でシェルターとして使うことを考えての洞窟探索が盛んだったそう。アメリカでも最大の幅を誇る鍾乳洞壁は圧巻。クリスマスなどここでコンサートも開かれるとのことで、HPをオープンするとそんな荘厳な音楽が流れてきます。ミシシッピ川に沿っているアーカンソー州には、その支流であるホワイト川やブラック川が流れます。4種類ものトラウトが生息するホワイト川は、釣りで有名。川のほとりに400エーカーもの敷地が広がる「ガストンズ・ホワイトリバー・リゾート」は、59年の歴史を誇るリゾートで、ここに泊まって朝から釣りを楽しむ人で賑わっています。釣った魚をレストランで調理もしてくれるので、上手くいけば釣り果でおいしいご飯にありつけるかも。 アウトドア派なら、アーカンソーは絶対に一度は足を踏み入れておきたい州の一つ。小さなお子さんのいる駐在家庭の方も、次回の家族旅行の予定に入れてみてはいかがでしょうか?釣りにジップラインに鍾乳洞…キッズが大喜びする旅先になること間違いなし!家族全員で、アーカンソーの大自然を満喫してみてください。また、冒頭でご紹介した本記事のオリジナル提供元のU.S. Frontlineでも様々なジャンルの記事を取り扱っておりますので、是非一度ウェブサイトを訪れてみてください!