ホノルル空港でのレンタカーの借り方、ハワイの達人にコツを聞いてみました!

レンタカーオフィスまでの行き方

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これまでは、ハワイの空港に到着してから排気ガスが充満する中央分離帯で、レンタカー会社のシャトルバスを待つ必要がありましたが、最近ターミナルビルをスルスルと抜けて歩いて向かうことができるようになりました。この情報はあまり多くの方に知られていないようで、従来のようにシャトルバスを待つ人が絶えないようです。到着後すぐの煩わしいスーツケースの上げ下げや、シャトルバスのドライバーへのチップ問題ともおさらばです。ターミナルの出口を背にして右手方向に歩いて行き、ちょうどバゲージクレームサインEとFの中間にある横断歩道を渡ると到着です。レンタカーオフィスまでは距離にして400m程度。平坦な道なので重いスーツケースを持っていても平気な距離です。このレンタカーオフィスが集まるビルの総称を「カーレンタルセンター」と呼びます。

対応しているレンタカーオフィスは5社のみ

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2017年5月現在、歩いて行けるカーレンタルセンターに入っているのはAdvantage(アドバンテージ)AVIS(エイビス)Budget(バジェット)Hertz(ハーツ)National(ナショナル)の5社となっています。大手よりも料金が安く保証も充実しているAlamo(アラモ)dollar(ダラー)を利用する場合、従来通りシャトルバスに乗って空港外のレンタカーをピックアップする場所まで移動する必要があります。旅慣れた方が好んで利用する2社なので、早く対応してほしいところです。ちなみにニッポンレンタカーを利用する人は、Nationalが代理窓口です。「到着時」のレンタカーピックアップはずいぶん楽になりましたが、「返却時」は少し大変なので工夫が必要です。これまでは各レンタカーオフィスに返却して、そこからシャトルバスに乗ってターミナルまで行くスタイルでした。しかしこれからは、すべてのレンタカー会社まとめて空港内のカーレンタルセンターに返却し、そこから歩いてターミナルまで向かう必要があります。ただし、シャトルバス乗り場まで移動してシャトルバスにお願いすれば、ターミナルまで連れていってもらうことも可能です。時間帯によっては待たされます。

ハワイの達人が教える返却時のコツ

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そこでハワイの達人たちが使うやり方があります。レンタカーを返却する前に、国際線ターミナルの自分が利用する航空会社カウンター前の車止めで全ての荷物と同乗者をドロップオフし、ドライバーだけがレンタカーを返却しに行く方法です。車止めは時間帯によって多少混雑しますが、荷物と人の乗降のみの利用に制限されています。さらに警察やセキュリティーがずっと見張っているので、車をすぐに移動させなければいけません。この方法を使うとドライバーがレンタカーを返却している間、他の人は車止め周辺やターミナル内で荷物の整理やベンチに座って待つことが可能です。また、空いているカウンターの人に頼んで重量のチェックを事前に済ませると、チェックイン時に時間をかけずに済み、スムーズです。ドライバーは返却後に身軽な状態で歩いて出発ロビーに向かうだけなので、とても楽チンです。 レンタカーオフィスへのアクセスが改善されてグっと楽になり、さらに便利になったホノルル国際空港。今回の改修は今後のレンタカー会社選びのひとつの基準になりそうです。この情報を活かして、ぜひ到着時、返却時ともにレンタカーを利用する際はストレスなく過ごしてください。