最近アメリカでも話題のMVNO(格安SIM)とSIMフリースマホ(格安スマホ)って、一体何?

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MVNOとは?

最近は地下鉄でも携帯電話の繋がりがよく有りませんか?
これはひとえに各キャリアが電波を飛ばす設備を、地下にせっせと取り付けたからです。これを一からやろうものなら一体いくらお金がかかるか検討も尽きません。それでは、彼らが設置してくれた設備を借りて、サービスすればいいんじゃないか?と考えた企業があり、それを実現したのがMVNOです。金銭的な理由以外にも、電波は使用帯域が限られているため、国から許可を受けた事業者しか使うことができないという事情もあります。
日本のMVNO事業者の多くはNTTドコモの回線を利用
NTTグループ以外の独立系MVNO事業者でも、例えば楽天モバイル、エキサイトモバイル、BIGLOBE SIM、FREETEL、IIJmio、NifMoなどたくさんの事業者はNTTドコモ回線を借りてビジネスをしています。筆者も調べてびっくりしたのですが、NTTドコモから設備を借りる方が、KDDIやSoftbankから借りるよりだいぶ安く借りられるようです。総務省の規定によりNTTドコモ側は借りたい事業者に対して拒否することができないように法律で決められており、回線の品質も良いし、費用も安いということで、MVNOがNTTドコモに集中したそうです。
SIMフリースマホ(格安スマホ)はMVNOでも利用できるスマホ
今までは、大手通信キャリアがSIMロックと言って、他の通信キャリアで携帯電話が使えないように、携帯端末にロックをかけていました。これが、MVNOの台頭により制度が変わり、各通信キャリアとも早期でのSIMロック解除に応じるようになってきました。また、家電量販店で販売している安い価格帯の携帯電話は元々どのキャリアでも利用できるように、SIMロックをかけていません。この「大手通信キャリアモデルでSIMロックが解除されたスマホ」や「家電量販店で販売している元々SIMロックがかかっていないスマホ」のことを総称して、巷ではSIMフリースマホと呼んでいます。ユーザーにとっては、通信キャリアの乗り換えがしやすくなったのがメリットですが、一方でSIMフリースマホであれば、必ずどの通信キャリアでも使えるようになるということではありません。この辺りの情報は、mAmerica別記事「アメリカの格安SIMは?あなたのそのスマホ向こうで使えますか?」で実情をご紹介していますので、ご参照ください。 いかがでしたでしょうか?最近流行りの、MVNO(格安SIM)とSIMフリースマホ(格安スマホ)についてご紹介しました。どんどん新しい技術やサービスが登場し、少し戸惑うこともあるかもしれませんが、スマホ系記事にも強いmAmericaを定期的に読んでいただき、きちんとキャッチアップしてくださいね!