アメリカ人が熱狂するピクルスの豆知識&手作りレシピご紹介!

日本では「ピクルス抜いてください」でお馴染み、ハンバーガーに挟んである酸っぱいものの代名詞、ピクルス。いまいち存在意義がわからないと思っていませんか?日本人には不思議な食べ物でも、多くのアメリカ人はピクルスを愛しています。パワーパフガールズの市長さんをはじめ、老いも若きもピクルスに夢中です。今回は、アメリカの隠れた(?)国民食、ピクルスを紹介します。

 

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アメリカで愛されるピクルス、そもそもピクルスとは?

 

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ピクルスは、食材を塩や液漬け、もしくは発酵させた保存食の一種です。日本では洋風の漬け物を意味しますが、英語圏では日本の漬け物もピクルスの仲間、Japanese picklesと呼ばれます。ドイツのザワークラウト、韓国のキムチなども例外ではありません。

一方、アメリカでは、主にガーキン(メキシコ原産のキュウリ)を使用したピクルスが定番とされています。アメリカのピクルスは、添え物レベルの存在ではありません。Pickle Packers Internationalによると、アメリカ人は年間25億ポンド以上のピクルスを消費しています。なんと、およそ200億本以上のピクルスがアメリカ人の胃袋へ消えるのです。アメリカ人を魅了するピクルスには、食感やクセになる味わいだけでなく、腸内環境を整えてくれる効果もあります。

自家製ピクルスに挑戦、お漬け物より簡単・短時間で完成へ

 

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アメリカのスーパーマーケットには、瓶詰めのピクルスがずらりと並んでいます。もし、運命のピクルスに出会っていないのであれば、自分の手で誕生させるべきかもしれません。ピクルスは、自宅でも簡単につくることができます。

アウトORヒット?驚きの変化球ピクルス

 

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アメリカ人のピクルス愛は、日本人から見るとネタとしか思えないラインナップの宝庫です。まずは初級編、フライドピクルスをどうぞ!アメリカ人のお約束、好きな食べ物はとりあえず揚げてみるの巻です。ちょっと驚きですが、ビール好きにはもってこいの止められない止らない味を楽しめます。

続いて中級編、夏はピクルス味のアイスで体を冷やしましょう。ピクルス味のポプシクル(アイスキャンディー)もあり、ピクルスの残り汁で自家製アイスを作る人もいます。ちょっと拒否してしまいそうですが、意外と理にかなったアイスです。運動の後には食べれば、クールダウンと塩分補給が同時に叶います。

最後に上級編、アメリカの妊婦さんが欲すると噂のピーナッツ・バター&ピクルス、もしくはアイスクリーム&ピクルス!なんということでしょう、アメリカ人お得意の好物コンボ第2弾です。パンに挟んで、もしくはデザートとしてお召し上がりください。

アメリカでは、当たり前のようにピクルスが食卓に並びます。日本の漬け物に似ているようで、まったく違う次元の食べ物です。ピクルスは、アメリカ人の精神安定剤かのように、人生のいたるところで登場します。「あなたがお腹にいる頃は、毎日ピクスルばかり食べていたのよ」なんていう思い出話がきけるのは、アメリカならでは!まずは、プレーンなピクルスから、甘酸っぱくてボリボリした感覚をお試しください。

 

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