今シカゴで話題沸騰のピザポットパイが食べられる名店はココだ!

ピザポットパイとは?
ピザなのにパイ?名前だけではどのようなピザか想像がつきにくいかもしれません。ピザポットパイとは、 ピザソース、チーズ、トッピングを深めのお皿入れ、ふたをするようにお皿をピザ生地で覆いオーブンで焼いた料理のことです。オーブンで焼き終わったら、ピザをひっくり返しお皿を外します。お皿の中に入っているチーズとソースを混ぜ、覆われているピザ生地と一緒に食べます。一般的なピザとは違う形をしており、見た目は大きなマッシュルームのようになっています。
ピザポットパイのお店といえばここ!
シカゴにピザポットパイで有名なお店「Chicago Pizza & Oven Grinder(シカゴ・ピザ&オーブン・グラインダー)」があります。ほとんどのお客さんがピザポットパイを食べる目的でここに来るので、必ず1テーブルに1つはピザポットパイの注文があり、中には家族で来て1人1つずつ頼んでいるテーブルもあります。中身がパイ生地で覆われてオーブンで焼かれますが、お皿の中のホームメイドソースとたっぷりのチーズが凝縮され、深みのある絶妙な美味しさになります。ウェイトレスが焼きたてのピザポットパイをお客さんの前でひっくり返し、お皿を外してくれるパフォーマンスも見所の一つです!
Chicago Pizza & Oven Grinderの雰囲気
レンガ造り3階建ての半2階にエントランスがあり、お店を知らなかったら通り過ぎてしまうような、隠れ家的雰囲気がとてもお洒落です。店内はバーエリアと食事エリアがあり、バーはカウンター席、食事エリアはテーブルとブース席で構成されています。家具がパインツリーで統一され、照明が薄暗いため、お洒落な雰囲気になっています。ただ、必ずと言っていいほど待ちます。予約を受け付けていないため、必ずお店に行ってその場で待たないといけません。時間帯にもよりますが、週末のディナーで行きたい場合は2時間程待つ可能性もあるので、待ち時間をスケジュールに入れておくことをオススメします。また、このお店がある場所は実はとても歴史ある場所なのです。お店の向かいは1929年に有名なギャングスター「アル・カポネ」が抗争中のギャングを含む7人を銃で撃ち殺した「聖バレンタインデーの虐殺(St. Valentine’s Day Massacre)」と呼ばれる事件の現場なのです。 待ち時間にシカゴの歴史を感じてみるのも楽しみの一つになるかもしれませんね。
Chicago Pizza & Oven Grinderの名物ウェイター
お店に着くと入口の前に人がたくさん待っています。自分達の順番をお店に伝えないといけません。お店に入る際、一般的には自分の名前をリストに書いて待ちます。しかしこのお店では、年配のベテランウェイターに人数と名前を言うだけなのです。そのウェイターはメモを取ることなく、すべてのお客さんの人数と顔を記憶し、待っている人の順番を把握しているのです!本当に覚えているか不安になるかもしれませんが、きちんと把握しています。信じて待ちましょう。この名物ウェイターに会うのも一つの楽しみになります。
Chicago Pizza & Oven Grinderオススメのサイドメニュー
ピザポットパイ以外でも、ここのサイドメニューはとても美味しいです。是非試してみてください。
- Mediterranean bread(地中海パン):チーズ、ガーリック、ハーブなどが乗った薄いパン。ワインと合います。
- Italian Festa(イタリアン・フェスタ):ミートボール、サラミ、ペパロニ、マッシュルーム、アーティチョーク、アンチョビと各種野菜が入ったボリュームのあるサラダ。これ以外のサラダメニューも非常にボリューム満点です。