アメリカでドイツ気分!?世界最大のクリスマス・マーケットがある町、ミシガン州フランケンムースでホリデーシーズンを盛り上げよう!

ミシガンの家の様子

アメリカには、「○○タウン」や「リトル○○」と呼ばれる移民のルーツを色濃く残す地域があります。アメリカにいながら様々な文化に触れることができる、魅力あふれる場所です。各都市が最も賑わう時期を把握できれば、より充実した滞在時間を過ごせることでしょう。今回は、クリスマスに本領発揮するアメリカの中のドイツ!通年営業のクリスマス・マーケットが自慢のフランケンムースについて紹介します。

 

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アメリカなのにドイツ?ドイツ文化が息づくフランケンムース

 
 
 
 
 
 
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フランケンムースは、アメリカの五大湖に含まれる水源豊かなミシガン州にあります。この地域はヨーロッパをルーツに持つ人が多く、特にドイツ系アメリカ人の割合が高めです。そのようなミシガン州にある街の中でも、フランケンムースは群を抜いてドイツの雰囲気が楽しめます。

フランケンムースの歴史は、ドイツのバイエルン地方からやってきた宣教師たちにより始まりました。日本人とドイツ人は気質が似ているといわれているので、フランケンムースの人々の交流に親近感を覚えることもあるかもしれません。 ただし、町並はやはりヨーロッパを彷彿するドイツらしい佇まい、歓迎を意味する「Willkommen(英:Welcome)」など、ドイツ語の看板なども発見できます。フランケンムースは、昔から続く「バイエルンのおもてなし」で訪れる人を温かく迎え入れています。

おいしいドイツ料理を堪能、ドイツにはないフランケンムース特製のごちそうとは?

 
 
 
 
 
 
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ソーセージにシュニッツェル、ドイツにはたくさんのご馳走があります。フランケンムースも例外ではなく、本場のドイツ料理をお腹いっぱい楽しめることでしょう。ただし、本国ドイツと違い、フランケンムースの一押しは「チキン」!そう、豚でもなければ牛でもない、鶏さんなのです。 1888年創業のBavarian Inn Restaurant(ババリア・イン・レストラン)では、ファミリースタイル(注文した料理を各テーブルでシェアするタイプ)のチキン・ディナーを楽しむことができます。さらに、同じくらい老舗で有名なZehnder’s(ゼンダーズ)もあるので、時間と胃袋に余裕があれば「はしご酒」ならぬ「はしごチキン」に興じてみましょう。

いつでもメリー・クリスマス!ブロナーズ・クリスマス・ワンダーランド

 
 
 
 
 
 
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アメリカの各都市には、クリスマス・マーケットと呼ばれるクリスマス関連のアイテムを販売するお店があります。もちろん、フランケンムースも例外ではなく、アメリカきってのクリスマス・マーケットがある街として有名です。しかも、その規模は本場ドイツのクリスマス・マーケットに引けをとりません。むしろ、フランケンムースのBronner’s CHRISTmas Wonderland(ブロナーズ・クリスマス・ワンダーランド)は、通年で営業する世界最大規模のクリスマス・マーケットと称されています。

驚くほどの品揃えに加え、そのほとんどが10ドル以下で販売されているというお得感も魅力です。1日分の電気代が平均1250ドル(約14万円)といわれる店内外のクリスマスデコレーションも見所のひとつ、もうひとつの夢の国はここにあります!

幅広い世代の女性たちを虜に!フランケンムース・リバー・プレイス・ショップ

 
 
 
 
 
 
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フランケンムースの良いところは、家族連れだけでなく友達同士でも和気あいあいと過ごせるという点です。特にフランケンムース近郊のアウトレットがおすすめ!乙女が好みそうな甘いものからオシャレな雑貨、嬉しい悲鳴が聞えそうなショッピングのひとときを提供しています。

買い物もいいけれど、遊び心を忘れたくない大人女子のみなさんはアウトレット内のアトラクション、巨大な鏡の迷路に挑戦してみましょう。また、やっぱり癒やされたいとお疲れモードなら、グループなどの施術も可能なSerendipity Day Spa(セレンディピティ・デイ・スパ)をお試しください。

フランケンムースでよく見かけるババリアは、ドイツ語のバイエルンを英語表記にしたものです。いうまでもなく、フランケンムースは日本にあるオランダ村やスペイン村といったテーマパークではありません。ドイツ系移民の伝統を今に伝えながら、上手に観光資源として有効活用しています。特にホリデーシーズンは大賑わいのフランケンムース、この時期避けられない駐車場争奪戦に加わる覚悟をきめましょう。

 

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