アメリカで救急車はどうやって呼ぶの?有料って本当?

アメリカで自分が大怪我をしてしまったり、大切な友人や家族が意識が無くなるような事態があったら…

そんなことは起きて欲しくないですが、万が一の時焦らずに行動できるようにしておきたいですよね。

特に小さなお子様がいらっしゃるお母様は、覚えておくと便利で安心かと思います。

今回は極めて緊急事態の時に呼ぶ「救急車」に関してまとめていきます。

何番に電話すればいいの?

スクリーンショット 2017-02-03 11.47.36

「911」です。

アメリカでは、車の事故、警察沙汰、火事、家庭内暴力なども「911」にかけることになっているので、救急車(ambulance)をお願いしたい時はまず「I need an ambulance」と伝えます。

電話では何を聞かれ何を答えるの?

スクリーンショット 2017-02-03 11.56.30

・名前、今いる住所、電話番号
・患者の年齢、持病の有無、病状の説明
・保険情報、主治医の連絡先

もし気が動転していて英語が聴けなかったり話せなかったりする場合は、通訳(interpreter)を頼むこともできます。

普段からできる準備

スクリーンショット 2017-02-03 12.00.36

自分の入っている保険は、何がカバーされているかチェックしておきましょう。(ご主人が恐らく会社で入られているかと思います)

主治医がいる場合はその連絡先をメモしておきましょう。

救急車で緊急搬送される際は、契約している保険の種類を救急隊員が確認しその保険が適応される病院を優先的に搬送先にしてくれます。

支払い

スクリーンショット 2017-02-03 12.09.42

その場で支払う、ということはほぼありません。

お持ちの保険情報をもとに、カバーされるもの以外の金額が後日メールやレターで請求書がきます。

救急車に本当に乗る必要がある?

スクリーンショット 2017-02-03 11.49.53

救急車を呼ぶと、州や地域によりますが200ドル〜500ドルもかかります。

さらにその場での応急処置や搬送中の手当てなどすると、その分どんどん加算されます。

なので、もし自分で運転できたり、近くの知人に送ってもらうことが出来たら救急車に乗らずに緊急病院(ER)へ行くことをオススメします。

ただ緊急事態は気が動転していると思いますし、病状が一刻も争う状況だったら尚更、請求書の心配は振り払って救急車に乗りましょう。

アメリカと日本の医療保険の違い

スクリーンショット 2017-02-03 11.51.50

なぜアメリカで救急車を呼ぶと高くなってしまうのでしょうか?

アメリカでの医療は、日本の医療と違います。

治療の仕方、薬の使い方、病院の選び方などはもちろん、「医療保険」の在り方が全く違うのです。

日本では1961年に全国で国民健康保険事業がスタートし、誰でもどこでもいつでも保険医療が受けられる実は世界的に見てもかなり守られた国なのですね。

アメリカでは日本のように「国民皆保険制度」ではなく、「民間保険」が中心です。

「オバマケア」が2014年にスタートしましたが、トランプが大統領になったことで今後「民間保険」が色濃くなっていくかもしれません。

そもそも日本より医療費自体が高い、その上公的保険はほぼ無いので、救急車の負担額も自ずと高くなってしまうのです。

「救急車を呼ぶ=有料」という認識

スクリーンショット 2017-02-03 11.53.04

日本では無料で救急車を呼べますね。

しかし実は救急車を呼ぶだけで実は稼働費が何万円もかかっているのをご存知でしょうか?

そのお金を公的に負担してくれるのが日本、個人で負担するのがアメリカなのです。

個人負担が大きい分救急車を呼ぶハードルは高くなりますが、日本で年末に軽い泥酔で救急車を利用する人が激増するという浪費はありませんし、本当に救急患者を助けるには救急車が有料の方が良いのかもしれません。